ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

食事会パート4  「YES!」な夜

2010-05-10 15:34:15 | MOVIE
若手スタイリストを7人をご招待しての、食事会。
メニューに迷わないはいいけれど、これで同じメニューで4回。あと1回残っています。



お肉をかなりレアで焼いて、大成功でした。サラダのベースをキャベツからレタスへ。変化はそのくらいです。



日曜日でしたので、食事の後プロジェクターにて映画上映会を。西村さんがTUTAYAへ走って借りてきてくれました「イエスマン」

これは笑えた!

ジム・キャリーは本当にエンターティナーですね。あんなに変顔や恥ずかしい場面を披露しても大丈夫なところがすごい!変態と紙一重の、自信が持てずに冴えない中年男を見事に演じきっていた。バカをやる反面、その裏側には繊細な一面を併せ持つという男をやると妙にハマるから侮れない。

「ダイワマンX」を嫌がる役所 広司とはえらい違いや。プロフェッショナルですわ。エエカッコしいの唐沢君にも見習っていただきたいもんやわ。キザオにヤンキー、みんなコンプレックスの裏返しちゃうん?やっぱ、自信のある男はすべてをさらけだしても、なお自然体。見習いたいです。

無理やり連れてこられたコンサートで、まわりは総立ちなのにいつもひとり座りこんでるあなた。
立ち上がれ。そして、こぶしを頭上に振り上げてジャーニーの「セパレイトウェイ」を声高らかに歌うのだ!



■芦屋のサロンは、今月から火曜日の営業を始めました。今日5/11、11:00より営業しています。お話しながら、楽しくお仕事させていただきます!

さあ、来週で春の部の食事会も終わる。そして1年生歓迎会と続きます。



予期せぬプレゼント

2010-05-08 21:34:17 | NEWS
プレゼントを嬉しくない人はいませんよね。それも、突然であったら。

今日は予期せぬプレゼントをいただいて、感謝の日でした。



お客様のU都さまから「たねや」の極上ワラビ餅を賜りました。少し冷やして口に運べば、もっちりとしたワラビに包まれた上品な餡が口の中に広がります。今夏のお中元のひとつに選びたいです。ありがとうございました。

そして、ディラーのI藤さまより堂島ロールを。並んでくださったのかな。スタッフ代表をしましてお二人のご厚情に感謝です(泣き)

そして、師匠の内田樹先生から、ゆれる基地問題に素晴らしい回答を。
少し長いですが、ぜひみなさんに読んでいただきたく、以下に



2010.05.07

     基地問題再論
さる新聞社より電話取材で、またまた普天間基地の話。
鳩山首相が沖縄に行ったが、はかばかしい成果がなかったことについて、その政治責任をどう考えるかというお訊ねである。
「はかばかしい成果がある」というのはどういう場合を指すのか、まず新聞社はそれを明らかにすべきであろうということを申し上げる。
他人の仕事について「はかばかしい成果が上がらなかった」というコメントを下すためには、「はかばかしい成果」は何かをまず明らかにする必要がある。
だが、メディアは普天間基地問題について、「こうすべきである」という具体的な提言をなしていない。「米政府も政権与党も沖縄県民もみんなが満足するソリューション」を提示せよと言っているだけである(だが、そのようなソリューションは存在しない)。
何度も言っているように、基地問題は変数が多すぎるために「正解のない」問題である。
私たちに出来ることは、「変数」を列挙し、そのうち「定数」に置き換えられそうなファクターをひとつずつ増やしてゆくことくらいである。
定数としてまず決めておくべきことは、日本国民は国内の米軍基地を「いずれ撤去すべきもの」と思っているのか、「恒久的に存続すべきもの」と思っているのか、どちらか、である。
私は「日本国内にある駐留米軍基地がすべての撤去されること」を求めるのは主権国家として当然の要求であると思っている。
メディアの論調を徴するに、国内に治外法権の外国軍基地が恒久的に存続することを「望ましい」と思っている人たちもおられるようだが、その方たちにはその理路をお示し頂きたいと思う。
そして、多少想像力があったら、私に向かって説いたのと同じことを、例えば幕末の京都の四条河原や、日露戦争中の日比谷公園で道行く人に声高に説き聞かせた場合、誰にも殴られずにいる可能性がどれくらいあるかについて考えてみるとよろしいかと思う。
私はとりあえず、「国内に治外法権の外国軍の駐留基地を持つ限り、その国は主権国家としての条件を全うしていない」という一般論についての国民的合意を形成したいと願っている。
それだけである。
そのようなささやかな願いでさえも、共有してくれる国民は決して多くないのである。
毎日新聞に先日普天間基地問題についてコメントをした。
それをそのまま採録しておく。

