Hamlet (Oxford Bookworms Library) CD Pack | ||
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Oxford University Press |
ストーリー
デンマークの王であった父亡き後、叔父Claudiusが王位に就き、しかも母親のGertrudeがその叔父と再婚したことをHamletはひどく嘆き悲しんでいた。
そんなある日、Hamletは父親の亡霊に出会う。亡霊は"自分はClaudiusに殺された、彼に復讐してほしい"と言って消える。周囲には発狂したと思わせて真偽のほどを確かめようとするHamlet。彼に思いを寄せていたOpheliaは豹変したHamletの態度に戸惑い、冷たい言葉に悲しむばかり。
ある時、観劇の機会があり、HamletはClaudiusには内緒で彼が元国王を殺して母親を奪うシーンを再現させた。それを見て狼狽したClaudiusに真実を確信したHamletは復讐心を燃え上がらせる。しかし、Claudiusも黙っていはいなかった。自分の大罪をなぜか知っているHamletを危険と判断し、イギリスへ追放しようとする。
感想
久々に自分用の本でGR。
台本形式ってどうなのかなと最初は思っていたのですが、とても分かりやすかったです。普段使えそうな英語です。5000語ほどなのでちょっとあっさり目なのかもしれませんが、十分楽しめました。
そして誰もいなくなっちゃう感じが徹底して悲劇的です。やはり復讐に走ったら身を滅ぼすんですね。
CDは複数の人で朗読しているので臨場感あります。51分ほどの朗読です。
Nate the Great and the Musical Note | ||
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Yearling |
ストーリー
ある日、Nateの家にRosamondのメモを持ってPipがやってきた。メモによると、Pipの母親からRosamondに電話があったらしい。電話の内容はピアノのレッスンが終わり、4時になったらPipにあることをするように・・・とのこと。しかし、Rosmondのメモは謎めいていて何を意味しているのかさっぱり分からない。暗号を解かなければならないのだ。4時にになったらPipは一体何をすればよいのか?
感想
RosamondはPipにピアノを教えているようです。またまたおかしな挑戦をしてきました。どうやら音楽に関係した謎を解かなければならないようなのですが・・・あれ?要音楽の知識?ト音記号の意味すら分からない私・・・解決してもなんでそうなるのかさっぱり分からず・・・残念
The Library
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David Small | |||
Square Fish |
ストーリー
Elizabeth Brownは小さいころから人形で遊んだりといった子供らしい遊びは好きではなく、ずっと本ばかり読んで過ごしていた。
学校に行くようになってからも、大人になってからもそれは変わらず、いつしか家の中は本でいっぱいに・・・。
感想
筋金入りのスパータドキストともいえるElizabeth。本にのめり込みすぎて、なんだかちょっと心配です。というか危ない・・・。でもそれでもいいみたい。彼女にとっては本を読むことは呼吸をするのと同じ感じなのでしょう。
彼女のすごいところはその潔さ。本を読むことは好きだけれど、書物収集家ではないみたいです。おそらくいままで読んだ本の内容は彼女の頭の中にすべて入っているに違いない。
更新、滞りがちでごめんなさい
Mercy Watson: Something Wonky this Way Comes
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
ある土曜日、When Pigs Flyという映画を見に行くことにしたWatson夫妻。映画には特に興味のないMercyだったが、映画館で売っている"real butter"というポップコーンの売り文句に反応したMercy。がぜん行く気満々。となりのLincoln姉妹と近所の子供たちFrankとStellaも連れて、いざドライブインシアターへ!
感想
車に乗ったまま見る屋外の映画館だったらペットもOK(?)ということでMercyも映画館へ。ところがシリーズ最後ということもあってかこの映画館に今までの登場人物が勢ぞろい。これは何かトラブルの予感・・・。
Mercyの目当ては映画じゃなくbutter。butterの匂いに誘われてポップコーンを探しまわってさあ大変。最後もドタバタほのぼの。周囲のMercyに対する愛情がいいですね。
気になる表現
When Pigs Flyという映画について、ブタが空を飛ぶ映画だと思うというMrs.WatsonにEugenia Lincolnは・・・。
figure of speechという言葉を連発しています。
"Don't be ridiculous," said Eugenia Lincoln."Pigs don't fly. It's a figure of speech."
"What's a figure of speech ?" said Mr. Watson.
