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こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[書いちゃいました]

2018-06-30 19:29:58 | 朗読教室
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[書いちゃいました]

書いちゃいました。結局。

4月から通っている朗読教室。7月14日(土)にFM川崎でラジオ生放送があります。放送時間が変更になり、13時開始の予定が、12時になりそうです。またお知らせします。

とにかく、ラジオ生放送で朗読をする文献をさがしましたが、それが難航していました。そして、読んでいた本に影響も受けて、朗読する文章を書いてしまいました。

毎週水曜日が朗読教室です。原稿は先週のうちに書きあげていました。そして、火曜日の夜、再度読みなおして書きなおしをしました。

朗読教室に到着すると、先生が事務の方と話しをしていました。原稿を渡すミッションがあります。しかしタイミングがあわず、とりあえず教室に入りました。他の受講生の方々はみな着席されています。ここで、緊張が増します。それから、外にいらした先生がお手すきのようだったので、小走りに教室を出て、原稿を渡しました。
「先生。読みたいものがありましたが、出版社に電話をしたら、使用料を払うということで辞めました。5分で読める文章がなかなかみつかりませんでした。そこで、書いちゃいました。」
そう言って、自分で書いた原稿をお渡ししました。
「え。文章を書かれたのですか?」
「はい。」
他に、文章を書かれている方がおり、その方の文章は素晴らしかったので、気がひけました。でも、「書いちゃいました。」と付け加えました。

先生も笑っていました。

なぜ、「書いちゃいました。」なんて言ったのか、わかりません。恥ずかしさから出た言葉です。

今回は、皆さん発表する文章を持ち寄っていたので、私が自分の文章を読むのは来週になりました。じっくり練習する時間があります。自分の文章なので、アレンジし放題です。そして、思い入れがあるので、感情移入しやすいです。とても楽しく練習しています。

タイトルは「六月のスカイ」です。

FM川崎を視聴することができる方、是非7月14日(土)の放送を聞いてください。発表はもとより、他の方も詩、エッセイ、小説、新聞記事などバラエティーに富んでいます。

▲スタジオに入ると緊張します




インスタグラム動画
今週の紙芝居
川崎市中原図書館でお借りした紙芝居を紹介します。
今週借りた紙芝居の残りの4作品です。
masasayama こくごレストラン

ホームページまたは、フェイスブックでもご覧になれます。



★7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。
夏休み特別講習を開催します。
夏休みの読書感想文を書くコツお伝えします。
授業は50分。一コマ4名まで。2000円です。
開催場所 神明神社(武蔵中原駅徒歩15分)
開催日7月24日・31日8月21日・28日
全て火曜日
時間によって対象学年が違います。詳しくは、ホームページまで。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com


[不自由からの脱獄]

2018-06-28 19:33:01 | 朗読教室
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[不自由からの脱獄]

4月から通っている朗読教室。7月14日(土)13時からのFM川崎の生放送の日程は、刻々と近づいています。

しかし。しかしです。私は読む文章が決まっていませんでした。とても読みたいと思っていた紙芝居のお話は、出版元に電話をかけて断念。次に、決めた本は長すぎて5分に納めるのは難しい。そこで、「青空文庫」という、著作権で不採用にならない文章を集めているホームページで探しましたが、「これ!」というものがみつかりませんでした。

その時、丁度読み終わったばかりの本を思い出しました。

「世界一の紙芝居屋 ヤッサンの教え」安野侑志・髙田真理著・ダイヤモンド社

ヤッサンは、紙芝居を続けながら何度もピンチに遭遇します。紙芝居の絵元さんと縁が切れてしまう。また、紙芝居のバリエーションが足らなくなる。そんな不自由さの中で、紙芝居を作るという発想になります。そして、絵が少ない紙芝居でも、子供達とコミュニケーションをとっていると前とは違うものになっていきます。そして、子供達と一緒に紙芝居を作ることに発展していきます。ヤッサンはいいます。

