情報
作者: Meg Cabot
ジャンル:恋愛、青春
種類:ペーパーバック、ヤングアダルト
YL:7.0
ページ数:398ページ
語数:71588語
ISBN:9780061479892
おすすめ度:
ストーリー
15歳のSamantha(Sam) にはチアリーダーをやっている学校でも一番人気の超ムカつく姉Lucyと大学レベルの特別教育を受けている天才の妹Rebeccaがいた。
Samはというと・・・絵が得意だ。芸術をこよなく愛している。Lucyが自分と趣味のあう芸術家志望のJackと付き合っているのもかなり気に入らない。
しかし、一番ムカつくのは学校で有名人の似顔絵を描いているのをLucyが両親にばらしたことだ。それをクラスメイトに売っているということも明るみになってしまった。
それならということで、行きたくもない絵画教室に週二回も通わされることに。そこで出会ったイケてる感じの男の子David。でもSamが好きなのはあくまでJackだ
そんなある日、乗り気じゃない絵画教室をさぼっていると偶然、買い物をする大統領に銃を向けている男を目撃。次の瞬間、思わずその男に飛びかかっていた。
感想
はじめ、全くと言っていいほど歯が立たず、どうしても読みたかったので、思わずシマウマ読み。それも章ごとに日→英、英→日と変えながら。かなり時間がかかってしまいました
固有名詞がガンガン出てきて読みにくいです。特にたとえ話に固有名詞をいくつも使われるとまーわかりにくい。飛ばし読み&飛ばし読み。
個性的な文体は個性的なSamanthaによるのかな。明らかに普通の女の子ではない感じですが。自分の手持ちの服をある日、全部真っ黒に染めてしまうような女の子です。理由は、ドラマの続きがどうなるかということしか頭にない同世代に対する嘆きと、流行のファッションに対する反発。
・・・わからなくもありませんが・・・
反骨精神むき出しの感じの女の子だけど、やっぱりどことなくロマンティックで夢見る15歳の女の子って感じです。芸術を愛し、姉の彼氏を愛するSamですが、Davidの出現でどうなりますことやら・・・
心に残る表現(366ページ)
Sometimes what you want is right in front
of you.All you have to do is open your eyes
and see it.