彫刻師列伝・柏原中井一門
中井清次良橘正用
生歿不詳 江戸後期・天保年間前後(1830~1843)活躍か?
中井5代・丈五郎正忠 三男 幼名 岩吉?
兄に6代 権次橘正貞
彫の特長として父丈五郎より兄正貞の影響を強く受けている感じを見受ける。
霊獣の表情が、派手である。
正貞息子正次しかり銘がなければ、兄正貞、甥正次との彫を見分けるのはきびしい。
棟梁として社寺に大作をも残すが、兄正貞 . . . 本文を読む
彫物師列伝・柏原中井一門
八代 中井権次橘正胤
本名光太郎
先代正次長男
生・安政元年(1854)~昭和3年(1928)歿
明治・大正期に先々代正貞につぐ神社仏閣に多くの作品を残す。
正統を意識してか、刻銘に代目八代を入れている。
青龍軒九世とも刻む。
晩年には、彫刻時の年齢も入れる。現在確認されている高齢は、71歳。
又、山車、屋台、だんじり等にも多くの作品がある。
中井一門としては、 . . . 本文を読む
ようやく紹介できる画像なんとかを入手。兵庫北部はやはりそうそう行けませんね(泣)
彫刻師列伝 丹州柏原住・中井一門
中井権次橘正次
中井一棟7代目
先代正貞長男
生・文政6年(1823)~明治16年(1883)歿
先代正貞活躍時期が長く親方として銘を残す社寺が一門の中では少なく、主に日本海に近い但馬地方に彫刻が残る。私はまだほとんど確認してません。
60歳で他界していることも少なからず . . . 本文を読む
中井権次橘正貞
丹波篠山神社など過去に何度もレポート登場しましたが、あたらめて紹介
中井6代目
先代丈五郎正忠 長男
生不明~安政2年歿(1856)
幼名・文吉 (文五郎正貞銘刻もあり)
中井一門最多の社寺彫刻を残す。
まさに江戸時代末期丹波地方における彫物師の寵児
福知山・大原神社拝殿正面丸彫り龍に代表される巨大な彫物から摂社等の小宮の彫刻まで多岐にわたり彫刻し他者に追随を許さない圧倒的な . . . 本文を読む
今週はじめの積雪をともなう寒波からうって変わって3月並みの暖かさとなってますね。
このまま暖かくなってくれたら・・・と思うのですが、どうもそうはいかず、週明けには、寒さぶり返すよう。(泣)
積雪は、宝塚近辺では、跡形もありませんが、裏六甲を眺めると山頂あたりは、まだ白いですね。
中井一門
今週は、以前紹介の4代目中井言次君音・長男 丈五郎正忠
5代目 中井丈五郎正忠
生・不明~文政元年(18 . . . 本文を読む
何度かこのブログにて柏原彫刻師中井一門をとりあげていますが、中井一門について詳細説明していませんでしたね・・・・
私の中井一門詳細知識は、「まささん」こと白石氏研究情報によります。
中井彫刻に魅せられ追いかけられている方々他にもおられ、丹波新聞にとりあげれられた記事があり、私がまささんよりいただいた資料内容と大筋違いがないようですので丹波新聞記事内容、原文そのまま中井一門の紹介
【中井一統】中 . . . 本文を読む
今日のうんちく?!(笑)
本日12月23日は、天皇誕生日
天皇には苗字はありませんので現天皇は、今上天皇(きんじょう)・平成天皇とはいいません。
名は、明仁(あきひと)
お誕生日おめでとうございます。
川辺郡猪名川町広瀬 金剛山宝山院 浄土宗 成佛寺
正暦元年(990)源氏の長久を祈願して創建されたと伝わる。この時代は一条天皇の御代で藤原氏一門が摂政や関白になって国政を行っていた時代である . . . 本文を読む
中井一門カテゴリー作成してしまいました!!
すごいとしか言いようなし。
一刀彫・継げ木なし。
ここまで彫るか!どうや!と言わんばかり。
正面はもちろん裏面もすごい!!
社寺彫刻のまさしく美ですね。
若林純氏著 「社寺の装飾彫刻」にも掲載されてます。
「うーん」と唸るしかない!!
推定彫刻師 中井丈五郎正忠 この部分(拝殿)見える範囲に銘ないんですね。
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