" The movie title ," said Eugenia, "is a figure of speech signifying the impossible."
なるほど。
when pigs fly(米)あるいはPigs might fly (if they had wings)というイディオムが実際あるようです。
Oxford Advanced Learner's Dictionaryによりますと、
pigs might fly(British English) (North American English when pigs fly) (ironic, saying) used to show that you do not believe something will ever happenとのこと。「そんなことがあるわけない」という意味があるみたいです。だからこの映画はブタが出てくる映画じゃない可能が高いですね。
a figure of speechという言葉は時折見かけるんですけど、figureが結構な多義語ですからねぇ。
Cambridge Dictionaries Onlineによりますと、
figure of speechはan expression which uses words to mean something different from their ordinary meaningとのこと。
figure of speechで「比喩的表現、言葉のあや」という意味のようです。
なんとなく意味が分かりやすいなと思う辞書の意味を選んで載せました。
Mercy Watson Thinks Like a Pig
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
隣人のEugenia LincolnとBaby Lincolnの姉妹が庭にパンジーの花をせっせと植えているのを見たMercy。食べてみたら、おいしい!・・・。植えられたパンジーを次々に食べていくMercy。
それを見つけたEugeniaはカンカンに怒って・・・。
感想
食い意地が張りすぎて、花まで食べてしまうMercy。その食欲のおかげでただでさえMercy嫌いなEugeniaの神経を逆なで。せっかく植えたパンジーを食べられてしまったEugeniaはある手段に出ます。このEugeniaというおばあさんの顔が面白くて、怒った顔がさらに面白いよ。なんだかんだで、いつもバタートーストが丸く収めてくれるのがいいね。
Mercy Watson: Princess in Disguise
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
ハローウィン間近、Mercyにも何かドレスアップさせようと思ったWatson夫妻は、考えたあげくプリンセスの衣装を着せることにした。
一方、乗り気じゃないMercy。treatsという言葉に惹かれてしぶしぶドレスを着るが・・・。
感想
Watson夫妻にとってMercyは子供同然。しかもかなりの親ばかかも。ウザそうなMercyをよそにノリノリです。ピンクのドレスを着せられたMercyですが、顔はどう見てもおっさん・・・。イラストの表情がとりわけおかしい。
Mercy Watson Fights Crime
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
ある晩、ブタのMercyが寝ていると階下から物音が聞こえてきた。その音でトースターでトーストを作っているのだと思ったMercyはキッチンへと降りて行った。
しかしそこにいたのは小柄な泥棒だった。
感想
キッチンで泥棒と鉢合わせしたけれども泥棒だ!なんて思ったりするMercyではありません。なーんだトーストを作っているんじゃないのか、とがっかりしたMercyは・・・。頭の中はトーストオンリーなの。全く状況を理解してませんね。でも正解かも。
Mercy Watson Fights Crimeだけれど、そういう意図は正直なくって実は単なるドタバタ。Mercyらしいです。泥棒が入ったというのになんだかほのぼのとしちゃう。
The Old Woman Who Named Things
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Sandpiper |
ストーリー
物に名前を付けるのが好きなおばあさん。車はBetsy、椅子にはFred、ベッドにはRoxanne、家にはFranklinと名前を付けていた。名前を付けるのは彼女より長生きしそうなものだけ。それはおばあさんがこの先、名前を呼べる友達がいなくなってしまうのを心配してのことだった。
感想
物に名前を付ける。その理由にはちょっと寂しいものがあります。手紙も来ず、訪ねてくる人もおらず。孤独です。少し臆病で、かたくな。でもよく分かります、そういう気持ち。おばあさんの心を解きほぐしてくれたのは小さいお友達でした。とてもいい話。
Mercy Watson Goes for a Ride
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
毎週土曜日、ランチの後にMr.Watsonは車で外出する。それにMercyは必ず付いていく。しかも運転する気満々で毎回運転席に乗り込むのだ。でもブタは運転できない。なんとかMercyを助手席に座らせ、出発!
しかし、驚いたことに、後部座席に誰かが乗っている・・・。そして、Mr.Watsonがちょっと目を離したすきに、これはチャンスとMercyは運転席のMr.Watsonの膝の上に飛び移ったのだ!
