Hooray for Fly Guy!
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ストーリー
フットボールの試合に出るというBuzzにFly Guyも一緒についてきた。次の試合で選手が一人足りないと言うコーチにFly Guyもプレイできると主張するBuzz。Fly Guyはフットボールができることを見せようとするが、さんざんな目に・・・。それでもBuzzにヘルメットを作ってもらい堂々のベンチ入り。
感想
アメフトの試合に出るハエなど前代未聞。かぶっているのはおそらくポップコーンで作ったヘルメット?一応Buzzと一緒にいろいろと練習して作戦を練っています。そんな姑息な手を使っていいの?って感じですが、満足げにtouchdown danceとやらをBuzzと一緒に踊っている姿がかわいい。
シンプルな文章ですごく読みやすいシリーズです。
Fly High, Fly Guy!
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ストーリー
Buzz一家は車でお出かけすることになった。Fly Guyは小さすぎて迷子になるかもしれないからとお留守番に決定。。。
しかし、お昼になってFly Guyが車のトランクの中に閉じ込められていたことが判明。それじゃ、Fly Guyも一緒にビーチへ!
パパとママはFly Guy迷子になってない?としきりに心配するが・・・。
感想
心配ご無用。ハエ(Fly Guyだけか)の能力は結構高いのです。人間のほうが逆にあやしい・・・という話です。
この本にThey stopped for a picnic.という文章があるのですが、このなんでもないpicnicという単語。時折私のイメージとはちょっとずれているような気がする時があります。go on a picnicならしっくりくるんですが。辞書で調べてみたら日本人の考えるピクニックからはややずれた意味もあるようです。
Oxford Advanced Learner's Dictionaryを見たら
picnicの二番目の意味に
the meal, usually consisting of sandwiches, salad and fruit, etc. that you take with you when you go on a picnicというのがあって、例として
Let's eat our picnic by the lake.
とありました。
picnicって食べ物だったりするのか~と思いました。
手持ちの辞書を見てもpicnicとは持参した食べ物を外で食べることや持参した食事自体を指す(英)こともあるようで、特に遠足みたいにどこか遠くへ出かけていく必要はないというのです。
なるほどそういうわけね。picnicなんて簡単な単語今まで調べもしなかったけど、日本語になりきっている単語こそあやしい時ありますよね。
Bones, Bones, Dinosaur Bones |
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HarperFestival |
ストーリー
恐竜の骨を探しに行く人々。骨を見つけたら掘り出して一つ一つ丁寧に包んで、木箱に詰める。箱をトラックに積み込み、着いたところはNatural History Museum!
感想
図書館本です。恐竜の骨を掘り出すところから組み立てるまでを描いています。小さい子供は最初何をしているのか分からないかもしれません。娘はDinosaurは知っているけど、boneは多分知らなくて、ボーンズ、ボーンズ言われても???だったようですが、完成したらなるほど!という感じでした。
いろんな仕事をする人たちがいて、たくさんの人たちの手によってようやく恐竜の形になるというのもポイントですよね。骨にもhead bones、foot bones、leg bones、rib bonesといろんな骨があって、これはどこの部分かな、など話も広がります。
最初に恐竜の名前がたくさん出てくるのですが、恐竜の名前は読み方が難しくてeigobon.comの音声を借りないとその部分はちょっと無理でしたね。日本語版も図書館にあったので、そちらも借りて来ました。
There Was an Old Lady Who Swallowed Fly Guy
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Tedd Arnold | |||
Cartwheel Books |
ストーリー
ある日、BuzzはFly Guyをつれておばあちゃんに会いに行った。とても喜ぶおばあちゃん。Buzzを抱きしめた拍子にFly Guyを飲み込んでしまった。胃の中のFly Guyが出ようとすると、次々といろんな生き物が飲み込まれ・・・。
感想
飲み込んだFly Guyをつかまえようとクモを飲み込み、クモをつかまえようと鳥を飲み込み・・・次々と大きな動物を飲み込んでいくという、どこかで聞いたような展開。She swallowed a bird to catch the spider.というパターンの文章がさんざん繰り返されます。
どうしておばあちゃんがこんなに動物を飲み込んだかは分かりませんが・・・いや、きっと"There was an old lady who swallowed a fly"(マザーグース)の話を知らなかったに違いない。知っていたら普通飲み込まないよね~。死んじゃうもの。
娘はオリジナルを知らないから、なんでおばあちゃんがこんな奇妙な行動をとるのか内心不思議だったでしょうね。面白がっていましたけど。
Buzzのおばあちゃんは・・・もちろん、死にませ~ん。Fly Guyもね。
"There was an old lady who swallowed a fly"のな話を知らない人はBritish Counsil LearnEnglish Kidsの動画をどうぞ。字幕付きの歌。歌詞もざざっと見れます。
The Gift of Nothing (Christmas)
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Little, Brown Books for Young Readers |
ストーリー
特別な日、ネコのMoochは親友のイヌEarlに何か贈り物をしようと考えた。けれどもEarlはなんでも持っている。なんでも持っている彼に一体何をあげれば?悩んだ末、Moochが贈り物に選んだのは・・・nothing!
