こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【失敗した後】

2019-08-28 18:38:30 | 表現する
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

9月無料体験
9月は第一第三火曜日開催
8月休校
9月3日(火)
9月17日(火)
全日程16時・17時・18時
ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【失敗した後】

日曜日は、アメリカ大使館にしました。
NPO法人CMCが主催のイベントです。

「変な教育?!でクラスが変わる?」

▲イベントチラシ

持ち歩いていたので、しわしわになってしまいました。

さて、まずアメリカ大使館に到着できるか?

検索をしても、最寄り駅が曖昧です。いってみよう。と早めに家をでました。

楽しみにしていたので、フェイスブックに投稿しました。すると・・・
武蔵小杉の「こすぎの大学」で御一緒したことのある方が、参加されるということでした。
その方は教員です。

このイベントは元々教員むけでした。

電車に揺られながら、紙芝居にしたいことの書かれて本を読んでいると、3駅ほど乗り過ごしました。
「やってしまった。」

私がダメなことが99%ですが、その本が面白いことがいけないのです。

そして下車予定の駅にいき、もう間に合わないと思ったので、タクシーに乗車しました。

入り口で身分証明者を開示して、イベント会場へ。
細長い会場の一番前に座りました。(トークショーでは、必ず前に座ります)

沼田晶弘さん・・国立学芸大学附属世田谷小学校教諭
ベンジャミン・ボアズさn・・・マンガとゲームで日本のことを学んだ方。コンサルタントをされています

沼田先生はアメリカ留学経験があります。そこでの体験を踏まえて、アメリカと日本の学習に対する違いについてお話がありました。ベンジャミンさんは、アメリカ版の発売がない「ファイナルファンタジー」をやりたいため日本語を学びたかった。そして、学校で日本語のクラスを作ってもらったそうです。この話を聞いて
「アメリカでは、自己主張ができる生徒しか先生から評価されない。」
なるほど。これは、ベンジャミンさんもみとめています。そこから
「アメリカはエリートを育てることがうまい。」
自己主張する生徒をのばす教育には長けている。しかし、一方で識字ができない子どもも存在する。貧富の差が激しい。日本では、貧富の差がアメリカほどないが、なにをしても平均化されてしまい、エリート育成が難しい。

では、どうしていけばいいのか?
「いかに上手にやらせるか。」
沼田先生はいいます。アメリカのように、自分からできる子だけを引っ張るのではなく、あまりやる気のない子をやる気にさせるという考え方です。これは、日本の風土にあっていると思います。そこにエリートがでてきたら、みんなで「すごいね。」と肯定できる環境にすれば、エリートも育つのではないでしょうか。

ベンジャミンさんは、面白い話をされました。
「日本のお寺が好きで座禅をしたことがあります。昔の厳しいものを期待していたが、現在は今の時代にあわせて叩く力を弱くしている。とても残念でした。それは想像していないかったことです。だから、どんなことも実体験することが大切。」

日本の子どもたち(若者もナイスミドルも高齢者の方々も)、どんどん新しい体験をするといいです。そこから常識がかわるかもしれません。

そして、ベンジャミンさんの今の仕事は、自分のマニアックから続いているそうです。
「大学生になって日本に来てから、ある時期【ひきこもり】でした。ずっと、アニメやマンガを観ていました。今はそれが役立っています。海外で日本のアニメの評価は高い。しかし、アニメは数多く存在する。そこで、私はそのジャンル分けをしてそれを英訳したのです。それが、今のコンサルタントとう仕事につながっているのです。」

すごい!あることを極めて、それが仕事になるということは素晴らしいことです。

そして、驚いたことが!
アメリカでは普通に行われている授業に「Show&tell」と呼ばれているものがあります。
それは、自分の大切にしているものを一つもってきて、他の生徒の前で発表するというものです。

これをしらず、私は幼児教室に在籍しているときやっていました。私は「宝物」をもってきてもらいました。これが効果あるのです。宝物の説明だから、みんなとても上手に発表しました。この経験が今の塾の基本になっています。

外国では普通にやっていることだったのです。ベンジャミンさんは、この会場ですでに二回そのイベントを開催していたそうです。
「日本人のどの子も、発表していました。発表する場があれば。どんなお子さんでもすぐにできます。」
これは、私も実感していることです。簡単に発表する場所を設定します。そして、会場にいるみんなが聞く体制になっていればいいのです。

最後に、私の中でかなりツボのお話を一つ。
「昔よくいませんでしたか?」
ここで沼田先生は前にすっと立ち上がりました。
「先生ここに立って5分経ちました。とかいいう先生」
大爆笑です。会場は先生ばかりなので、同じようなことを言っている先生もいたのではないでしょうか?
「この先生不幸ですよね。5分立っていても、生徒に気づかれないのですから。僕なら1分くらいでしょうね。」
この自信。ここまで言い切れるのは、生徒達と信頼関係で結ばれているからでしょう。

一歩踏む出せるか、そうでないかの違いは、失敗をした後にあるといいます。
失敗する→そこで終わり
失敗する→「間違え」ちゃった。違う方法にしよう。

失敗しても、やり続けること。これが大切だと沼田先生は言っていました。

イベント終了後、少し沼田先生とお話することができました。写真を撮っていただきました。
会場の方に伺ったところ、会場の写真をSNSに投稿するのはNGとのことでしたので、自分だけの記念にしようと思います。

今後の塾の方針と、自分の指針に大きな収穫となる2時間でした。
来月も、沼田先生のイベントに参加します。楽しみです。



★告知
こくごレストランの紙芝居
武蔵新城初上陸!
8月31日(土)
武蔵新城の祭り
にぎどんを楽しんでから、ご家族でお風呂にはいろう!
そして、紙芝居を見よう
入場料(お風呂に入ったかたのみです)
・4歳以上100円
・0歳から3歳無料
(保護者の方はご引率ください。
そのさい、大人の方は)
1幕20分
1幕目 19時~19時20分
2幕目 19時30分~19時50分

▲あひるちゃんを探せ
同時開催イベント



★国語作文教室IN川崎
こくごレストラン
武蔵中原徒歩10分
神明神社教室
万引き家族撮影現場
9月第一第三火曜日
体験授業受け付け中
16時~と17時~


★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
9月11日(水)
9月25日(水)
15時~18時
紙芝居情報はここに掲載!
ふらっと二子新地
https://www.google.com
駄菓子の木村屋フェイスブック
https://www.facebook.com

▲自分で調合
こわれにくいシャボン玉
ワークショップ



★川崎100人カイギ
9月10日(火)
19時より
登壇させていただくことになりました!
紙芝居の素晴らしさをお伝えします!

▲9月の100人カイギ登壇者


★こすぎの大学登壇決定
12月13日(金)
詳細は後日

▲今後のこすぎの大学ラインナップ



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