2009年のデータ
今年1年間で・・・
読んだのは、のべ300タイトルくらい(中途半端、オンラインなど含む)。
本の冊数では、のべ245冊くらい?
語数は、236万語ほど。
途中で投げた本、多分2冊。
去年はがむしゃらにやっていた感じですが、今年は少し余裕ができたかな?自分のブログの使い方もようやくわかってきたし(←今さら・・・2年も経ちますが?)何よりたくさんの方々に訪問していただき、たくさんのコメントをいただいたことは本当にありがたいことです。
下半期はヒツジ読みにも参加し、他のタドキストさんとの情報交換や感想などを聞けたことはとても有意義でした。英語で日記を書き始めたり(12月はちょっとサボっちゃった~)もしました。
そして去年に引き続いて年間200万語以上を読むことができて、1000万語も夢じゃないかも~、とチラッと思えるまでになりました。でも、いつも思うのは、あくまで語数は目安。私自身それほど英語力があるわけではなく、語数をたくさんよん読んだからそれで良しとするのではなく、物事の本質を大切にしていきたいなーと思います。ま、でも読み続けていれば、着実にレベルアップしていくことは信じています。というか実感しています。
そんなこんなで、来年もよろしくお願いします。よいお年を。
☆*:*:*☆2009年その他好きな本☆*:*:*☆
今年のまとめ、心残りがあるとまずいので、どこにも入らなかった、その他好きな本をまとめておきます。これで最後。
1 Deltora Questシリーズ(Emily Rodda)
最初のシリーズは#8まであります。#1~#8まで気合を入れて一気に読むべし。
2 How to Find Flower Fairy~Discover an Enchanted Fairy World
今年はあまりポップアップ絵本は購入しませんでしたが、これも今年読んだものでした。美しい!!
3 Is He a Girl?<Marvin Redpostシリーズ#3>(Louis Sachar)
このシリーズどれも面白いですが、#3は思わず笑ってしまいます。
4 Magic Faraway Tree(Enid Blyton)
三話合本。ひたすら不思議な木の上と地上を行ったり来たり。木の上の不思議世界はややシュールでもあります。
5 The Ink Drinker(Eric Sanvoisin )
まだ#1しか読んでないですが、不思議な魅力。本のインクをストローでチューっと飲んじゃうの。
6 Another Story of...the Little Mouse Trapped in a Book(Monique Felix)
これは番外編かな。文字なし絵本です。でもすご~く好き。
Harry Potter and the Chamber of Secrets (US) (Paper) (2) Scholastic Paperbacks このアイテムの詳細を見る |
昨日一気に読み進めて読了。読むたび、もっと精進しなくちゃなーと思います。
結構重要な情報が盛りだくさんなハリポタ2です。ハリーの気がかりだったあのことも最後ですっきりした感じです。ダンブルドア校長がハリーに言った言葉がすごくいいんですよね。さすがです。
ずいぶん語数を稼いだので、まだ先だな、来年かも、と思っていた600万語も目前に迫ってました。今年もいい感じで締めくくれるかなー。
☆*:*2009年トホホな境遇でもへこたれない人達の本*:*☆
今年のまとめ第7弾。ここら辺は中身が濃いかなと思います。順番付けるの難しいな~と思って、独断と偏見でトホホ順にしてみました。だいたいが児童書か子供が主人公ですが、親や保護者がトホホな場合が子供にとっては一番トホホですね。
1 Angela's Ashes(Frank McCourt)
Scholastic Readers Level 3 自分の体験をもとにして書かれた小説の簡約版。事実をもとにしているだけにかなり厳しい。
映画を観る際、まに参考にさせていただいている「シネマで UK & Irelandを感じよう」(トップページは「Cheeky's Garden★英国党宣言」)の■紹介作品一覧→あ→『アンジェラの灰』には当時のアイルランドの興味深い社会状況やこの作品の映画に関する情報が載っています。[カトリック信仰と子沢山]の項目では、なるほどそうだったのか~と思いました。子だくさんはいいことだけど、素朴な疑問だったので・・・。信仰に関係していたとは。ためになったねぇ~。
2 Illustrated Mum(Jacqueline Wilson)
精神的な問題を抱える母親を持つ10歳のDolphin。そんな問題行動が多い母親をかばう姿が切ないです。
3 A Little Princess( Frances Hodgson Burnett)
「小公女」裕福なお嬢様から使用人に転落。
4 Jane Eyre(Charlotte Bronte)
不幸な子供時代、不審な出来事、恋愛体験など盛りだくさんな感じ。
5 Holes(Louis Sachar)
無実の罪で捕まり、更生施設へ送られてしまう少年Stanley。そこで待っていたのは過酷な肉体労働だった。
6 Matilda(Roald Dahl)
Matildaの両親はひどいけど、Matilda自身両親と距離を置いて、本を読むことを楽しんだり、仕返しをしてみたりと、そのあたりは結構楽しんでる?