感想
図書館本です。借りたときには気がつかなかったんですけど、この本クリスマス本としても最高ですね。
思いついたようにnothingを贈ろうと決めたMooch。でもそうそう、世の中はsomethingであふれている。なのにみんな事あるごとにnothing、nothingと言っていることを不思議に思うMooch。確かにそうだなぁと思いました。面白い。いろんなことに気づかせてくれる本ですね。本気でnothingを贈ろうとするMooch。本当に?
英語だと娘にはちょっと難しかったかも。nothingの意味は多分知らないだろうし、he found nothingっていうのもとても英語的な言い方。でも英語だからこそこのnothingが生きてくる。ほんとだったら何も見つからなかったという意味でしょうが、この場合、Moochは素敵なnothingを見つけたのです。大切な人に心をこめてnothingを贈る心温まるお話。
Dear Zoo: A Lift-the-Flap Book
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Little Simon |
ストーリー
ペットを送ってくれるよう動物園に手紙を書いたら、送られてきたのは・・・。送られてくる動物にちょっと問題があり、次々に返却・・・。
感想
フラップをめくると何の動物か分かるようになっています。動物の体の一部が見えているのもあるし、なにも見えていないのもあります。He was too big. He was too tall.などなぜ送り返したか理由が書いてあるのでこれをヒントに何の動物か当てっこができます。
Youtubeにこの本の歌があるのを見つけました。なんだかI sent him back.の部分が印象的で耳に残ります。娘にも2、3回見せたのですが、結構後になってからもI sent him back.のところだけ歌で覚えていました
動画はこちら。
冬とクリスマスをテーマにまとめてみました。
A Christmas Carol: Elementary (Macmillan Readers) | |
F. H. Cornish | |
Macmillan Education 過去記事 ディケンズの有名なお話。 |
Father Christmas (Picture Puffin) | |
Raymond Briggs | |
Puffin 過去記事 マンガ形式で面白い。 |
Father Christmas Goes on Holiday (Picture Puffins) | |
Raymond Briggs | |
Puffin 過去記事 サンタさんは冬以外は何をしているのか。 |
Guess How Much I Love You in the Winter | |
Anita Jeram | |
Walker Books Ltd 過去記事 二匹のウサギの心温まる話。 |
The Lion, the Witch and the Wardrobe (Chronicles of Narnia) | |
Cliff Nielsen,Pauline Baynes | |
HarperCollins Children's Books 過去記事 ナルニアシリーズ#1 |
Merry Christmas, Big Hungry Bear | |
Don Wood | |
Child's Play (International) Ltd 過去記事 クリスマスの精神を忘れないネズミ君。 |
Nate the Great and the Snowy Trail | |
Marc Simont | |
Yearling 過去記事 冬も活躍少年探偵Nate。 |
Pooh's Christmas Sled Ride (Step into Reading) | |
Studio Orlando | |
RH/Disney 過去記事 みんなでそりすべり、Piglet落ちまくり。 |
The Polar Express | |
Chris Van Allsburg | |
Andersen Press Ltd 過去記事 少年を乗せた列車がたどりついたところは・・・。 |
Wake Me in Spring (Hello Reader Level 2) | |
Jeffrey Scherer | |
Cartwheel Books 過去記事 冬には楽しいことがいっぱいあるのに・・・。 |
Winter Story (Brambly Hedge) | |
Jill Barklem | |
HarperCollins Children's Books 過去記事 ネズミたち冬も大忙し。 |
The Snowman (Step into Reading) | |
Raymond Briggs | |
Random House Books for Young Readers 過去記事 動き出したsnowmanとのファンタジー。 |