感想
超幸せブタMercy。どうしてもハンドルを握ってみたいようです。ちゃっかり運転席に乗り込んでいるMercyのイラストがかなりウケます。それぞれの性格が絵によく表れていて面白いです。子供に車に乗るとき守るべきことを教えるのにもいいかもしれませんね。こんなことをしたら、こんな目にあっちゃうよっ、という。
ちなみに右上のメダルはTheodor Seuss Geisel Honor Book。
Mercy Watson to the Rescue
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Chris Van Dusen | |||
Candlewick |
ストーリー
Mr.WatsonとMrs.Watsonと一緒に暮らしているブタのMercy。毎晩寝る前にふたりに歌を歌ってもらう。でもそれが終わったら、二人はMercyにおやすみのキスをして、電気を消してしまうのだ。なんだか暗いし怖い。
ある晩、Mercyは自分のベッドを抜け出して、Mr.WatsonとMrs.Watsonのベッドにもぐりこむことにした。みんなで幸せな夢を見てすやすや寝ていると、なんとベッドの下の床が壊れだしたからさあ大変!
感想
とても紙質の良い、ずっしりしっかりしたペーパーバックです。でも安いの。イラストも絵本並みにたくさんあってすごくカラフルで綺麗。全6シリーズあります。
MercyはWatson夫妻に飼われているというより一緒に住んでいるという感じの超幸せブタ。ブタ扱いではないのです。ベッドに寝て、歌を歌ってもらって、好きな食べ物はバタートースト。Watson夫妻にとっては娘同然みたいです。そんな夫婦のピンチにMercyは全くのノーテンキ。お~い、どこへ行くの~~という感じ。食べ物のことしか頭にないの。お隣さんの老姉妹との関係も面白いね。愛すべきノーテンキなキャラMercy。今後も騒動を起こしそう。
Let's Go Home: The Wonderful Things About a House 情報 作者:Cynthia Rylant 絵:Wendy Anderson Halperin ジャンル:ほのぼの 種類:ペーパーバック、絵本 YL:2.3 ページ数:29ページ 語数:891語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
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Simon & Schuster Children's Publishing |
ストーリー
世界中にはいろんな種類の家がある。どんな種類にしろ、家は人が住むもの、集まる場所。素晴らしいところだ。
ある一軒のお宅を拝見。
感想
Cobble Street Cousinsシリーズと同じコンビCynthia Rylant、Wendy Anderson Halperinによる絵本。
全体として、物語というよりは、ある家のお部屋の一つ一つを紹介していくような感じ。でもその部屋にいる人や部屋自体に温かな物語が存在している感じがします。イラストを見てるだけでもそう感じます。イラストが細かく、小物などが丁寧に描き込まれています。インテリアとか小物好きな人、Wendy Anderson Halperinのイラストが好きな人はとても楽しめそうです。ここの家のお母さんはスイカが好きなのかな・・・とか、見るところがたくさんあります。家って素晴らしい。
それにしても、なんで同じく物があふれている我が家とは全然違うんだろう?・・・・・・残念な我が家と比べるのはやめとこう。寒い冬だからこそ、ほんわかHappy livingといきたいところです。
Big Fat Cat GOES TO TOWN 情報 作者: Takahiko Mukoyama ジャンル:その他 種類:和書 YL:2.0 ページ数:本文45/98ページ 語数:4000語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
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たかしま てつを | |
幻冬舎 |
ストーリー
さびれたショッピングモールに小さな店を出していたEd Wshboneだったが、一日にしてすべてを失ってしまった。ネコ以外・・・。途方に暮れて街の中心部に向かって歩いていると、道沿いに大きな看板を発見。the New Everville Mallを宣伝する看板だった。それによるとフードコートのテナントに空きがあるようなのだが、いまのEdには再びお店を出すお金がないのだ。お店をやりたいのはやまやまだが、恥をかくだけと思い何とか忘れようとするEd。
しかし、たどりついたところは、そのthe New Everville Mall。フードコートの空きテナントを見て考え込んだあと、Edはマネージャーのオフィスに向かっていた。
感想
Big Fat Catシリーズパート2。図書館本。
前回、すべを奪われてしまったEd。運がなくて、お人よし。運がないのは今に始まったことではないようですね。ネコにもナメられている感があります。catと呼ばれているネコですが、名前がないのかcatという名前なのか・・・。ライバル出現?捨てる神あれば、拾う神あり?
