日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

祖母の知恵。

2014-11-28 19:12:25 | 日記
 天気予報通りの午後からの雨。
雨は、私の掃除意欲を削いでいきます。

 季節の変わり目だからか、
風邪というほどではないけど、空咳や鼻をすする方をよく見かけます。

 私は小さい頃に、父と母はいましたが、
2年間ほどだったでしょうか、
祖母と二人で暮らしていた時期がありました。

 ご飯のお供に奈良漬けを買ったり、
すき焼きの最後にうどんをいれたり、生姜が好きだったり、
時々、芋粥や茶粥を食べたくなったりします。
しかし、このような食べ物は、私の育った家では出されることがなく、
「ああ、たぶん、祖母との暮らしの影響だなぁ~。」と
思うことがしばしばあります。

 小学生の頃に、普段はそんなことはないのに便秘になったことがあります。
そのとき、ちょうど、祖母が遊びにきていて、
私が、トイレでうーんうーんと唸っていたのを聞き、
トイレにやってきて、左側の腰の少し上の辺りをトントントントンと叩きはじめました。
しばらく、リズムよく叩き続けてくれた後、
数日、私を苦しめた便秘とおさらばしたのでした。

 それからというもの、私は、ちょっと便秘になりそう?と思うと、
自分で腰の左側の辺りを満遍なく、叩きます。

 また、冬に鼻が詰まると、
詰まっていない方の鼻を下にして、横向きに寝ると、
ある瞬間、すとんと、鼻が通るときが来るよ、というよなことを教えてくれました。
これも、冬の鼻が詰まったときなどは、布団の中で実践しています。

 どうして、それが私に効くのかはわかりませんし、
万人に効くのかどうかもわかりません。
明治時代に生まれた祖母が、祖母の母親や祖母にしてもらっていたことを
私にもしてくれていたようでした。

 こういう、よくわからないけれど、
ちょっとした体の整える方法って、きっと、家々であって、
伝えられているのでしょうね。

 埋もれていくおばあちゃんの知恵の伝承かもしれませんが、
少しもったいない感じもしますね。

コメント
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