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お前のせいや!

2010-02-08 22:43:51 | Weblog

6日は雪で寒かたよー<@京都→名神高速道路>

昨日(平成22年2月7日)は前日ほどではないにしろ、某神社の境内でじっとしてれば寒いなーと思うみたいなぁ~♪

 

この日は、某神社にて会議&勉強会を行う予定であった。開始時刻は午後なのだが、我々役職に就いている者はいつも早めに召集がかかり(昨日は11:30やった(+_+))、打ち合わせや準備を行っております。

 

11:20頃到着しましたので「まずお参りしてそれから集合場所へ行こう」と思い、まず手水舎へと向かいました。

 

神社の境内では、某団体の方々が寒空の中、清掃奉仕をなさっていました。皆様ご高齢に見受けたのですが、淡々と清掃を行っており、その横を素通りすることに気が引けたのですが、何かすがしい気持ちにもなりました(ちなみに、我が団体も同神社を年に数回清掃奉仕させていただいております。大変名誉なことです)。

 

天皇陛下の御製、英霊の言の葉(社頭掲示)を、我々は会議の冒頭奉読させていただいております。英霊のご遺徳を偲び、静粛に神社をお参りするためです。

 

大変栄誉なことですが、今年度最後の奉読担当にわたくしが指名されましたので、手水舎の手前にある掲示板に掲載されている社頭掲示を“予習”しようと思い、その前にて直立(有動)しておりました。

 

御製は平成17年度のもので、畏れ多いことですが既に存じ上げており、すぐに英霊の言の葉(社頭掲示)に目を移しました。

 

大東亜戦争当時、ご自分の命よりも国家に尽くすことに重きを置かれた方々のお心持を拝読するうちに、全身から込み上げてくるものがあり、英霊の御恩に報いる気持ちをいっそう強固にしようと思っていたところ、「君ら、○○○○か?(=我々の団体名称)」と箒を持って掃除をしておられた方がわたくしに聞いてきました。

 

「はい、そうです」と笑顔でお答えしたのですが、その方の表情には何とも言えぬ微妙な薄ら笑いというか、強張り損ねた表情というか、如何とも表現し尽くせぬ中途半端な表情をされていました。

 

神社の境内で我々のような年代(若者?)に話しかけてくるの方の類型には以下の3種があります。

①若いのに偉いね、と仰る。こういう方に声をかけていただけると、「また神社に来よう、ご奉仕しよう、という気になります。

②神社の関係者だと思って色々バスバス聞いてくる。いや、ただの奉仕者なのですが・・・それでも精一杯対応します(かなーり偉そうな態度の人がムカムカ来るほ程多いのは、気のせい?)。

③自己の矮小さを隠蔽するために、一見格下だと思える(見誤る?)相手を見つけては議論を吹っ掛け「おいらはこんなに偉いんだぞー、お前ら何も知らんだろ(だから本当はもっともっとおいらの名前が有名になってもいいはずなのだ)」と、目の前の人間を勝手に蔑み、それによって相対的に自己の存在を肥大化して見せるために、獲物を見つけては話しかける。

 

こちとら英霊のご遺書に触れ、意識は若干時空をさまよっておりましたので、不意を突かれた感じで、咄嗟に対処する手段もなく、にこにこほほ笑むことしかできませんでした(不微笑み返しの所作)。

 

褒めてもらえるのかな~♪っと思ってうきうきわくわくノリノリで次の言葉を待っていたのですが、この方はいきなり「わしら、勉強会に参加したらアカンのか?」との丁寧なお問い合わせをなさり、事態はまさに風雲急を告げてきました。わたくしは「我々の団体は青年部ですので、40歳までなんですよ」と営業スマイルを向けました。

 

すると、あろうことか、その相手の方は「なんで40歳までやねん?なんで40歳で区切るねん?」と実に危なっかしい危険球をわたくしに向けて投げつけてきました。

 

「われわれは○○神社の下部組織ですから、神社の意向を聞かないといけません。われわれで勝手に設定することはできないのです」と懇切丁寧にお相手をして差し上げました。

 

ところが「こないだ、○○部長にも言うたんや。そしたら『40歳以下はダメなんです』とこうくるわけや」と誘導尋問なのか、自爆テロなのか、何か分かりませんが、わたくしの美しいハートに油を注いで、メラメラと燃え盛らせる実に貴重なお言葉を述べられます。

 

この方は、事情をご存知なのです。事情をご存知でなければきちんと説明する必要があるとは思います。そのような方には微に入り細を穿って説明する準備はあります。が、事情を熟知している人に何を言っても無駄なので丁寧に、真摯に説明することはこの段階でやめることにしました。だって、事情を知ってて(10年くらい経って状況が変わってる可能性があるのならともかく)同じ質問を○○○○の関係者に出会うや否やぶつけてくるのは、どう考えてもイチャモン以外の何物でもないでしょう。

 

「本会のご意向に則って我々は淡々と行事その他の職務をこなしているだけです。本会が決めることですから我々にはどうしようもありません」と、それでも目上の方ですから、その時できる限り最大限の敬意を払いながらお答えしました。残念ながら、時計の針は無情にも11:30を指していました。お参りする時間をこの方に無駄に奪われてしまったのです。