またまた、ピーンチ!つづく・・・。
Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS) 情報 作者: Takahiko Mukoyama ジャンル:その他 種類:和書 YL:2.0 ページ数:本文44/94ページ 語数:1700語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
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たかしま てつを | |
幻冬舎 |
ストーリー
Evervilleという小さな街の東の端に小さなショッピングモールがあった。今ではさびれてほとんどの店は閉まっている。しかし、Ed Wishboneは6か月前に、ここにpastry shopを開店した。お店を持つのが彼の夢だったのだ。案の定、客はほとんど来ない。しかも、困ったことに、太った飼い猫がブルベリーパイを盗み食いするのだ・・・。
感想
図書館本です。前半は読みもの。難しい単語には日本語でルビがふってあります。なくてもいいくらい読みやすい文章です。後半は日本語での解説。返却期限が迫っていてあまり詳しく読まなかったのですが、文法用語などは使っておらず日本語に訳すための解説ではなさそうです。
せっかく念願のお店をオープンしたのに全く運のないEd。次のBig Fat Cat Goes to Townに続く・・・。という終わり方、今後どうなるのでしょう。それにしても、この太った猫はいったい何者?Edにいまいちなついてないようだし・・・。次を借りてこよう。
Father Christmas Goes on Holiday (Picture Puffins) |
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Puffin |
ストーリー
休暇で旅行に行くことにしたFather Christmas。自作のキャンピングカーにトナカイをつないで一路フランスへ。
のんびりとした農場へ到着。ところがフランス料理を食べてお腹をこわすわ、うまく火をおこせないわ、牛の大群に囲まれるわで結局、混雑したキャンプ場へ移動・・・。
しかし、正体がばれそうになって、今度はスコットランドへ・・・。
感想
Father Chrismasの続編。図書館本です。マンガ形式の絵本。
サンタクロースもあの衣装でなければただのおじいさん。休暇を満喫、とおもいきや、あの白いひげのせいか、度々正体がばれそうになるんです。やはり有名人。気付かれたと思ったら、そそくさと移動。そして行く先々でトラブル。のんびり過ごすのも大変そう。でも空飛ぶトナカイはいいなぁ。旅費がかなり浮きそう。なんだかんだで、パーっと遊んで、かなり楽しそうな休暇でした。サンタさん、意外な一面もあるね。
Delicious! 情報 作者:Helen Cooper ジャンル:動物 種類:ペーパーバック、絵本 YL:2.0 ページ数:29ページ 語数:約740語 お気に入り度:☆☆☆☆☆ |
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Corgi |
いつものようにPumpkin Soup を作ろうとするネコとリスとアヒル。しかし、畑には収穫できそうなカボチャが実っていない・・・。
仕方なく他の食材でスープを作ることにした3匹。レシピ本を見て選んだのはFish Soup!魚を大量に釣ってきて出来上がったFish Soupにアヒルは・・・YUK!。食べようともしない。
次に選んだのははMushroom Soup。出来上がったスープにアヒルは・・・。
感想
Pumpkin Soupの代わりになるおいしいスープを作ろうとする3匹ですが、これまたアヒルがことごとく却下。苦労して作ったSoupも食べずににおいを嗅いだだけでYUK!わがままで、だだっこなアヒル・・・。そんなアヒルにリスがキレるのも無理はないか・・・。そしてネコが知恵を絞ります。だんだんお腹もすいてくるし・・・。Pumpkin Soupのかわりになるスープができるのか?
今回、卵型のお家の中の様子がわかる断面図があったのは嬉しいですね。
そんな3匹のすったもんだをよそに、虫たちがどんどん出世してきてます。前回はセリフがつきましたけど、今回は一作目に比べたら虫のイラストが数十倍大きい。その上、欄外で何やらおっぱじめています。3匹のメインのストーリープラス、虫たちのサイドストーリーが展開していくのかな、と思ったら、なるほどそういうオチだったのね。本文にはそういう虫のストーリーが書かれていないから、朗読があったとしてもちょっと伝わらないかもね。それにしてもおいしいところを持っていくねぇ。虫!
魚釣りに行くことをgo fishing って言うけど、キノコ採りに行くことをgo mushroomingって言うんですね。初めて知りました。
the Pumpkin Soup trilogy過去記事
Pumpkin Soup (10/10/12)
A Pipkin Pepper (10/11/3)