7 Why Pick on Me?(Louis Sachar)
鼻をほじったことでいじめられてしまうMarvin。子供たちにとっては一番身近でありそうな設定。うまいこと解決しています。
☆*:*:*☆2009年魔法使い&魔女が登場する本☆*:*:*☆
今年のまとめ第6弾です。ファンタジーは外せないと思ったんですけど、あまり新しいのを読んでなかったので、魔法使いや魔女が出てくる本に絞ってみました。一言で魔女って言ってもいろいろなタイプがいますね。
1 Harry Potter and the Sorcerer's Stone (J.K.Rowling)
魔法使いの世界ってこういうふうなんだ~ということを知らしめてくれた本。実際に存在するかのようなリアリティーと奥深さ。来年は#4、#5ともう少し読み進めることができればいいなと思います。
2 The Wiches(Roald Dahl)
魔女にもいい魔女と怖い魔女がいますが、これは怖い魔女の話。少年が目撃体験したことは・・・。
3 Worst Witchシリーズ(Jill Murphy)
これはドジな魔女の話。Harry Potterのように魔女学校に通う女の子の話です。向こうみずで、失敗ばかり・・・。
4 Strega Nonaシリーズ(Tomie dePapla)
人助けがお仕事の魔女。こんなおばあちゃん、魔法使いにだったらなりたいな~と思わせてくれるほのぼの系。イラストも素敵です。
5 Dog on a Broomstick(Jan Page)
魔女の相棒というとネコというイメージ。この話では魔女の求猫募集に犬がやってきた・・・。
☆*:*:*☆2009年名作あるいはなごむ~絵本☆*:*:*☆
今年のまとめ第5弾です。今年は図書館で本を借りてみました。今までは買う派だったのですが、こういうご時世、節約しなくっちゃ、ということでちょっと遠くの図書館に通いました。洋書絵本、結構置いてあるので、娘のためにいろいろと物色。子供が好む本と私が好きな本はちょっと違うんですけどね。長めの本を読んでいる時の息抜きなどにもちょうどよかったです。
1 Brambly Hedgeシリーズ(Jill Barklem)
イラストが何とも言えず好きです。ネズミたちの生活を描いています。季節を楽しむネズミくんたちが素敵です。
2 A Dark Dark Tale(Ruth Brown)
美しい絵が逆に不気味な雰囲気。どこへ行くの?何があるの?とドキドキしながら読めます。
3 The Little House(The Little House)
美しい田舎に建っている小さなおうち。季節の移り変わりをやさしく見守ります。しかし、ある日突然の変化が・・・。
4 Over the Steamy Swamp(Paul Geraghty)
色鮮やかなイラストが目を引きます。 おなかをすかせた蚊の運命は・・・。
5 Blackboard Bear(Martha Alexander)
シリーズのようなのですが、どれが1巻目なのかは不明。この絵本を読むと何の断りもなく、当然のごとくBlackboard Bearが出現。そんなところも好き。仲間に入れてもらえなかった男の子の仕返しがかわいらしい。
6 An Extraordinary Egg(Leo Lionni)
コミカルでほのぼの。カエルくんたちと子ワニの交流。Leo Lionniの作品、もっと読もうと思ったのですが、ほとんど読めませんでした。来年、また図書館を探してみよう。
7 The Velveteen Rabbit(Margery Williams)
名作絵本です。イラストもウサギやぬいぐるみのふわふわ感がでていてすごく素敵です。いい話なんだけど、切ない。
8 Raggedy Ann and Andy and the Camel with the wrinkled Knees<Classic Collectible Pop-Up>(Johnny Cruelle)
Cruelle ポップアップ絵本です。かわいらしい冒険物語です。こういうの大好きなんですが、残念ながら今年はほとんと購入しませんでした。
9 Sebastian Explore(Vanessa Julian-Ottie)
子猫のSebastianがお庭の外に飛び出します。さまざまな動物に出会います。
☆*:*:*☆2009年悩めるティーンが主人公の本☆*:*:*☆
児童書よりはややレベルアップ?といってもGRもありますが。やっぱり、恋や友情の悩みが多いの。
1 Vicky Angel(Jacqueline Wilson)
親友が目の前で死んでしまうという衝撃。幽霊になって現れますが・・・。主人公の心理描写がリアルでかなり感情移入してしまいます。
2 All-American Girl(Meg Cabot)
難しいというより、ティーン独特の言葉が難しいのかも。ついて行くのが大変だけど、面白いよ。
3 The Princess Diaries1~4(Meg Cabot)
