英語でもよめる ぼちぼちいこか | ||
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偕成社 |
ストーリー
何の仕事に就こうか・・・いろいろと試してみるカバくんですが・・・
感想
最初は英語併記のじゃなくて日本語版で読んだんです。笑ったね。娘もかなりウケてました。
翻訳ものっぽいけど、なぜ関西弁?と読む前は思ったんですけど、読んで納得!関西弁(正確には大阪弁のようです)だからこそ、この面白さが出るのね。とぼけたイラストともマッチしていて違和感なし。
・・・で、原書の英語はどうなってるのか気になって調べたら、「英語でもよめる ぼちぼちいこか」が図書館にあるっていうんで借りてきた次第です。英語だと実にシンプル。最初のほうと最後のほうだけは文章ですが、中盤はひたすら職業名とNoのみ。
英語だとどちらかというとイラストメインで楽しむタイプかも。職業名を覚えるのにもよさそうですね。
ふなのりは、どうやろか。
Can a hippopotamus be a sailor?
どうも こうも あらへん。
No.
とか、
バレリーナは、はなのよう―
A ballet dancer?
はなしにも ならへんわ。
No.
という感じ。日本語版は言葉が掛けてあって、No.の訳しかたが凝っていて笑えます。タイトルの「ぼちぼちいこか」という言葉は最後のページ。英語ではどうなっているかは・・・・・・・
本を見てね!絶妙な日本語訳が光る一冊です。
あれかこれか悩んでいる方、失敗ばかりの方、頑張っちゃっている方におおススメ。ぼちぼちいこか~ということや。
カテゴリー[読んだ本一覧]にはWhat can a Hippopotamus be?で登録します。
Nate the Great and the Musical Note | ||
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Yearling |
ストーリー
ある日、Nateの家にRosamondのメモを持ってPipがやってきた。メモによると、Pipの母親からRosamondに電話があったらしい。電話の内容はピアノのレッスンが終わり、4時になったらPipにあることをするように・・・とのこと。しかし、Rosmondのメモは謎めいていて何を意味しているのかさっぱり分からない。暗号を解かなければならないのだ。4時にになったらPipは一体何をすればよいのか?
感想
RosamondはPipにピアノを教えているようです。またまたおかしな挑戦をしてきました。どうやら音楽に関係した謎を解かなければならないようなのですが・・・あれ?要音楽の知識?ト音記号の意味すら分からない私・・・解決してもなんでそうなるのかさっぱり分からず・・・残念
Cookie's Week | ||
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Puffin |
ストーリー
トイレの水をまき散らしたり、植木鉢の土をまき散らしたり、ゴミ箱のゴミをまき散らしたり・・・。いたずらなネコCookieの一週間。
感想
毎日何かしらまき散らすCookie・・・。あ~あ、こりゃ怒られるわ。でも毎日やらかしてるところを見ると結構許されちゃってるのかもね。There was~everywhere!というところは毎ページ共通。Tomie dePaolaのイラストなのは最初全く気が付きませんでした。
Cookieがゴミ箱のゴミをひっくり返してごみを散らかすページの文章は
On Wednesday...
Cookie upset the trash can.
There was garbage everyehere!
trashとgarbageってどっちもゴミなんだろうけど具体的にどんな違いが?なんだかあやふや、と思って今回も調べてみることにしました。が、ネットの英英辞典ではいまいち違いが分からなくて・・・。でもgoo辞書で調べたら分かりやすい説明を見つけました。
garbageの項目に
[類語]garbageはアメリカ英語で, 不要となった紙くず, 容器類, 食べ物の残りなど広く含む. rubbishはイギリス英語で, それに相当する語. trashはアメリカ英語で, 不要となった紙くず, 容器類など. litterは, 紙くず, 容器類などで, 特に道や公共の場に捨てられているもの. refuseは特に公文書で用いられる語で, 家庭, 店, 工場からの廃棄物. wasteは処理のあとの産業廃棄物
という説明がありました。ゴミ関係の単語結構ありますね。
私が以前から英語子育ての参考にさせていただいている『井原さんちの英語で子育て』(下記参照)という本に「ゴミ箱」についてのちょっとしたコラムがあります。イメージがないためgarbage canとtrash canの違いが分かっていなかったという話です。リアルなイメージの重要性、言葉をイメージと一緒に吸収していってほしい、ということが書かれてあって、ふむふむ確かにそうだな~と思いました。子供にとってだけじゃなく、大人にとってもイメージって大切でしょうね。
と言ってもやっぱり大人なんで上のように辞書で調べて言葉で納得、スッキリさせちゃうんですけどね。
それにしても絵本って言葉をイメージと一緒に吸収できるという点では辞書にも勝る最強ツールだなって思ったのは、私が持っている絵本にちゃんとゴミやゴミ箱に関する言葉やイメージが載っていたからです。あら、びっくり。
I Spy Fly Guy('11/12/17)には外に置くふた付きの大きなバケツgarbage canが、Litter Queen(ORT9)('08/4/24)にはそこらじゅう散らかったlitterが、Corduroys Busy Street('12/3/3)にはゴミを収集する人garbage collector、そして上記絵本のCookie's Weekには部屋に置くtrash canと生ゴミまじりのgarbageのイラストがあります。こうやってイメージと一緒に覚えていくのが正解なんだろうな~。絵本って最高♪
井原さんちの英語で子育て―超使いやすい!表現集の決定版 | |
井原 香織 | |
学習研究社 |
Bear Hunt | ||
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Puffin |
ストーリー
ある日クマが散歩していると、二人のハンターがやってきた。狙われたクマは魔法の鉛筆を取り出すと何やら空中に絵を描きだした。すると描いた絵が本物に!
