日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

ごまかす感覚。

2021-01-21 22:47:00 | 日記
膝掛けにくるまった桜を挟んで、仲の悪いちぃと梅ちゃんみんなで仲良く寝ていて平和です。

排泄に問題がなかった高齢者の方が、検査入院先でひょんな事からおむつを当てられるようになって、そこから、おむつをしない生活に戻るまでのお話をオンラインで聴きました。

「御手水に行きたい」と言っても「おむつしているでしょう」と言われ、仕方なく、そこにして「おむつ交換してください」と言えば、「交換時間は決まってます」と言われ、そんな生活を10日あまりしていたら、自分の排泄感覚もわからなくなったそうです。

その話を聞きながら、人は諦めると「気持ちが悪い」という感覚をないものにしながら過ごし、そうするうちに本当に感覚がわからなくなり、元のわかる状態に戻すまでにはあれこれの工夫がや試行錯誤がいることを知りました。

今日のこの話は高齢者の話ですが、ふと、今、学んでいる赤ちゃんのおむつにも繋がる事だなぁ、と思いました。

どう繋がるか、ということを誤解のないようにうまく書くには、もう少し学んでからにしますね。

それにしても、高齢者の便秘が認知症の症状が良くない方向に出ることに関与しているだろうことも知りました。

これは医学面からの知見ではなく、高齢者に接していた方々が、より良く生活してほしいと願い、日々の生活から見つけられた知見です。

人が人らしく生きていくためには、医療よりも人の思いが大切だなぁと思うことでした。


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敏感。

2021-01-20 22:14:00 | 日記
中途半端な野菜と豚肉がが残っていたので、豚汁を作りました。野菜とお肉、いりこの出汁がよく出て、とてもおいしくできて満足です。

私が住んでいるところは、今日は3月くらいの暖かさだったそうですが、ニュースでみると日本全体としては、雪や吹雪や大変な季節ですね。

寒さで野菜の生育状況が良くない、と言うニュースを聞いたのと同じくらいに、朝の積込みの仕事ではじわじわと野菜の購入が増えてきました。

今日は1月の仕事始めの週の2倍くらいの量になっていました。

色々な利用の仕方があり、利用者さんが多いのは喜ばしいことですが、同じ方が何十箱も買われていると「間違いではなかろうか?」と思いながら積み込んでいます。

時々、本当に間違いのことがあり翌日、荷物が山積みになっていることがあります。

それにしても「野菜の生育が悪い」というとすぐに野菜が売れるようになる。

情報に敏感に反応するんだなぁ〜と、驚く積込みの朝でした。
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本気の健康志向。

2021-01-19 21:51:00 | 日記
走り回る妹が気になって眠れないお兄ちゃんです。

その歳の差10歳。でも同レベル!というか押され気味の優しいお兄ちゃんです。

知り合いのご高齢のお母様は、新型コロナ以前からデイサービスに通っていたそうです。

ところが、新型コロナ後は中々通えなくなり、元々持っていた認知症的な症状がひどくなってきたと嘆いていました。

通えないのは、同僚のお母様に何かあったら、という施設側の配慮ではなく、「気ままに外から来る人が、新型コロナ持ち込むのでは?」ということからだそうです。

お正月明けのデイサービスも「県外市外からの帰省者があった人、いつもの家族以外と接した方はご遠慮ください(大意)」というような施設の方針が配られたそうです。

それを見た同僚は、母親がデイサービスに行けなくなるといけないと思ったそうです。

親戚一同に来ないでね、とお願いし、それまでおしゃべりに行ったり来たりしていたお母様のお友達とも距離を置くことに。

そして迎えたお正月「誰も来ないねぇ」と親御さんも寂しそうで「どうしたらよかったのかな、って考える」と話していました。

こういう話を聞くと、高齢者のデイサービスは「自宅での生活を続けるために身体の機能維持、向上」なんて目的があると思うのですが、本気ではないんだなぁ、ということが炙り出されてきますね。

高齢者の介護施設を別の仕事とWワークしている知人曰く、「どちらかと言うと、一緒に過ごす家族が息抜きできるようにあずかってる感じかなぁ」という正直さ。

福祉の提供する優しさにとことん違和感を感じるなぁと思いました。

老人界隈に近い年齢に歩みを進めながら、新型コロナの世の中を見つめていると、「丈夫な体」「ボケない頭」はほんと死守せねば!と思いますね。

がんばろっと。






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段取り力。

2021-01-18 23:10:00 | 日記
朝、仕事が終わって帰り、家の駐車場から家の窓を見るとちぃが寝ているのが見えました。

バイクの音で起き、外を見たと思ったら、窓辺のケージから飛び降りる姿が見えました。

そして家の鍵を開けると。


待ってます。嬉しいねぇ

実家の母が白内障の手術をしました。

一人暮らしなので心配したのですが、手術の前日に、手術日に帰ってご飯は作れないだろうから、とおでんを煮込んだそうです。

そして、手術後髪を洗うのが大変と思ったそうで、手術の翌日に美容院で洗髪の予約をしておいたそうです。

手術は無事終わり、家に帰り電話をくれました。

母は左の目が加齢黄斑で視野が上半分見えません。それで右目の白内障の手術をしたので「まー、左目は思ったよっか見えんこと。びっくりしたわ!」と言うことだった。

そして「おでん作ってて正解よ!よく見えんでもガスはつけられるし、おでんは食べやすい!」と明るかった。

その後の電話で、手術した右目はとてもクリアーに見えるようになり「若いつもりだったけど、思った以上におばっちゃんで口元の皺が…」と鏡に映った姿にショックを受けたと電話開口一番の感想だった。

明日の自分の予定から今日やっておくことの段取りをつける82歳を頼もしくも、ありがたく思う離れて暮らす娘でした。
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おむつの位置付け。

2021-01-17 23:57:00 | 発達応援
風が強い一日。猫たちも布団に潜ったり、人にくっついたりそれぞれ暖をとっていました。

赤ちゃんの排泄について学んでいると、そうか、赤ちゃんも「おしっこやうんちは出す」という機能搭載して生まれているんだなぁ、としみじみ納得。

では、なぜそれが先々、「オムツが取れない」という問題になってくるのだから、なかなか、まぁ大変です。

おむつというのは、洋服や寝具、部屋に排泄だらけにしないために赤ちゃんにつけてもらっているもの、という解説にそうかぁ、そうだなぁと納得。

一言で言うと、大人の都合の社会生活に赤ちゃんにも付き合ってもらうため、なのですね。


うちの排泄障害のある猫桜が仔猫の頃、意識なくお漏らししていた頃は、私は1日5、6回床を拭き、洗濯機も何度も回していたことを思い出しました。

桜におむつをすると嫌がって、部屋で飛び上がって、ぴょんぴょんする姿がかわいそうで、「慣れるまで」なんてできませんでした。

それに比べたら、人の子は嫌がりもせずおむつ当てられているのだから賢いですね。

ヒトが本能として備えているものを十分に発揮できると赤ちゃんも大人も言葉以前の関係が密になるなぁ、と排泄のあり方を学ぶ中で思うことでした。


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