日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

ことばと感覚。

2014-11-09 21:29:23 | 発達応援
 一日中、眠い日曜日でした。
三連休のワークショップやピーチを使うために、早朝起きたり…。
まぁ、からだが睡眠を求めていたのでしょうか。
やれやれ。

 子どもさんとワークをしていると、「おや?」と思うことが時々あります。

 昨日のワークの中で、イラストの中に指定された数のリンゴのスタンプを押す作業をしました。
あとで、リンゴの数を数えたのですが、
スタンプが薄かったり、重なったり、数えにくいところがあります。

 印を付けながら、数えやすいものと数えにくいものを比べました。

 「どっちが数えやすい?」と聞くと、
ある程度、間隔をあけてスタンプを押してある方を指差して、
「こっち!」と答えます。

 でも、「どうして、そっちが数えやすいのかな?」と
ことばにすることを求めると、
「わかんない!」と返ってきます。

 なんどか、同じやり取りを繰り返して、
「間隔、すきま、あいだがあいているほうがみやすいね。」というと
うなずきます。

 ワークが終了してから、
どうして、感覚としては数えやすい方を選ぶことができるのに、
その理由をことばとしてアウトプットしようとすると、止まるとか。
そのことをずっと考えていました。

 自分の中に基準がないから、比較することが難しい。
 比較するためのことばが不足している。
 ことばはあるけれど、適切なことばを選べない。

そんなところが浮かびました。

 感覚とことばを結びつけていくための、
教材つくりやことばかけ、フォイヤーシュタインの利用と、
色々なことがどんどん宿題としてでてきますね。

 どれも骨のある宿題、がんばらねば。
 
コメント
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