道後温泉 霊の湯 ( 愛媛県 松山市 )

　　入浴速報：道後温泉本館霊の湯（愛媛県 松山市）2017.7.8　映像：「霊の湯」の浴室

　　四国の名湯道後温泉。十年振り入浴。お隣九州では豪雨災害の真っ只中、筆者の大好き
　　な原鶴温泉、天ヶ瀬温泉、九重温泉、杖立温泉、山鹿、満願寺、黒川など渓流沿温泉の
　　無事を祈り神代の名湯に浸かる。今回、奮発し３階の個室休憩で坊ちゃん団子をゲット。

　　感想：梅雨最中の蒸暑い日、心なしか入浴客も少ない。だが！日本の温泉！暑くても
　　　　　入浴。暑い日は浴衣付きのコースがお勧め。湯上りの吹出汗を浴衣が吸い取る。
　　参照：浴衣付きコースで湯上りに頂く｢坊ちゃん団子」  

　　【Data】単純温泉　48℃　pH9.1　源泉：道後温泉第2分湯場(第6･8･9･17‣19・21・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　25・26・28号源泉※混合）

　　参考：本物の名湯ベスト１００－27道後温泉（講談社現代新書：石川理夫著)
　　学術：日本温泉地域文化資産NO.97「道後温泉本館」共同浴場(日本温泉地域学会編)
　　指定：重要文化財（道後温泉本館）、日本の音風景百選（振鷺閣刻太鼓）

（過去の記録：2007.12.20）
　道後温泉の楽しみは様々、1500円で個室(お茶、茶菓(坊ちゃん饅頭)、浴衣で寛ぐのも良
　湯だけでもよい。筆者は大部屋1200円(茶、茶菓子(煎餅)、浴衣)で楽しんだ後、夕刻早朝
　湯だけを楽しんだ。湯殿湯口といい、壁画といい全て一級品。浴室も重要文化財なのだ

　感想：夏目漱石小説「坊ちゃん」で有名だが、温泉研究家にとっても憧れの温泉である。
　　　　神代の時代から今も湧き続ける名湯に、一度は身を委ねたいと誰もが思うだろう。
　　　　筆者は朝一番風呂の刻太鼓と同時に、この稀代の名湯に飛び込んだ。大感激入湯。