お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

青森県地域活性化セミナー(総務省主催)

2007年04月18日 |  ✒.連携・温泉・地域
4月14日、青森県地域活性化セミナーに参加。国際ホテルは人で溢れていた。行政マン、活動化、事業者、会社員・・・様々な人々、しかし良く見ると見慣れた顔、顔・・・。知事、大臣の挨拶は特に問題ない。父親譲りの渡辺大臣の軽妙な話し振りには好感を抱く。しかし、パネルディスカッションはいただけない。パネラーの話で一杯一杯だった。話をすれば何時間でも話せる方々を揃えたのだから、テーマを定め意見を頂き会場も交え意見交換するべきだった。ともかく一時間半はあっという間に終わり焦点の無いものとなった。個別相談会も又奇妙だ。会場では相談者を待っているのだが、外ではどうすれば良いのか分からない人たちがウロウロしていた。このくらいの相談会ならいつでも、どこでも出来る筈。

国は今回235名の地域活性化伝道師を認定した? 一帯、誰がどんな方法で認定したのか?顔ぶれを見ると観光・活性化のカリスマとして充分知名度のある方々ばかり、地域の色んな問題にボランティアで取り組んでいる方々を忘れてはいまいか。これも活動の差別化なのか。選ばれた人へ拍手を惜しまないが、なにか寂しいものが残る。この事で地域活性化活動が形骸化、画一化、権威化されない様に祈る。活性化の主役はあくまでも地域の人、普通の人、皆さんなのだ。国の地域への意気込みには同感、しかし今後の進め方は更に工夫が必要と感ず。

映像:軽妙な語りで講演する『地域活性化担当大臣 渡辺善美』
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