The Silver Chair (rack) (Narnia)
|
|||
Pauline Baynes | |||
HarperCollins |
ストーリー
いじめられっ子のJill Poleが体育館の裏で泣いているのに出くわしたEustace Clarence Scrubb。追いかけてくるいじめっ子から逃げようと2人は塀のドアから学校の敷地外へ。
ところが、ドアの外はNarniaの世界・・・。静かな森を抜けて、いつの間にかとてつもなく高い断崖絶壁に立っていると気がついたScrubbとJill。しかし強がったJillは引き戻そうとしたScrubbから離れようとした。その拍子にScrubbは崖から転落してしまったのだ!直後にJillの前にあらわれたのはAslan。Aslanは落ちたScrubbをどこかへ吹き飛ばした後、Jillにある重要な任務を命じたのだ。それはと年老いたKing Caspianの息子で何年も前に行方不明になったPrince Rillianを4つの手掛かりを頼りに探しに行けというものだった。
感想
今回はEustace Scrubbと友達の女の子、Jill PoleがNarniaに呼ばれます。EustaceがCaspianと航海をしたときから、何十年もたっている様子。Caspianもかなりのご老人。その息子のRillian王子を探しに行きます。寒くて食べ物も少なく、限界ギリギリの北への冒険。EustaceとJillに加え,頼れるPuddleglumがお供をします。彼はMarsh-Wiggleという手足に水かきがある手足の長いひょろっとした種族。彼がいなかったらこの旅はどうなっていたのでしょう。Eustaceは前回の事もあって多少は頼れる少年になっているかも。Jillは心に隙があるようです。Aslanに言われたことをことごとくしくじってしまい、この先どうなるのかというところもけっこうあります。いろいろと試される旅なのです。
Narniaの物語は毎回毎回違った雰囲気を持っていて面白い。前回のThe Voyage of the Dawn Treaderは大海原が舞台で、この世の果てまで行っていましたが、今回はこの世の奥底・・・(まで行くのか?)でちょっと暗めの印象。
前半は比較的読みやすいと思いましたが、後半は徐々に手ごわい。タイトルのThe Silver Chairが何なのかは後半になってから分かります。
『ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島』の試写会が吹き替えだったため、結局後で字幕版を見に行ってしまいました。
手抜き手抜かり一切無しといった感じの3D。今後もぜひ頑張って7作最終章まで作ってもらいたいです。
7つの剣云々ということだったので、原作とはちょっと違うのかなと思っていたのですが、思っていたよりも原作通りだったような気がします。原作だと7卿を探しに行くだけなのですが、映画ではそれプラス、邪悪な魔法を解くため、7卿が所持しているという7本の剣を集めるというもの。単に見ず知らずのおじさんたちを探すよりはナルニアを救うためという目的もあったほうがモチベーションもアップするというものですね。映画的な派手さもあってよかったです。
Nate the Great and the Snowy Trail
|
|||
Marc Simont | |||
Yearling |
ストーリー
雪が降り積もった日、Rosamondがソリを引いてやってきた。Nateに渡すはずのバースデープレゼントを途中でなくしてしまったという。Nateの誕生日は夏だけれど・・・。
プレゼントの形状などを聞いても何も教えてくれないRosamond。雪の後をたどったけれども、雪の上にはプレゼントが落ちた形跡は全く残っていないのだった。
感想
プレゼントがどんなものかも教えてもらえず、何か分からないものを探すという・・・これは大変そう。風変わりなRosamondの思いつくプレゼントだから普通のものではないと考えるNateだけれど、まさかそんなものとは・・・。それってもしかして、要らないからNateに?
Nate the Great の音源をaudible.comでゲットしました。4つの話を1時間以内で聴けます。ってまだ聴いてないんですけどね。
Vol 1の収録は以下の4作
Nate the Great
Nate the Great Goes Undercover
Nate the Great and the Halloween Hunt
Nate the Great and the Monster Mess
Vol 2の収録は以下の4作
Nate the Great and the Phony Clue
Nate the Great and the Missing Key
Nate the Great and the Snowy Trail
Nate the Great and the Crunchy Christmas
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ (BFC BOOKS) 情報 作者: Takahiko Mukoyama ジャンル:その他 種類:和書 YL:3.5 ページ数:本文54/94ページ 語数:8316語 お気に入り度:☆☆☆☆☆ |
|
向山 貴彦,たかしま てつを,スタジオエトセトラ | |
幻冬舎 |
ストーリー
何ヶ月か経ち、EdはGhost AvenueでMagic Pie Shopを開いていた。捨てられていたトレーラーを改造して作った小さな店。ホームレスの仲間たちに手伝ってもらって、何かと忙しくしていた。その噂を聞きつけたテレビが取材に来るまでになったのだが・・・。
感想
以前にもEdの邪魔をしたZombi Pieを経営しているJeremy Lightfoot Jr.とその父親が登場します。Jeremyの意外な立場も明らかになります。Ghost Avenueで細々とやっているEdをなぜそんなに目の敵にして挑発するのでしょうか?Edに新たな挑戦が待ち受けているようです。
今回は会話が多く、後半の解説はしゃべる時の決まり文句について。「言葉選び」や単語のイメージについての話は、なるほど同感です、という思いで読みました。
Mr. Putter and Tabby Row the Boat 情報 作者: Cynthia Rylant 絵:Arthur Howard ジャンル:ほのぼの 種類:ペーパーバック、絵本 YL:1.0 ページ数:38ページ 語数:638語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
|
Arthur Howard | |
Sandpiper |
ストーリー
とても暑い夏、どこにいても汗をかくので、Mr Putterはお隣のMrs TeaberryとイヌのZekeをさそって池に遊びに行くことに。ランチを作って歩いて池へ・・・。暑い・・・
感想
猛暑は動物たちにとってかなりきついに違いない。毛皮を着ているようなものだし。寒いのが苦手といわれている猫だけれども、確実に夏のほうが辛そう。でも暑さでべろ~んとなっているTabbyやZekeのイラストには笑わずにはいられません。目的地で楽しんでも、行き帰りの移動がね~。確かに疲れるよ。分かります。
Nate the Great and the Missing Key
|
|||
Marc Simont | |||
Yearling |
ストーリー
Nate the GreatはAnnie の飼い犬のバースデーパーティーに呼ばれた。しかし、家のカギがなくなってしまって家の中には入れないというAnnie。パーティーの手伝いをしてくれた友達のRosamondがカギのありかについての奇妙な詩を残していた。
感想
Rosamondがカギをどこかへ隠して行ったことは確か。でも、どうしてそんなことを?単なる冗談?Rosamondってほんと変な子ねぇ。好きだけど。彼女の詩をヒントにいろいろと探しまわるNate。意外と本格的に隠してしまうより難しい場所かも・・・?イラストも面白いよね。