 

それに味をしめたか、調子が出てきたのか、「勉強会って、どんなんやってんのか知らんけど、君ら共産党の奴らから『日本は満州で人を殺したやないか』と言われたら答えることができるんか?え?共産党は賢いで。ちゃんと勉強しとる。議論をしても勝たれへんのや」×20回(20回も同じセリフをわしに吐くおっさん)と、わしの小さな胸の内にズカズカと入り込んで、爆発寸前の最終破壊兵器のスイッチを押してくるのです。

 

この方は一体何が言いたいのでしょうか?「お前ら、VENONA文書なんか知らんやろ?わしは知っとんのやぞ」と言いたいのでしょうか。

 

それとももっと基本的で「最近は学校で近現代に入る前に歴史の授業が終わる。お前らどうせ近現代史を知らんやろ。満州事変なんか知らんやろ。溥儀なんか知らんやろ。張作霖なんか知らんやろ。河本大作なんか知らんやろ。わしは、知っとるでぇ~~」と言いたいのでしょうか。

 

いずれにせよ、こんな幼稚な、共産党員に反論もできないようなアホを相手にするのは時間の(文字通り)無駄だと思い、その場を去ることにしまいた。かろうじて保っていた目上の人に対する敬意は霜降り肉のように解けて無くなっておりました。このおっさんはイチャモンをつけることに生き甲斐を感じているのでしょう。色々と言うてやりたかったのですが、ここは神社の境内だし、このおっさんは掃除中だし、ということでニコニコ笑って「おっさん、ええ加減にせえよ」的な眼光を向けてやることで落とし前をつけてやることにしました。

 

しかし、このおっさんは俗に言うKYなのか、わたくしの真意を理解するどころか、さらに調子にノリPで、「お前ら、日教組のこと何か全然わからんやろ」と、ど真ん中ストレートの直球をわたくしに向かって放ってきたのです。

 

わたくしのハートの温度がずんずん上昇し、このおっさんに愛の鉄拳(言葉の鉄拳やで)をお見舞いしそうになりましたが、ここはグッとこらえて 「もう時間ですから。すんません」と言ってその場を去りました(実際集合時刻を過ぎてしまったし)。しかしこのおっさん、去りゆく我々に何のひと言もない。「引き止めてごめんね」「お時間取らせましたね」くらい言ってくれればこちらの溜飲も下がりましたが、再びこのおっさんは汚い顔に気持ち悪い薄ら笑いか何かようわからん表情を浮かべ、とっとと行け、というようなジェスチャー。わしは我慢が限界で下痢の症状をもよおしてしまいました。

 

このおっさんの言いたいことが分からんでもない。最大限好意的に解釈して、このおっさんは理論武装しろ!と言いたいのでしょう。今の日本の現状を憂いて、何とかせねば、という気持ちがないわけではないのでしょう(でも、言う相手が間違っとるわ)。

 

そしてその勉強の場に俺様を使え。俺様は偉いんだ。お前らより偉いんだ。お前らのようなレベルの低い人間とは違うんだ。俺を尊敬しろ。

 

という虚栄心がお顔やお口からボロボロとこぼれている姿は、実にみっともない。

 

街宣右翼を見て、「かっこいい」「すばらしい」「おれたちもああなりたい」「君たちの言ってることは素晴らしい」「君たちは正しい」「尊敬しる!」と思うだろうか。まったく逆効果。「街宣右翼が口を開けば必ず出てくる○○神社って、サイテーの神社だわ」と思われるのがオチです。

 

いくら“正しい”ことを言ってても、やり方をひとつ間違えればそれは100パーセント逆の効果を生起し、庶民からは見捨てられてしまう。そう。日本のためを思っての行動が、実は日本を貶める効果しか生まないのだ。なぜならそれは(精神的にも生理的にも)毛嫌いされる行動だからだ。そんなことも分からない幼稚な心性。お前こそ、日教組の申し子じゃ!!

 

で、このおっさんは、休憩時間中に我々に話しかけてきたのではない。他のみなさんは寒い中一所懸命清掃奉仕を行っておられた。しかし、このおっさんはわたくしに絡んで絡んで解けなくなるほど絡んできた。つまり、サボっている。

 

このおっさんは「俺は毎月神社の掃除をしとるんや。お前らは口ばっかりや」というためだけに、ひょっとしたら不純な気持ちで参加しているのかもしれん。誠心誠意お掃除に励もう!と思っているとは到底思えない。

 

しかし、まったくお互い知らない初対面の人に向かって、よくもまぁこれだけ偉そうなことが言えるな、と軽蔑以外の言葉が出てきません。初対面の人にはまず自己紹介しますよね。「○○と申します」って名乗りますよね。格下と目鼻をつけた(見誤った)相手の年齢や職業も知らずに、よくもまぁ、“断言”ができたものだ。

 

こういうおっさんが、日本・愛国心・皇室・國神社といったものから現代日本人を遠ざけているんだ。こういう奴が元凶だ。駆逐せよ。反面教師とせよ。モラルもロジックもありゃしない。

 

 

お前のせいや!!

聖闘士星矢!!