普天間問題の根本にあるのは、米国が日本に基地を置いていることのほんとうの意味について私たちが思考停止に陥っているということだ。
米国は日本に基地を置いている理由の一つは日本が米の軍事的属国だということを私たち日本人に思い知らせるためであり、もう一つは、中国、北朝鮮という「仮想敵国」との間に「適度な」緊張関係を維持することによって、米の西太平洋におけるプレザンスを保つためである。
米軍基地はすでにあるものであり、これからもあり続けるものだと私たちはみな思い込んでいるが、米国は90年代にフィリピンのクラーク空軍基地とスービック海軍基地から撤退した。2008年には韓国内の基地を三分の一に縮小し、ソウル近郊の龍山基地を返還することに合意した。いずれも両国民からの強い抗議を承けたものである。
米国防総省は沖縄の海兵隊基地については、県外移転も問題外であるほどに軍事的重要性があると言い、日本のメディアはそれを鵜呑みにしている。だが、その言い分とアメリカが海東アジア最大の軍事拠点と北朝鮮と国境を接する国の基地を縮小しているという事実のあいだにどういう整合性があるのか。とりあえず私たちにわかるのは、日本国民は韓国国民やフィリピン国民よりもアメリカに「侮られている」ということである。
普天間基地問題では、基地の国外撤退を視野に収める鳩山首相に対してメディアは激しいバッシングを浴びせている。米国を怒らせることを彼らは病的に怖れているようだ。だが、いったい彼らはどこの国益を配慮しているのか。先日会った英国人のジャーナリストは不思議がっていた。
日本人は対米関係について考えるとき、決して対等なパートナーとして思考することができない。この「属国民の呪い」から私たちはいつ解き放たれるのか。
私の寄稿したすぐ横では、ある軍事ジャーナリストが沖縄に海兵隊があることの必要性について、歩兵ヘリコプターと揚陸艦の三者が一体でなければならないという戦術上の理由を挙げていた。
「現在の移転案では、三者が離れ離れになる。例えば、朝鮮半島で紛争が起きた場合でも、時間的ロスが多い。米側がのむわけがない。」
なるほど。
そこで、ひとつ質問。
朝鮮半島で紛争が起きた場合、いちばん時間的ロスが少ないのは、紛争地域に海兵隊基地があることである。
ところが、朝鮮半島の米軍は基地の縮小を受け容れている。
この事実はどう説明できるのであろうか。
別にそれほどややこしい話ではない。
韓国国内に基地を持っていることには軍略上の利益がある。
基地をもっていることで韓国内に深刻な反米運動がおこることには外交上の損失がある。
利益と損失を考量した上で、アメリカ政府は外交上の損失を避けた。
これは、現在の東アジア情勢においては、合理的な政治判断である。
つまり、米国の同盟国が「恒久的な米軍基地が国内にあることは同盟関係にむしろマイナスである」という主張をなした場合に、アメリカはその主張が合理的であれば、聞く用意がある、ということである。
しかるにこと沖縄については、海兵隊基地の基地機能が多少とでも損なわれるような提案は「アメリカはのむまい」と専門家たちは口を揃えて言う。
それはどれほどアメリカがごねても、同盟関係は少しも揺るがないであろうとアメリカ政府が思っていると彼らが思っていることを意味している。
アメリカ政府がほんとうのところどう思っているのか、私にはわからない。
けれども、日本はアメリカに対して反抗できないという「属国」条件を日本の軍事専門家たちが「定数」にして、そのコメントを述べていることはわかる。
彼らのその現状認識が十分にリアリスティックなものであることを私は喜んで認める。
けれども、その場合には、やはりコメントをするたびごとに「われわれはアメリカの軍事的属国民であり、軍事に関しては、アメリカの意思に反する政策決定をすることができないのだ」ということを明らかにし、「だから」という接続詞のあとに、自説を展開していただきたいと思う。
あたかも主権国家が合理的な判断として国内に外国軍基地を置くという「選択している」かのように語るのはフェアではないと私は思う。


雲が晴れ、雨が上がり、虹がかかる。そんな気持ちになりました。

みなさんはいかがですか?





