日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

子どもの動きを妨げない。

2019-05-20 22:27:32 | 発達応援

今朝は霧がすごくて、カーテンを開けたら真っ白!勝手に「雨か〜!」とカッパを着込んで外に出たら、雨が降っていなくて「え?」でした。霧で濡れるのもイヤなのでカッパ着たまま仕事に行きました。それにしても、新品カッパ買ってから雨が降りません。水滴弾いて通勤楽しみなのになぁ。

 

からだ育てをしていく中で、少し気になることがあります。

 

それは「歩くときはこう歩かなくちゃいけない」「立ってるときの姿勢はこう!」など、「正しいここへのこだわり」とでも言うのでしょうか。

 

今は、セミナーや講座やネットで色々なことを学んだり調べたりすることができます。だから、余計にその学んだことと目の前のお子さんがリンクするような気がして、そうやってみると「あ、この子の姿勢も!」などなどと思われるのかもしれません。

 

でも、たとえ、今、お子さんができないこといっぱいだったとしても子どもたちは育ちの途中です。あまりにも、「あのゴールが正しい!」とゴールに添うことを目的にすると、今、現在のお子さんの育ちが無視されがちになります。子どもたちは日々の遊びや通学や運動や生活の中で発達している途中です。

 

だから、あまりにも私も含む「こういう風にできるとらくだよね〜」とか「本来、脊柱ってこうじゃなきゃ!」などというアドバイスに耳を傾けすぎないでくださいね。それは、大人同士の最終目的確認くらいに思っておいたらいいかもしれません。

 

今、お子さんは自分ができるやり方で何かに格闘している最中です。そこを抜けたら、ラクなやり方へ自分で一歩進みます。あるとき、「こういう風にできたら」にポンッと移行していると思います。

 

正しさに気をとられ過ぎると、お子さんたちの活動もちょっと窮屈になるかもなぁということが気になります。お子さんの今の自由な動きを邪魔しないのが、お子さん自身で発達していくためには必要かな、そんなことを思うことです。

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