情報
作者: Roald Dahl
ジャンル:ファンタジー
種類:ペーパーバック、児童書
YL:5.0
ページ数:208ページ
語数:36547語
ISBN:9780141301105
おすすめ度:
ストーリー
両親が亡くなり、ノルウェーに住むおばあちゃんと一緒に住むことになった少年はおばあちゃんから恐ろしい魔女の話を聞く。ノルウェー人である少年のおばあちゃんはものすごく魔女に詳しいのだ。
魔女はとにかく子供が嫌いで、魔女が消し去ったという5人の子供たちの話・・・魔女の特徴、見分け方などを詳しく教えてくれた。
その後、両親の遺言で、少年の生まれ故郷イギリスで暮らすことになた二人。
しかし、イギリスの魔女は世界で最も邪悪だというのだ。
そして、おばあちゃんの病気療養先のホテルで見たのは、なんと!・・・。
感想
イギリスの魔女たちが子供たちにしでかしたという悪事は、子供にとってかなりショッキングに違いない。魔女がナメクジにしてしまった子供を親が知らずに踏みつぶしてしまったり、鳥にされた子供をローストにして、食べてしまったり・・・
なんといっても、物語に出てくるような魔女の話ではない、現実の話、実際の魔女の話。という感じで始まるのです。
ブラックユーモアにあふれるストーりー。Dahlの話に子供から大人まで夢中になるのがわかるような気がします。
印象的なのは後半少年の身に起こった出来事を本人はとても楽しんでいること。最後はややしんみりなのかな、と思いきやがぜん使命感に燃える少年とおばあちゃんになんだかほっとします。
心に残る表現
It doesn't matter who you are or what you
look like so long as somebody love you.
★現在の登録洋書数600冊以上(9/4)★語数1200万語(2011で終了)★お断り・当ブログや英語学習に関係のないコメントやトラックバックなどは削除させていただきます。なにとぞご了承ください。