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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

安心して学ぼう!

2019-07-14 16:39:00 | 算数
今日は食事に誘われていましたが、大雨で列車が不通に!私が住んでいるところは、空港にも新幹線乗るにも30分圏内なのですが、大雨で土砂災害が起こる駅があり、雨量によっては電車が止まりがちです。そこだけなのですが、どうにもならないですねぇ。
 
今日は算数の体験にひと家族お見えになりました。
 
「算数は好きじゃなーい」とにこにこのお子さん。でも、基本の部分はしっかりできるし、
一桁同士の計算も暗算で全問すらすらと正解でした。
 
まずは、怒られず、安心して学習ができるとお子さんたちはしっかりと実力を発揮できます。
 
そして、「あってる」「あってない」と遮られず、最後まで自分の言葉で説明する経験も小さな一歩ですが、自信につながる一歩だと思います。
 
よく、計算問題で親御さん方は、指を使って計算することを禁止することがあります。理由は「もう、低学年ではないのだから!」とか「もう、できるでしょう!」ととても抽象的なのですが、その指に代わる代替案を持ち合わせていないことも多いです。
 
そうすると、お子さんの方は頭の中で自分の知っているやり方で、どうにかしようとがんばります。
 
例えば「7+5」という問題に、5を3と2に分解して…とするのですが、短期記憶が苦手なお子さんは「3と2、分けたけどなんのためだったっけ?」とその目的を忘れてしまうことがあります。
 
無事に10を作ったところで、残っている「2」を忘れてそのまま「7+5=10」と書いてしまったり、10を作った残りの数をさっきまで、10を作るために覚えていた3と混同して「7+5=13」としたり…。
 
そばで教えている親御さんには「何やってるの⁉︎」とデタラメ書いてるように見えて怒ってしまうこともあるでしょう。
 
お子さんの方は怒られてびっくりして、冷静に考えられなくなることもあると思います。
 
だから、「指を使わずに!」というならば、お子さんが代わりに安心してできるやり方を提示してあげてくださいね。
 
安心して学ぶことは、お子さんの力を伸ばす鍵だと私は思っています。
 
さて、和やかに済んだ算数の体験。
 
「算数、きらーい」とにこにこだけど硬い表情言っていたお子さんも柔和な笑顔で帰って行かれました。
 
自信を持って学んでいってくれたらいいなぁと思うことでした。
 
さて、夏休みの間だけ、限定で算数の集中教室をしようと思っています。近々、発表しますので、興味のある方はぜひぜひ、ブログチェックにお越しくださいね。