The Snowy Day (Picture Puffins) | |
Ezra Jack Keats | |
Puffin 過去記事 雪の日の楽しい一日。 |
Magic Tree House #29: Christmas in Camelot (A Stepping Stone Book(TM)) | |
Sal Murdocca | |
Random House Books for Young Readers 過去記事 シリーズものなので最初から読んだほうがいいでしょうけど、一応この巻から一話完結。 |
More About Paddington | |
Peggy Fortnum,R. W. Alley | |
HarperCollins Children's Books 過去記事 冬のエピソードも入っています。 |
A to Z Mysteries: The Lucky Lottery (A Stepping Stone Book(TM)) | |
John Steven Gurney | |
Random House Books for Young Readers 過去記事 ミステリーシリーズ。一話完結。 |
The Gift of Nothing (Christmas) | |
Patrick McDonnell | |
Little, Brown Books for Young Readers 過去記事 親友にnothingを贈るお話。 |
The Mitten | |
Jan Brett | |
Putnam Juvenile 過去記事 ウクライナの民話『てぶくろ』 |
Froggy Gets Dressed (Froggy)(With CD) | |
Jonathan London | |
Puffin 過去記事 着たり脱いだり、脱いだり着たり。 |
Me Myself (ナレーション・巻末ソングCD付) アプリコットPicture Bookシリーズ 6
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掛川 日出子 | |||
アプリコット |
ストーリー
7歳の女の子Trissa Brownの自己紹介。いろんな自分がいるけれど、どれも自分
感想
自分と家族の紹介から始まってSometimes I am good...but sometimes I am bad.と反対の言葉を並べて自分を表現していきます。だいたいがプラスイメージの言葉とマイナスイメージの言葉。誰しもいつもいい子じゃいられないし、いつも悪い子でもない。でも全部自分だよ、というところがとてもいいです。自分の事をちゃんと表現できるのって大事なことですよね。
CDには日本語での朗読も入っています。あと、歌が3種類。Me Myself(自己紹介の歌)、The Feeling Song(英語の「しあわせなら手をたたこう」をちょっとアレンジした歌)、This is My Family(家族紹介の歌)。
The Odd Egg
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Macmillan Children's Books |
ストーリー
仲間の鳥たちはみんなタマゴを産んだのにDuckにはタマゴがない。
どこからか大きなタマゴを見つけてきたDuck。しかし、奇妙なタマゴはみんなの笑いものに・・・。
感想
タマゴを欲しがるDuckですが、そもそもDuckはオス(本文では"He"ってなってるよ)なのでタマゴは産まないのです
おかしなタマゴを見つけてきたけれども一体何のタマゴなんでしょう?Duckは誇らしげ。『はらぺこあおむし』みたいに短いページがあって、めくっていくたび、一つずつ他の鳥のタマゴがかえって、ヒナが飛び出してきます。一方Duckのタマゴは・・・。編み物をしながら待っているDuckの姿がいじらしいです。何が出てくるのかドキドキしながら読めます。
私は丈夫なボードブックのほうを購入しました。
What Is a Princess? (Disney Princess) (Step into Reading)
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Atelier Philippe Harchy | |||
RH/Disney |
ストーリー
プリンセスって何?やさしくて、頭がよくて、勇敢で、もちろん最後は・・・。
感想
おなじみのプリンセス6人が次々出て来ます。でもいろんなプリンセスが次々出てくる分、ちょっとちぐはぐな感じがしちゃいます。お話という感じではなく、プリンセスの紹介という感じ。それぞれのプリンセスがどんな性格なのかがわかりますね。プリンセス好きな女の子にはいいかもしれません。
kind、smart、brave、caring、politeなどプリンセスを表す形容詞がいろいろ出てきます。
Shoo, Fly Guy!
