こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【ブツを!】

2018-12-26 19:11:31 | コミュニケーション
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

1月無料体験
1月15日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
1月29日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com

申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【ブツを!】

ブツとは、物騒な言葉です。

刑事ドラマだと、「ブツ」と言えば覚せい剤や拳銃のことをさしていることが多いですよね。

ここでいうブツは違います。

昨日の午前中は多言語の学習をする日です。学習という言葉もあてはまらないのですけれど。
そこで、あることがありました。
男性が、スペイン語で話かけていました。
話かけられた相手には、そのスペイン語が通じていませんでした。(両者、スペイン語を話せる方です)どうしてか?

男性は
「年内に事務局に行く用事がありますか?」
とスペイン語で聞いていました。聞いていた女性は
「年内」「事務局」というキーワードは理解していました。そこで、勝手に想像して
「事務局の年内営業は、いつまでですか?」
と聞いていると思いこんでしまったそうです。言葉ができる場合でも、思いこみがあると文脈がゆがめて理解されているという話題になりました。

この男性は、この女性が事務局に行く用事がれば、事務局に持っていっていただきたいデ―タ―があったのです。そのデータ―は、マイクロカードでした。小さい。


▲男性がもっていたのは、
右のほうのみでした
小さい
と声があがりました


それを見た、リッカがいいました。
「それなら、その現物をまず見せて、『これなんですけど』と会話を始めた方がいい。それをみたら、みんな『なに、なに?』と注目します。それから、話をすればいいよ。」
一同納得。
確かに、現物を見せてもらえば視線はそこに引き付けられます。そして、その後発する言葉は、その現物に関することになると想像がつくのです。

さすが。リッカ。

リッカは、この秋、メキシコに行きました。そこで、日本語のわからない外国の方とコミュニケーションをとることに必死でした。そこで編みだされた技。

名付けて「ブツを出す」。

これは、日本人にも当てはまります。話の中心になっている物があるなら、それを出して話をするほうがスムーズです。

英語の会話では、よくこういった手法があります。
「私の話したいことは3つあります。一つは○○・・・。二つ目は○○」
このように、先に3つ話があると言っておけば、聞いている方々の集中はそこに注がれるのです。

ブツがない場合でも、一番言いたいこと、言いたい単語を先に言ってしまうのも有効でしょう。いいことを知りました。これから、商品陳列の仕事や鎌倉の接客でも、言いたい単語は先に言うようにします。そうすれば、伝わる早さが違うでしょうし、わかりやすいでしょう。

ブツを!
まず先に!


▲仕事は何ですか?
ときかれた、
このハンコを出します
私のブツは
これ!


二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日(次回は、12月26日)
15時~18時30分くらいまで


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