感想
とても楽しいお話です♪子供も大喜び。クマくんが不思議な鉛筆でハンターを撃退。2度ほど正面向いたときだけちょっとニッコリで、あとは無表情なクマくん。何が起きても動じず、冷静。何とも魅力的。文章も1ページ一文ほど。あと背景にも注目!葉っぱが靴になっていたり、ネクタイをつけていたり、帽子をかぶっていたり、そのほかいろんなものがイラストに隠れていて遊び心いっぱい。背景でも話が盛り上がります。
こちらはコスモピア・オンラインショップでJYBooks出版のを購入しました。CDつき。こちらも耳に残る歌とチャンツがいいですねぇ。すぐに覚えて読めるようになりました。
CDは(Story Song→Story Reading→Echo-Chant→Echo Song→Melody)×2で27分半ほどです。
Nate the Great and the Monster Mess | ||
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Yearling |
ストーリー
何もすることがないある日、母親が書いたメッセージがNateの部屋のドアの下に。モンスタークッキーのレシピをなくしてしまったので、外に探しに出かけるという内容だった。
モンスタークッキーが大好きなNateは自分も探すことにした。まず家の中・・・レシピは山のように積まれていた。
感想
久々にNate the Great。なくなったレシピを探すため丁寧に聞き込み、母親の謎の行動を推理。でもこれでレシピ見つかるのかなぁ~と思ったら、いろいろなヒントが隠されていましたね。よくあるうっかりに見事にたどり着きました!
気になる表現 (17ページ)
We will look in every nook and cranny of this house.
nook(隅)もcranny(隙間)も単独ではあまりお目にかからないけど、nook and crannyは本を読んでると結構出会う。意味は知っていたけど、どこからどこまでがひとまとまりなのか分からなくなってちょっと調べてみました。
→every nook and crannyで覚えればいいようです。
意味はevery part of a place(The Longman Dictionary of Contemporary English Online より)
使えそうな表現 (19ページ)
We will clean this up when we get back.
こういう時whenがすんなり思い浮かばない。日本語だと「家に戻ったら」とか「家に着いたら」という言い方をするので「~たら」につられてどうしてもif思い浮かべちゃいがち。考えすぎると「家に戻ったあとで」片づけるんだからafterかな、とか日本語に影響されすぎるとだめね。英語のwhenと日本語で言う「~とき」では意味にちょっとずれがあるのかも。
あとgetを使うっていうのも日本語から考えると出てこない。やっぱ会話では基本動詞か~。when we get backとかwhen I get homeなどひとかたまりで覚えたほうがいいのかな。
カメレオンはいく | ||
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くもん出版 |
ストーリー
緑の森やお花畑、砂漠・・・体の色を変えながら旅をするカメレオン。
感想
図書館本です。和書ですが英語が併記されていたので借りて来ました。日本語タイトルの下に小さくThe Traveling Cameleonとあります。
場所に合わせて色を変えるカメレオンくん。適応能力の高さを感じますね~。周囲に合わせつつ、とどまらずに前に進み続けるカメレオンくんをちょっと見習おうと思いました。
時折日英併記されている絵本があったりするので最寄りの図書館にあまり洋書が置いてない場合でも子供の絵本コーナーをのぞいてみると何か見つかるかもしれませんよ。
なお、この作品はカテゴリー[読んだ本一覧]の「T」の項目にThe Traveling Cameleon(カメレオンはいく)として追加します。
春は何だろうな~、イースター?タマゴをテーマにしたやつは以前にまとめたし~。(タマゴ本はこちら参照)ウサギもやったし~。(ウサギ本はこちら参照)ということで、暖かくなる季節なので何となくほんわかできそうな春っぽい本を集めてみました。
The Little Mouse, the Red Ripe Strawberry and the Big Hungry Bear (Child's Play Library) | |
Audrey Wood,Don Wood | |
Child's Play (International) Ltd 過去記事 巨大イチゴを収穫! |
Pig Out! (All Aboard Reading) | |
Heidi Petach | |
Grosset & Dunlap 過去記事 特に春っぽくもないけど。ピクニックへ!・・・ |
Jamberry 25th Anniversary Edition (I Can Read Series) | |
Bruce Degen | |
HarperCollins 過去記事 ベリー三昧! |
Rosie's Walk | |
Pat Hutchins | |
Aladdin 過去記事 のほほんとお散歩 |
In Aunt Lucy's Kitchen: Ready-for-Chapters (Cobble Street Cousins) | |
Wendy Anderson Halperin | |
Aladdin 過去記事 女の子3人のほんわか物語 |
Little Cloud (Picture Puffins) | |
Eric Carle | |
Puffin 過去記事 雲を見てみよう! |
Pretzel | |
H. A. Rey | |
Houghton Mifflin (Jp) 過去記事 恋だね~ |
Guess How Much I Love You in the Spring | |
Anita Jeram | |
Walker Books Ltd 過去記事 春にはいろんなものが成長します |
The Very Hungry Caterpillar board book | |
Eric Carle | |
Philomel 過去記事 はらぺこあおむし |
Spring Story (Brambly Hedge) | |
Jill Barklem | |
HarperCollins Children's Books 過去記事 誕生日のお祝い |
Sebastian Explores | |
Vanessa Julian-Ottie | |
Mathew Price Ltd 過去記事 子猫のプチ探検 |
Strawberry Shortcake: Meet Blueberry Muffin | |
Silje Swendsen | |
Grosset & Dunlap 過去記事 新しい友達 |
Olive, My Love | |
J. Otto Seibold | |
Harcourt Childrens Books (J) 過去記事 恋だね~ |
A Kiss for Little Bear (I Can Read Book 1) | |
Maurice Sendak | |
HarperCollins 過去記事 ちゅ~だね~ |