日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

かくれんぼ。

2014-11-22 12:52:59 | 発達応援

 今日は「小雪(しょうせつ)」というくらいだから、
冬到来!って言う感じなのでしょうが、暖かい陽気ですね。

 今日はフォイヤーシュタインのBASICの日でした。
我が家に来るのも6回目になる少年は、笑顔のかわいいい、
とても元気な素直な子どもです。

 今日のワークも終わって、保護者の方とお話をしていると、
「まゆた~ん」と呼ぶ声が。
「は~い」と行くも、姿は見えず。
???と思っていると、なんだか、カーテンがもそもそ。
近くに行くと、
「わぁ~!」とからだに巻き付けたカーテンから出てきました。

 面白いことしてくれたなぁ~と思って、
彼をカーテンの中に入れて、
私が「ばぁーーーーっ!」とすると、
嬉しそうに、「も一回!」と自分でカーテンに包まるので、
再び、「ばぁーーーーっ!」として、
それを数回繰り返しました。

 「あっちいって、も一回呼ぶから!」と言うので、
部屋を出て、保護者の方と話していると、
「まゆたーん!」とお呼びがかかり、
また、「ばぁーーーーっ!」っとして、とこれを何度か繰り返して遊びました。

 カーテンに隠れる遊び、よく、子どもたちしますよね。

 でも、今日のこの遊びが特別だったのは、
誰から指示された訳でもないのに、彼がこの遊びを思いついて、
しかも、遊びに誰かを誘ってみよう!と行動を起こし、
さらに、繰り返して、遊んでいたということでした。

 そして、きっと、
「ばぁ~!」っと出てくるタイミングをはかり、
ドキドキしたり、わくわくしたり。
絶好のタイミングを掴んだときの爽快感!

 今まで、保護者の方と話をしていても、
彼は彼で、エアロバイクに乗ったり、別の部屋でごそごそしていたり。
また、こちらが遊びを提案しても、一回やったら終わって、つぎ!という感じでした。

 自分が誘える誰かを誘って、遊んでみる。
わくわくする、ドキドキする、スッキリー!
こういう目(芽?)を養うことも遊びやコミュニケーションでは大事ですね。

 彼の中で、保護者でもない、毎日会う友達でもない私を誘って遊ぶことは、
また、一つの小さなステップアップだったかもしれませんね。

 
コメント
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