下町で楽しい夜に

2010-05-08 06:14:36 | NEWS
新たな人との出会いは楽しいものです。

若かりし頃は、出会った瞬間に「おっ、今日からお友達」なんてことがありましたよね。悲しいけれど、大人になってからはそういう機会は減ってしまう。



北神戸三田のタウン誌シフォンの誌上対談ということで編集長のKさまに、各地のアウトレットなどにヒューゴ・ボスやセブンなどのブテックを展開されておられるN島社長にお引き合わせしていただきました。すごくダンディで、優しさの中に男気あふれる方です。失敗談も含め、武勇伝をたくさんお聞きしました。(当初、敬称をつけ忘れてしまいました。参りました。ほんとうに申し訳ございません)


        

若かりし頃、仕事が嫌になりカリフォルニアに逃げて、ネイティブ・インディアンと暮らしていた話とか。インディアンはかなりいい加減だそうです(笑)



JR三田の近くのショットバーで話してから、そのあとでおススメの「白水」という下町の昭和な広島焼屋さんへ。気のいいおじさんが、地元のお客さんとワイワイ。コアなお店。

 

カレー焼きそばや広島焼きをいただきながら、地域が活性化するイベントができればいいねなんてお話を。

とても楽しい夜でした。


生きている情報

2010-05-06 22:05:47 | NEWS
昨日の最後のお客様、T村さんは、大阪でガソリンスタンドをいくつか経営されている会社の社長さん。彼が高校生の時から、担当させていただいているので21年くらいのお付き合い。すでに子供さんが2人。写真を見せていただき、大きいのでびっくり。互いに歴史を知っているってことは不思議な気がします。

石油の世界も大変らしい。最近、ガソリンの値上げが続くが、まだまだ160円くらいまで上がるとのこと。下がってくるまで、タイムラグがあるせい。安い石油はタンカーに乗って海のうえなわけです。業界の中でも、見切りをつけて、やめていっているスタンドも多いそうです。エネルギーの転換はどんどん進んでいるんですね。こういうのがレアな情報だ。


先日、駆け込みエコポイントで、LEDランプ仕様の液晶テレビを購入した話を書いたが、いまだにイオTVのケーブルが敷かれていないので、地上アナログしか見れない。(笑) NHKとテレビ東京とサンテレビだけなので、ほとんど見ていません。
お客様の嗜好に合わせての会話が不可欠の接客を生業にしているせいで、バラエティ番組なんかにもたまに目を通していたのですが、不思議なくらいに全然困らないのだった。

4マスと呼ばれる新聞、雑誌、テレビ、ラジオといった情報広告メディアはもっと少なくてもよいみたい。加工されていない、身体で感じた生きた情報が大切な時代。


情報はいくらでも手に入りますが、それらをいかに取捨選択し、整理していくかが鍵でしょう。
「思考の整理学」や「効率が10倍アップする新・知的生産術」なんかを読むと目からウロコぽろぽろ。自分メディアの感度を高めて、自身を光源化し、発光できたら素晴らしいな。





■効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
  ダイアモンド社   勝間 和代 著

   


■思考の整理学     

       ちくま書房
       外山 滋比古 (著)

いつか見た風景

2010-05-05 10:44:24 | NEWS

少し早い母の日をしてきました。

まず、カーネーションや果物を持って西宮の私の母のところへ。アルツハイマー症は相変わらずですが、元気そのもの。元気があまってます。

そのまま、渋滞を避けて裏六甲を走り、明石へ。奥さんのご両親のもとへ。庭で栽培したえんどう豆で炊いたという豆ご飯、お刺身(鯛がおいしかった)、しじみの赤出汁、サラダで夕食。少し仮眠を摂って、そのまま親戚のお宅へ。

今年から就職して、千葉で働いている甥が帰阪中で、顔を見に行きました。小さな子供が走りまわり、ワンコたちが駆け回る。

金融保険のシステムの開発を行っているんですが、おもしろいそうです。理科系の人の嗜好は独特。久しぶりに親戚と4人で出来るゲームを。(笑い)3回やって1回トップで少しプラス。次は正月かな。

夜の高速は、山陽道の事故の影響か、まだ車が多いが、無事帰宅。
いつもの風景、いつもの笑い声。

繰り返すそんな平和な風景が、きっと全国で。
感謝。


22年目の展望

2010-05-03 15:38:10 | NEWS
この5月23日で、うちのサロン アントゥンシュールヴォーグ(ANTENNE SUR VOGUE)が宝塚南口にて産声を上げてから22年目に突入しようとしています。

振り返るに、たくさんの方々のお世話になり、何とかやってこれたというのが実感です。




私のお客様だけでも、会員番号101番のS戸さまや、24年ほど通っていただいていますT倉様(独立して最初のお客様)、Hさま(今は三宮からお嬢さんお二人と)、N山様(和歌山の田辺市から先週も来ていただいた)など数え上げましたらきりがない。

ほかのスタイリストの担当のお客様も含めて、本当にたくさんのお客様のご厚情とディラー様、メーカー様、銀行様のお引き立て、そしてなによりスタッフの日々の努力の集積でなんとかかんとかやってこれた。


ほんとうにありがとうございます!


