今日、久しぶりに、いや、何十年ぶりに転びました。
ちょっと、転んだというくらいではなく、見本のような見事な転びっぷりでした。
積込みの仕事で、カゴ車で蓄冷材を運ぼうと私が足を出したのと、
ドライバーの方がカタログを運ぼうとされたタイミングが、見事に一致し、
カタログからぶら〜んと下がったベルトの輪っかが、私の左のつま先からすぽっと入り、
罠に引っかかった動物のように、バタン!と見事に転びました。
救いだったのは、膝をしたたか打ち、とっさに両手をついていて手のひらがジンジンするものの、
顔を打つことは免れたことでしょうか。
まだまだ、反射神経はあったようでよかったよかった。
福祉の世界というものに対して私は今まで、本当に無知だったんだなぁ、と
今日アップされた花風社の浅見さんのブログを読んで思いました。
福祉利権
私は、あるとき、放課後児童デイを立ち上げるから、手伝わないか?と
お誘いを受けたことがありました。
そのとき、私は、教室はしていたものの定期的な生徒さんはひとり。
アロマのトリートメントもしていますが、
そんなにお客様がいらっしゃる状態ではありませんでした。
私を誘ってくれた人は、そんな私を不憫に思ったのかもしれません。
「色々、勉強しているのに、もったいない!」とも言っていただきましたが、
私はどうしても、やりたい気持ちにならなかったので、お断りをしました。
身体からのアプローチを重視する、放課後児童デイは、いいなぁ、と思いながらも
どうしても、関わりたいと思えなかった。
不思議なことです。
ひとつには、私が支援員として、小学校や中学校で仕事をしてきたことが関係しています。
収入面では、とりあえずの安定は得るのでしょうが、
私にとって、メリットはそこだけのように感じました。
そして、これまで学校という場所で、
子どもに対して、自分の目で見えたところ、見た所をを手がかりに、
どんなに面倒で、遠回りでも、時にはガチンコでぶつかったとしても、
こうした方がいいのではないか、そんなことに目をつぶっていては、子どもがだめになる、と
言っても、言っても、言っても、通じない。
どこかの公的な組織に属するということは、
その組織からお給料を保障されているのだけど、ちょっと違うことをしようとすると、
口では「すごいですね、すばらしい」と言いつつも、
「今まで通りで、とりあえず、行ってみましょう!」ということにまとまり、
月日、年月が経っていく…。
そんな思いがあったのが、公的なところで何かをしたい、
「一緒にやりたーい!」と思えなかったいちばんの理由だったような気がします。
そして、小学校で支援員をしているときに、
放課後児童デイに通っていた子が、
「宿題済まさないと、お母さんに怒られるの」と、
宿題するために通っていた姿にも違和感があったのだと思います。
保護者さんの「宿題を済ましてきて欲しい」という思いと、
いや、それは家ですることですよ、この子には遊ぶことが何よりも必要!と突っぱねて、
遊び続ける覚悟はあるのかなぁ、と。
表向き、1回数百円で通え、収入によって支払う上限も決められています。
そして、事業所には1回の利用で10000円は入る…。
そういうふうだから、ちょっと検索すると、
華々しくも怪しげな、「いま注目のFCビジネス[放課後等児童デイサービス、障害者就労継続支援A型]」
などという、たまげたサイトも出てくるのですね。
魑魅魍魎がでるなぁ…、と、
サイトを見ながらため息がでるのでした。
ちょっと、転んだというくらいではなく、見本のような見事な転びっぷりでした。
積込みの仕事で、カゴ車で蓄冷材を運ぼうと私が足を出したのと、
ドライバーの方がカタログを運ぼうとされたタイミングが、見事に一致し、
カタログからぶら〜んと下がったベルトの輪っかが、私の左のつま先からすぽっと入り、
罠に引っかかった動物のように、バタン!と見事に転びました。
救いだったのは、膝をしたたか打ち、とっさに両手をついていて手のひらがジンジンするものの、
顔を打つことは免れたことでしょうか。
まだまだ、反射神経はあったようでよかったよかった。
福祉の世界というものに対して私は今まで、本当に無知だったんだなぁ、と
今日アップされた花風社の浅見さんのブログを読んで思いました。
福祉利権
私は、あるとき、放課後児童デイを立ち上げるから、手伝わないか?と
お誘いを受けたことがありました。
そのとき、私は、教室はしていたものの定期的な生徒さんはひとり。
アロマのトリートメントもしていますが、
そんなにお客様がいらっしゃる状態ではありませんでした。
私を誘ってくれた人は、そんな私を不憫に思ったのかもしれません。
「色々、勉強しているのに、もったいない!」とも言っていただきましたが、
私はどうしても、やりたい気持ちにならなかったので、お断りをしました。
身体からのアプローチを重視する、放課後児童デイは、いいなぁ、と思いながらも
どうしても、関わりたいと思えなかった。
不思議なことです。
ひとつには、私が支援員として、小学校や中学校で仕事をしてきたことが関係しています。
収入面では、とりあえずの安定は得るのでしょうが、
私にとって、メリットはそこだけのように感じました。
そして、これまで学校という場所で、
子どもに対して、自分の目で見えたところ、見た所をを手がかりに、
どんなに面倒で、遠回りでも、時にはガチンコでぶつかったとしても、
こうした方がいいのではないか、そんなことに目をつぶっていては、子どもがだめになる、と
言っても、言っても、言っても、通じない。
どこかの公的な組織に属するということは、
その組織からお給料を保障されているのだけど、ちょっと違うことをしようとすると、
口では「すごいですね、すばらしい」と言いつつも、
「今まで通りで、とりあえず、行ってみましょう!」ということにまとまり、
月日、年月が経っていく…。
そんな思いがあったのが、公的なところで何かをしたい、
「一緒にやりたーい!」と思えなかったいちばんの理由だったような気がします。
そして、小学校で支援員をしているときに、
放課後児童デイに通っていた子が、
「宿題済まさないと、お母さんに怒られるの」と、
宿題するために通っていた姿にも違和感があったのだと思います。
保護者さんの「宿題を済ましてきて欲しい」という思いと、
いや、それは家ですることですよ、この子には遊ぶことが何よりも必要!と突っぱねて、
遊び続ける覚悟はあるのかなぁ、と。
表向き、1回数百円で通え、収入によって支払う上限も決められています。
そして、事業所には1回の利用で10000円は入る…。
そういうふうだから、ちょっと検索すると、
華々しくも怪しげな、「いま注目のFCビジネス[放課後等児童デイサービス、障害者就労継続支援A型]」
などという、たまげたサイトも出てくるのですね。
魑魅魍魎がでるなぁ…、と、
サイトを見ながらため息がでるのでした。