こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[大衆演芸]

2017-11-23 23:18:07 | 体験する
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[大衆演芸]です。

以前に父が、伊勢佐木町で大衆演劇をみて、泣いてくるときいたことがあった。父と休暇が一致したので、その「三吉演芸場」へいくことにした。

公演は18時からですが、チケットの確認のため16時頃行ってみました。

▲三吉演芸場 
右はじが91歳の父



階段にはのぼりがでており、ふりかえると太鼓がありました。受付の女性に
「指定席、まだありますか?」
と聞くと
「まだあります。」
とのことで2200円のチケットですが、300円プラスして前から5列目にしました。

▲階段をのぼり振りかえると太鼓あり


公演時間まで遅い昼食をとることにしました。父は横浜に住んでかれこれ60年を超えています。三吉演芸場は戦争で焼け残り、当時1階は銭湯で2階が演芸場で芸人さんが活躍していたそうです。

会場時間が17時でしたので会場にむかいました。すでに数人並んでいて、入り口は閉まっていました。さきほどの太鼓の場所に人が現れ開場の太鼓演奏がはじまりました。ドキドキは高まります。先ほど予約したので名前を言うとチケットをいただきました。関内は明るく、座席もすぐにわかりました。会館をひとまわりしてみました。


▲花輪


▲売店の近く


一部 ミニショー
二部 お芝居
三部 グランドショー
ミニショーで女性に扮する団員の歌謡ダンス。お芝居では、俳優さんが一人で何役もしています。やくざ忠臣蔵をいう演目です。みなさん滑舌がよく、聞き入ってしまいました。最後の三部では、衝撃のシーンを目撃です。テレビでみたことのある、おひねりです。三部は俳優さんたちが、ソロで数曲の踊りをみせます。演目の途中で、ファンが舞台にかけよると、俳優さんが座り、その胸元または帯にお金をはさむのです。ここでは、一万円札を髪留めクリップではさんでいました。また、俳優さんの色っぽいこと。流し目とはこれです。そしてみとれてしまったのは、指の動きです。指の先まで神経が届いていています。そして衣装。着物なのにフードがあり、総レースもあります。一番びっくりしたのは、電光草履でした。二部と三部の間には、桜京之介さんがトークをしていますが面白い。その時間に前売り券販売と商売上手です。
やってみたくてもできないのが、掛け声です。歌舞伎でもよくありますよね。常連ファンは当たり前のように掛け声をいいタイミングでかけていました。

帰りは来場のお客様一人一人と握手をしていました。91歳の父は、とっとと帰ってしまったので、写真だけ撮って帰宅しました。

▲一人一人握手をする座長


3時間でこの価格はとてもお得だと思いました。横浜市営地下鉄坂東橋から徒歩10分。横浜橋商店街をぬけるとすぐです。劇団花吹雪は12月15日(金)まで公演しています。休館日はご確認ください。電話045(231)7633