日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

隙間。

2024-01-10 20:12:00 | 発達応援
ドアノブを下に引き下ろせば、
ドアが開く。

それを覚えた我が家の栗!

北側のドアを開け、
温まったリビングに冷気を送り込むので
バリケードを作りました。

「さて。どうしたものか」

賢そうな顔で思案中。
冬はやめてー。

教室や子ども食堂で
お子さんたちと遊ぶとき。

周りにいるお子さんや
自分のいる場のことも眼中になく、
自分の世界にどっぷり浸る
お子さんと出会うことがあります。

子ども食堂だと、
自分の世界で完結し過ぎて、
周りが見えずに怪我したりさせたりしないようにと
ちょっと遠目に見守ったりしています。

ときどき、
その完結した世界に招いてもらうことがあり、
お昼前に来て、帰る夕方前までその
世界に浸り切っている子どもの集中力に脱帽します。

私の教室に来ているお子さんの場合、
目的があって来ていらっしゃるので、
お子さんの発達を何か後押しできれば、と
遊んだり、関わったりしていきます。

それでも、
私はその子たちの中に居るのか、
居ないのか、と思うようなこともあるのですが、
ふとしたきっかけやかけた言葉で、
お子さんが自分の世界からこちらへ
ひょこっと顔を向けることがあります。

そんな瞬間、
自分だけの世界に籠っているように見えて、
自分以外を受け入れる隙間が
子どもの中にできていることを知ります。

実は大人の方が、
そんな隙間がなかったりする。

子どもが開けてくれた隙間から
自分に必要な色々な刺激を受け取って
隙間が空間になって…と
のびのび成長してくれたら、と思うことです。










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