Macmillan Readers Level 3&4 上記のAll-American Girlを読んで原作を断念してしまいましたが、The Princess Diariesも面白いです。原作に勝るものはないということでこちらを下にしてしまいました。
4 The OC1~3(Josh Schwartz)
Scholastic ELT Readers 2&3 人気テレビドラマを簡約版にしたもの。恋や家庭問題など裕福な高校生でも悩みは尽きない様子。
5 The Beginning of everything else<Dawson's Creek>( Kevin Williamson)
Macmillan Readers これもドラマの簡約版。まだ#1しか読んでません。#2は持っているのですがまだ未読。続きが気になります。
6 Nova Rocks!<Star Sisterz #1>(Tea Emesse)
ママに遠慮して、やりたいことをやりたいと言えない女の子の話。恋愛話も少しあり。
Harry Potter and the Chamber of Secrets (US) (Paper) (2) Scholastic Paperbacks このアイテムの詳細を見る |
Chapter12まで読みました。
映画と違うところや映画にないところを意識してみました。
Nearly Headless Nickがthe Deathday PartyなるものにHarryたちを招待してました。命日のパーティー?Moaning Myrtleはここで登場してました。食べのもが悲惨でHarryたち、早々に退散してましたけど。
あと、Hermioneがthe Chamber of Secretsの質問をしたのは幽霊先生のProfessor Binnsなんですね。Hogwarts創立者4人に関する話もProfessor Binnsがしてました。
相変わらず、Quidditchのシーンは苦手です。映画のイメージが頭になかったらちょっとつらいかも。
2009年のまとめ、第3弾です。今年は飛びぬけて面白いというというのはなかったかな~。
1 Dolphin Music(Antoinette Moses)
Cambridge English Readers 5 サスペンスというより近未来を舞台にしたSFなんですけど、スリリングな展開になってます。
2 The Client (John Grisham)
Penguin Readers 4 サスペンス。見てはいけないものを見てしまった少年の災難。
3 Don’t Stop Now(Philip Prowse)
Cambridge English Readers 1 謎めいていてます。短いけどうまくまとまっていて読みやすいです。
4 Hotel Casanova(Sue Leather)
Cambridge English Readers 1 自分の夢をかなえてくれる女性が現れます。果たして・・・。前半は恋愛、後半はスリリング。
5 Encyclopedia Brown, Boy Detective(Donald J. Sobol)
短編ミステリー。なぞ解きが好きな方にはうってつけ。解決編は巻末にあります。
6 The Mystery of Dead Man''s Curve(Laura E.Williams)
双子が活躍するミステリー。宿泊客全員が容疑者。手掛かりを抜き出してなぞ解きを楽しむことができます。
7 Blood Diamond(Richard MacAndrew)
Cambridge English Readers 1 サスペンス。美しいダイヤモンドの陰に犯罪が・・・。
☆.:*:*:*:*☆2009年やさしい英語で名作古典☆.:*:*:*:*☆
2009年のまとめ、第2弾です。今年は古典も読みたいと思っていたのですが、思ったほど読めませんでした。昔見たアニメを思い出させるものも結構多いです。GRやLRなのでささっと読めます。読んでると長く読み継がれている理由がわかるような気がします。
1 Jane Eyre(Charlotte Bronte)
Oxford Bookworms Library 6 で読みました。波乱万丈で面白かったです。後半はドラマティック。全然難しくないです。
2 Anne of Green Gables(L.M.Montgomery)
All Aboard Reading 3 で読みました。かなり短めですが、原作の雰囲気は残っているのかな、と思いました。本当は原作で読みたいんですけど・・・。
3 The Adventures of Tom Sawyer (Mark Twain)
Oxford Bookworms Library 1で読みました。元気な話で好きです。Anne of Green Gablesは女子向けならこれは冒険好きな男子向けかな。原作は児童書?でも難しいかな?
