日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

気軽にクレニオセイクラル。

2019-05-06 20:13:48 | 発達応援
長い十連休も終わりですね。
といっても、私は普通に仕事があったので通常通りの日々。
それでも、家で少しゆっくりできる旦那どんが待機していたので、あちこち連れて行ってもらい、
普段より楽しい一週間を過ごすことができました。
 
先週末は、クレニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)のアップデートに行きました。
 
 
 
クレニオの施術の練習中、毎年のことですが動き出す方が出没します。
この動きがとても奇妙な動きで、通常、意識して動かせる動きではない動きが出てきます。
 
では、その動きは何かというと、「錐体外路系」の動きで、
施術する側が引き出す動きではなく、施術を受けている方が自ら身体を調整しようとする動きになります。
 
その動きは身体の内側でじんわりと緩んでいくような方もいらっしゃれば、
目に見えて、派手に腕や足が動いたり、体幹をねじるように動かしたりする方と様々です。
 
これまでは、クレニオでそういう動きをする方に出会っても、
「わー、すごい動くなぁ〜。」くらいの感想で終わっていました。
 
今回は、講師の先生が、
「この錐体外路系の動きは錐体路系の動きと表裏一体ではあるけど、普段は絶対に表には出て来ない動きや。
この動きが日常生活で表に出てくる場合は、何らかの疾患がある場合がほとんどや」と言われました。
 
じゃあ、錐体外路系の動きはないほうがいいか、というとそうではなく、
錐体外路系の動きが力加減や姿勢の制御などの動きの微妙な加減を調整しているから必要なのだそうです。
 
そこで、私が思ったのは、凸凹っ子たちの微妙な力加減の調整のむずかしさ。
小さいうちは誰しもそうだけれど、私が関わったことのある子は中学生になっても力加減が難しく、
怪我こそ相手にさせなかったが、力が強すぎて相手に不快な思いをさせることがありました。
 
そういうことは、「モロー反射の影響かなぁ〜」と力いっぱい遊ぶことをしていましたが、
この錐体外路系の動きを活性化するクレニオのケアも、もしかすると役に立つかもしれないなぁと思うことでした。
 
講師の先生に
「これは専門家でないとやっちゃダメ、とかありますか?できたらお家で気軽にやって欲しいのだけど」と
お聞きすると、
「意識して、錐体外路系の動きを出す必要はないよ。
お子さんが不快でなければ、『気持ちがいいなぁ』という感じでやってあげると良いよ。」とのこと。
 
気持ちいいを基準にしてやることで、身体が自ら身体の調整していく。
そんなクレニオをお家でできる形にしていけると良いなぁという思いを抱いた講座でした。
 
お家でできる形にできるように、考えてみようっと!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
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