感謝を表すうまい言葉も見つからないくらい。いくら感謝しても、しきれないほど感謝いたしております。


美容の世界も、この20年で大きな変化を遂げました。ただ真っすぐに切れるだけから、量感調整、質感や全体のバランス、似合わせるや個性を引き出すまでに。

流行全般をみても、外国人の文化の模倣から、日本のスタイルへ、そして「自分探し」に代表される、そのひとだけのオリジナルの追求へと、進化の歩を止めることなく変化し続けています。

昨日もスタッフの佐竹、奥谷と話しておりましたが、これだけでデジタル化が進み、科学が進歩しても、ドがつくほどのアナログな仕事で本当によかったと。接客することで、お客様からたくさんのことを教えていただき、学ばせていただいているなと。

少子高齢化、国の債務超過、時代はますます厳しい方向にシフトを余儀なくされています。美容院も22万軒を超えるオーバーストア状態やそれにともなう人手不足。でも、できることをしっかりと地に足をつけて、前を向いて進むのみです。


その方の潜在的な素材美を引き出し、美しく変化させ、身体の中からわきあがる自己免疫能力を一層高めていただける仕事を目指して、努力し続けてまいります。



■ご紹介への御礼

みなさまにご紹介いただきました お客様の数×¥100=¥54500を今年も無事、「対日本がん協会」に寄付させていただくことができました。

大切なご家族やご友人をご紹介いただきまして厚く御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。                   
                           代表 光安 清登    




□■□ ANTENNE SUR VOGUE

芦屋店 Au Bricoleur (オ・ブリコルール)
TEL 0797 35 1121
http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2-12 クオリア三正1F

宝塚南口店 ANTENNE SUR VOGUE
TEL 0797 71 7747
http://www.antenne.co.jp

山本店   
0797 80 0030 (山本)
   
三田店
079 559 0500 (北神戸 三田)






路上のソリスト

2010-05-02 21:42:11 | MOVIE
チェロの紡ぎだす音域は、人間の声のそれに1番近いという。アコースティクの弦の響きは、運指のたびに軋むような味わいのある音の揺れを生み、脳の奥を刺激する。

路上生活者、ホームレスの奏でる2弦だけのバイオリンのメロディに、心惹かれるなんてことがあるだろうか。しかし、この映画は実話をもとにしたものなんです。



■離婚後、人生に行き詰まっていたLAタイムズのコラムニスト、スティーヴ・ロペス。ある日彼は、2弦しかないバイオリンで美しい音色を奏でるホームレスの男とめぐり会う。ナサニエル・エアーズと名乗るその男が名門ジュリアード音楽院に通っていたと知り、俄然興味を抱く。久々に記者魂に火のついたロペスは、ナサニエルの人生の謎を追って取材を開始し、少しずつ彼の生い立ちを紐解いていく。路上の天才音楽家ナサニエルを紹介した彼のコラムは大きな反響を呼び、連載を続けることにしたロペスはさらなる取材を重ねる中で、次第にナサニエルをなんとかして救いたいと願うようになるのだが…。

のだめカンタービレや、ロードショー予定の「オーケストラ」http://orchestra.gaga.ne.jp/#/mainなど、クラッシックを題材にした映画が多いのは、世界的な傾向であろうか。デジタル化が進む中、アナログに憧れを感じる人が多いのかもしれない。映画は、二人の主演の演技力がすべてのような。主演は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックスと「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。

賛否は分かれるところでしょうが、ロバート・ダウニー・Jrが、再びチェロを手にして弾き終えた瞬間の表情は素晴らしかったです。

好きなことで身を立てたい人には、観ていただきたい。グッとくると思いますよ。





プラトーのころ

2010-05-01 21:51:45 | NEWS
各サロンに一年生が平日に配属されて、見慣れない姿をご覧になられた方も多いかと。



一応、優先順位や考え方を学習してもらって、サロンで足手まといにならないようにしています。



毎日、早く出勤してマッサージやシャンプーの練習をし、お掃除や洗濯など。正社員で働いた経験がないうえに、仕事はたいへんだし、疲れもね。



そろそろプラトーの時期。風をうけて、上昇気流に乗り舞い上がったグライダーが横風に煽られ、錐揉み状態で下降するみたいな。



練習してもなかなかコツがつかめなかったり、先輩の一言に落ち込んだりして初心を忘れてしまったりする時期。

若者よ。そこからが勝負所。

とにかく続けて練習してください。ある日突然、階段をひとつ登るみたいに、一段高いところから別の景色が見える。

身体にだけは気をつけて、先輩の仕事をしっかりみて、素直にまねる。少しずつ日々前に、前に進め!