4 A Little Princess( Frances Hodgson Burnett)
Oxford Bookworms Library 1で読みました。あまり食べ物を食べさせてもらえないあたりは、かなりかわいそう。アニメもかなり好きでしたね。
5 Huckleberry Finn(Mark Twain)
Oxford Bookworms Library 2で読みました。Tom Sawyer の続編です。Huckのたくましさにびっくりします。Huckの父親があんなワルだったなんて初めて知りました。
6 A Christmas Carol(Charles Dickens)
Macmillan Readers 3で読みました。クリスマスの亡霊だか精霊に連れていかれて、自分がどんな人間か思い知らされます。クリスマスの浮かれ気分が吹っ飛びます(笑)
7 Great Expectations(Charles Dickens)
Oxford Bookworms Library 5 こちらも波瀾万丈系。もう少し読みやすかったらもっと楽しめたかなぁ。ストーリーはすごく巧み。
☆.:*:*:*:*☆2009年大人向けペーパーバック☆.:*:*:*:*☆
もう早いもので今年もあと十日程しか残っておりません。年賀状も書いてないです忙しくなっちゃうとまずいので、今日から今年のまとめに入ります。
今年は大人向けのパーパーバックを読んだ、というのが一番の特徴でした。7冊だけですが、今年の後半の目標でもあったので、まずまずです。ファンタジーは難しそうなので避けました。ミステリも飛ばしよみで理解不能に陥り、A to Z Mysteryに戻ろうと思っちゃいました(笑)。娯楽色の強いほうがやはり読みやすいのかな。来年もさらにチャレンジしたいなと思います。以下7冊全部です。
1 Lady Sophia's Lover (Lisa Kleypas)
面白い、そしてちょっとエロい。Lisa Kleypasはこういうヒストリカルロマンスを書く人みたいですね。他の作品ももチェックしなくちゃ。
2 Can You Keep a Secret?(Sophie Kinsella)
シンデレラストーリーです。日常生活からかけ離れてないので読みやすいです。Sophie Kinsellaの作品は笑えるし、難しさに頭を抱えることはないので、気晴らしにはもってこいです。
3 A Walk to Remember(Nicholas Sparks)
こちらはシリアス。高校生の純愛ストーリー。涙、涙。初め読んだときはChapter1で投げてしまいましたが、そのあたりは我慢して波に乗れば大丈夫です。
4 The Sky is Falling(Sidney Sheldon)
別格の読みやすさだなって思います。英語ではこの作品しか読んでませんが、シンプルで無駄のない文章は初心者にうってつけだなと思いました。。
5 The Undomestic Goddess(Sophie Kinsella)
Sophie Kinsella2冊目。仕事でお疲れの方にもいいかも。弁護士なのでCan You Keep a Secret?よりもおバカ度は低めかな。
6 Who Moved My Cheese?(Spencer Johnson)
この中では一番簡単な英文で書かれています。物語じゃないので面白いという感覚ではないんですが、一歩踏み出せないでいる人には、背中を押してくれる本になるのではないでしょうか?
7 Chocolate Chip Cookie Murder (Joanne Fluke)
やや難しい印象でした。コージーミステリなので、あまりスリリングじゃないの。コージーじゃないほうが好みなのかも。でも読んでみたいという気持ちはあるんですよね~。懲りずにいずれ再チャレンジ!
A Christmas Carol: Elementary (Macmillan Readers) Macmillan Education このアイテムの詳細を見る |
情報
作者:Charles dickens
ジャンル:ヒューマン
種類:ペーパーバック、GR
YL:2.8
ページ数:58ページ
語数:10000語
おすすめ度:
ストーリー
お金第一主義のEbenezer Scrooge。人には興味がなく、とにかくケチ。仕事を手伝っている6人の子持ちBob Cratchetにもわずかな給料しか渡していない。
世の中はクリスマス。Scroogeに会いにやってきた甥にはクリスマスなどくだらない、ばかげていると追い返し、貧しい人々のために援助してくれないかとやってきた紳士にも冷たくあしらい、追い払う始末。
しかし、その夜、Scroogeの前に現れたのは7年前に亡くなった同僚のJacob Marleyの幽霊だった。生前Scrooge同様、人助けなどすることのなかったMarleyは死んで幽霊になってからというもの長いチェーンを体につけて世の中をさまよい、苦しんでいたのだ。Scroogeも同じ運命だと・・・。そんなMarleyは、3人の亡霊が一人づつScroogeに会いに来るだろうと言い残して去って行った。
そして深夜、Marleyの言うとおり、3人の亡霊がScroogeを過去、現在、未来へと連れていく。
感想
クリスマス近し、ということでクリスマスキャロルを。
Scroogeは自分の過去や未来を見て何を感じたのでしょうか?そして自分だったら・・・?