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Tedd Arnold | |||
Cartwheel Books |
ストーリー
Fly Guyの大好物はbrownでoozyでlumpyでsmellyなもの。
ある日、Fly Guyがあちこち飛び回っている間、Buzzはピクニックへ出かけてしまった。お腹をすかせて帰ってきたFly Guyは家が留守なので食べ物を求めて再び飛び立ったが・・・。
感想
生ゴミ大好きFly Guy。brownなものを見つけては飛びつき、oozyなものを見つけては飛びつき・・・。でもやっぱりハエだから嫌われ者なんですね。追われるばかり。そりゃそうだ、食べ物にたかるんだから。
生ゴミみたいなのが好きなんだろうなと思っていたら、結局最後に飛びついたのは・・・
oozyやlumpyという単語がよく分からなくてもそういう絵が出てくるのでだいたいの見当は付きます。
Amazon.comで調べたら、Shoo,Fly Guyは#3。
#2のSuper Fly Guyは未購入。
Hide and Snake
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ストーリー
ヘビのかくれんぼ。毛糸の中、プレゼントの中、ケーキやアイスクリームの中にもちゃっかり。
感想
芸術点の高い絵本です。ぱっと見ただけではどこにヘビが隠れているのかわかりません。上手いこと隠れているので結構だまされちゃいます。子供もヘビ探しを楽しめるし、大人の鑑賞にもたえうるでしょう。
最初の文、Ready or not -Here I go(come).はかくれんぼなどでオニが探し行く時言う決まり文句のようですね。
ヘビの頭を見つけたら、尻尾も見つけてみてね(描かれてないページもあるけど)。意外なところにピロッと出ています。絵に夢中になっちゃうだろうけど、文章も参考に。
The Snowy Day (Picture Puffins)
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Puffin |
ストーリー
ある冬の朝、Peterが起きてみると外には雪が降り積もっていた。朝食の後、彼は赤いスノースーツを着て外へ出かけた。雪の上にいろんなふうに足跡をつける。棒を拾って遊んで、雪合戦をして、雪だるまを作って・・・。
感想
図書館本。雪が積もった日のわくわくした楽しい気持ち、雪を知らなくても一日遊んでこの楽しさが終わってほしくないなという気持は誰にでも経験があるでしょう。子供のころ雪の中、夢中で遊んだことを思い出させてくれる本だなぁと思いました。Peterにそれほど表情はないんですが、夢中になって遊ぶ様子から楽しさが伝わってきます。最後のほうのページの雪の結晶が降っている絵がとてもきれいです。コルデコット賞受賞作。
私が日ごろ娘の絵本選びの参考にしているeigobon.comという無料サイトでこの本の朗読を聞くことができます。簡単な英語絵本100冊の朗読音声と推薦絵本28冊の朗読音声、語りかけ集500フレーズ(音声付)、あとオンライン英語絵本図書館Tumble Booksで約190冊の絵本をこれも朗読付きで読むことができます。お子さんがいる方には大助かり。ただし、要会員登録。
Jamberry 25th Anniversary Edition (I Can Read Series)
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Bruce Degen | |||
HarperCollins |
ストーリー
男の子とクマがいろんなベリーを摘みに行きます。
感想
図書館本です。イラストに出てくるベリーはおなじみのベリーばかりですが、文章にはありえないベリーがたくさん登場します。とにかく-berry、-berryと韻を踏んでいればオーケーな感じで特にストーリーはないです。ですが楽しさがすごく伝わってくる絵本。ベリーを摘みだすとイラストのテンションが一気に上がるのが面白いです。現実から夢の世界へ。読むほうもそれに合わせてテンションを上げて読まなくちゃって感じ。子供は特に楽しいみたいで、娘もキャッキャ笑いながら見てました。ベリー祭りだー!!
CD付きのものもあるようです。
The Gingerbread Man (Easy-to-Read Folktales)
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Karen Schmidt | |||
Scholastic Trade |
ストーリー
昔々、おじいさんとおばあさんと小さな男の子が一緒に住んでいました。
ある日、おばあさんはgingerbread manを焼くから男の子にオーブンを見ているように頼みました。やがてオーブンからいいにおいがしてくると、男の子は絶対開けちゃダメと言われていたオーブンの扉を思わず開けてしまったのです。するとオーブンからgingerbread manが飛び出してきて外へ逃げ出しました。追いかける男の子ですが・・・
感想
娘用。有名なThe Gingerbread Manのお話です。娘には少し長めの本ですが、同じようなシーン、セリフの繰り返しなのでそれほど難しくはないです。
はじめにAudible.comで音源を入手して朗読を聞いていたこともあってか、覚えてるところを途中一緒に声に出して読んでました。子供は覚えるのが早い!聞いてないようで実は聞いてるみたいで、いつの間にか覚えていますね。私も一緒に聞いているはずなのですが、全然覚えてなぁ~い!なんで?
あとからこの本を探して購入しました。多分聞いてるだけじゃあまり意味が分かってないと思うので、やはり絵本も必要ね。