お湯の国 日本

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大町桂月歌碑(極楽へ・・・ 蔦温泉)

2006年06月25日 |   ✒歌碑句碑 紀行

八甲田山は南に奥入瀬・十和田湖を擁している。どちらが玄関か奥座敷かは読者が
判すべきであるが、むつ湾から八甲田を抜けるルートだと奥座敷ともいえる。大町
桂月は高知出身の文士であったがこの地、特に「蔦温泉」を愛しこの地で終焉した。

碑文:大町桂月の辞世の歌ともいえる。蔦温泉を愛した桂月らしい短歌である。

   極楽へ  こゆる峠の  ひとやすみ  蔦のいで湯に  身をばきよめて

十和田湖を世間に紹介したことから「湖水の父」とも慕われた。温泉の前に墓がある。


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