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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

ブラックに染めるぜ⁉︎

2019-07-02 12:33:00 | 発達応援
ひどかった雨も普通の雨模様になってきました。雨で困るのはカーペットの洗濯。桜のお漏らししたものが洗えない!が、賢い桜はこんなとき、カーペットではお漏らししていない!偉い偉い。
 
 
知り合いのお孫さんが、脳性麻痺で車椅子を使っています。それが理由で中学校も養護学校に行くことになったそうです。
 
お祖母様は、まだお孫さんが幼い頃、かわいそうで色々手を貸してあげていたそうですが、親御さんたちに「この子はかわいそうではないんだ。一人で何もできないことの方がかわいそうだから、ゆっくりだけど見守ってね」と言われ「そんな考えもあるもんだ!そうか、そうだな」と思って見守ってきたそうです。
 
その甲斐あって、お孫さんは、常時車椅子ではなく、杖をつきながら歩くこともできるので可能な限りは自力で歩き、食事、入浴、普段の身辺のこと全て自分でできるお子さんだそうです。
 
ところが自立心も向上心もあり、努力するお子さんが元気をなくしているそうで、その理由を聞いて怒りがこみ上げてきました。
 
まず、学校ではなるべく車椅子を使うように指導されるとのこと!どうして、がんばって杖で歩ける子、できるだけ歩きたいという子に車椅子移動を強要するのでしょうか?全く意味がわかりません。
 
さらに、家から遠いので寮生活をしているそうですが、お風呂に介助が入るそうで、体を洗う順番をいちいち指図されるのだそうです。これまでお家で「自立した生活を」とお風呂も自分で入り体もきちんと自分で洗えるようにしてきた。そういうことを否定する指導!
 
一体、養護学校って、何を目指しているんでしょうね。怪我させて面倒なことの責任取りたくないのか。将来、ギョーカイにつながるめんどりを育てる機関なのか。
 
支援を受ければ受けるほど、グレーの子がブラックになっていく…という話は私も聞いたことがありました。
 
こうやって、できる力を削いでいくのかと、話しを聞きながら、本当に腹が立ちました。
 
幸い、親御さんが「おかしい!」と声をあげられて、何らかの進展があるようで、ほっとしました。
 
お子さんを自立した人に育てるためには、親切ぶって自分の将来の食い扶持を増やそうと伸ばしてくる支援の手をぶった斬っていかねばなりませんね。
 
本当に支援って、厄介です。