Scroogeはお金に夢中になるあまり、周囲の様子はおろか、自分の過去を振り返ったり、未来を案じたりすることなかったのでしょう。目をそむけて、お金に逃げていたのかもしれません。どんなにお金を持っていようと、死ぬときにお金を持っていくことはできないのにねぇ。一番大切なことは何か、ということを教えてくれます。子供にとっても為になるお話でしょう。
話の前に、Dickensに生い立ちや19世紀のEnglandの生活について簡単に説明があり、この話が書かれた時代背景がわかるようになっています。Dickens結構な苦労人なんですね。
先月から同名のディズニー映画が公開されています。見てはいませんが、過去にもずいぶん映像化されてきた作品のようです。原作は28000語くらいでそんなに長くはないみたいですが、古典はちょっと、という方はGRもかなりあります。私はMacmillanで読みましたが、そのほか、PGR2,OBW3,PYR4,BCT4,EGR2(略号ですみません)にあります。
とかく敷居が高いような気がしてしまうDickensの作品。GRでならなんとか攻められそう。以前に読んだのは「Great Expectations(OBW)」('09/4/21)のみ。他にも有名な「Oliver Twist」(←読んだよ)「Tale of Two Cities」などはぜひ読んでみたいなと思います。
Papa, Please Get the Moon for Me Simon & Schuster Children's Publishing このアイテムの詳細を見る |
情報
作者:Eric Carle
ジャンル:ほのぼの
種類:ペーパーバック、絵本
YL:0.7
ページ数:28ページ
語数:235語
おすすめ度:
ストーリー
手が届きそうなくらい近くに見えるお月さま。でも手が届かない。お月さまと遊びたいと思った女の子Monicaはパパにお月さまをとって、とお願いする。そう頼まれたパパがとった行動は・・・。
感想
Eric Carlの作品は日本でもおなじみのものがいくつもありますが、そのひとつが『パパ、お月さまとって!』でしょう。
どうしてもお月さまと遊びたいMonica。お月さまも協力的で、不思議で意外な展開なんですねー。少し仕掛けがあって、折ってあるところを広げると、長ーい階段や迫力のある大きなお月さまが現れます。パパの一生懸命さが伝わってきます。
Harry Potter and the Chamber of Secrets (US) (Paper) (2) Scholastic Paperbacks このアイテムの詳細を見る |
毎回、個性的な先生が登場しますが、今回登場するGilderoy Lockhartは一番軽くて、間抜けな先生だな、と思いました。あれ、この先生に何か重要な役割あったっけ?とすぐに思い出せない。面白いんだけど。Hermioneが結構肩入れしているのが意外です。
The Illustrated Mum Yearling このアイテムの詳細を見る |
情報
作者:Jacqueline Wilson
ジャンル:ヒューマン
種類:ペーパーバック、児童書
YL:5.8
ページ数:282ページ
語数:61863語
おすすめ度:
ストーリー
10歳のDolphinは母親Marigoldと異父姉のStarと暮らしている。Marigoldは体中タトゥーだらけ。Starの父親Mickyのことが忘れられず、精神的にも問題を抱えていた。でもDolphinはそんな母親のことが大好き。逆に姉のStarは普通とは違う母親の面倒をみるのに最近ではうんざりしていた。
ある日、コンサートへと出かけて行ったMarigoldは偶然会場でMickyと再会する。テンションの上がるMarigold、しかしMickyの関心は娘のStarに。さらに、Mickyは子供たち2人を引き取って面倒をみたいというのだ。
拒むDolphinとMickyのことしか頭にないMarigold。Starは密かに父親の元へ。それを知ったMarigoldはいよいよおかしくなっていく。Dolphinもそんな母親の面倒を一生懸命見ようとするが・・・。
感想
無責任な行動を繰り返すMarigoldにはじめはかなりイライラしました。あまりいい家庭環境で育たなかったといこともあるだろうし、精神的な病気を抱えているというのもあるだろうけど、子供みたいで・・・。子どもたちは逆にしっかりしています。Dolphinは特に、終始Marigoldのことを考えて行動して、何かあると母親をかばうのでそれがとても切ないです。大人が読んだら、親としての責任を痛感せざるを得ないでしょう。後半は癒されるシーンが何度かあり、救われます。友情や後半の出会いにも注目です。
文章はやや難しいです。状況描写や心理描写部分はちょっと分かりにくいところもありました。会話になると分かりやすいのでホッとします。
気になる表現(237ページ)
I can't just take you out of the blue.
=if something happens out of the blue, it is very unexpected →a bolt from/out of the blue (『Longman Dictionary of Contemporary English』より)
out of the blueの意味は知っていたけど、なぜblueなんだろう、とちょっと疑問に思っていました。でも同じような意味のa bolt from /out of the blueを見て解決しました。blueって空のこと!a bolt from /out of the blueって晴天の霹靂ってことね!