以下本文引用
―自由な発想は、不自由の中にあるときに生まれる。自由の中の自由は難しいんだ。
―不自由からの脱獄が、自由を生み出すんだ。不自由はチャンスだと思え。

この言葉は頭に浮かびました。「脱獄」という言葉が、今の苦しい現状を表すのに、最も適していて、しびれます。

読むものがみつからないなら、書いてしまおう。朗読教室には、ご自分で書かれた文章を読む方がいます。前回の教室で、その方の文章をお聞きしました。それが、素晴らしかったのです。それで、自分で書くのはちょっと気が引けていました。

しかし、背に腹は代えられません。そして、書きあげました。何度も読み、修正をして3分40秒で収まりました。朗読教室の先生にお見せして、相談をしようと思います。

書きあげるのは早かったです。書きたいものがあったから。そして、朗読をしていると、自分の文章ですが、書いた時と読む場合でニュアンスが違っている部分がありました。「読み言葉」と「書き言葉」の違いです。これも、新しい発見です。恥ずかしかったですが、家族にも読んでもらいました。小説好きの次男からは、わかりくい表現を指摘され、修正しました。主人からは、
「短いね」
と言われたので、5分以内という縛りがあることを説明しました。しかし、3分40秒だったので、少し肉付けをしました。協力してくれた家族には、感謝です。仕事で忙しい長男にも、感想を聞く予定です。

自由に修正することができるのも、自分で作った作品のよいところです。

そして、自分で文章を作ってそれを「朗読」していると、とても、とても楽しいことに気がつきました。これから、紙芝居活動もしていきますが、紙芝居も作ろうと思います。「絵」に自信がありませんが、私なりの「絵」を書いて。

そして、子供達と一緒に紙芝居をつくるワークショップをやってみたいと思っています。これも、自己表現です。そして、「こくご」であり、紙芝居は日本の文化です。

一つのことから、ある本の言葉が浮かび、また他のことにつながる。とても面白い現象が起きています。不自由からの脱獄、成功するといいです。

▲作家初心者




▲「世界一の紙芝居屋 ヤッサンの教え」
安野侑志・髙田真理著
ダイヤモンド社


インスタグラム動画
思い出の先生8。私の思い出の先生について、動画で語っています。
「大学受験受の先生」
本当に、本当にお世話になった先生ご夫婦です。
数日この先生夫婦のお話をします。
masasayama こくごレストラン

インスタグラムは1分で終わってしまいます。続きを観たいかたは、
ホームページまたは、フェイスブック投稿よりご覧ください。


★6月の無料体験の日程を更新しました。詳しくは、ホームページでお願いします。
無料体験
国語作文教室こくごレストランin川崎
無料体験授業できます。
各回、6名までとさせていただきます。応募はホームページ問い合わせよりお願いいたします。
ホームページアクセスをご覧ください
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com


[手に汗]

2018-04-26 20:28:34 | 朗読教室
はじめまして。2018年4月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分、神明神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[手に汗]

今日は二回目の朗読教室でした。

教室のメンバーは、短い方でも3年通っておられる方々。そして、ここでは、最年少です。先月まで通っていたアナウンサー教室ではダントツの最年長だったので、このギャップにまだ慣れないでいます。

さて、前回は詩の朗読でしたが、今回の文章はジャンルで言うとコラム・エッセイです。
「最初の印象」大倉曄子。このタイトルを読むところから、ご指摘を受けました。「の」でつながっている言葉は一つなので、区切らないで読む。それと作者は「おおくら はなこ」と読むのですが、ここも平板で、ファーストネームが目立ちすぎないように読むのです。ベテランの生徒さん達はないのですが、私はそんなことも初めてです。

どんなお話かご紹介します。作者の大倉さんは作家です。有名な江戸川乱歩先生に初めて会う時に、様々な噂を聞きます。緊張してお会いすると、噂とは違ってとても気さくな方であった。そして、とても優しい方でその逸話も入っています。

一回目は、全体を4つに分割した一部を読みました。そして二回目は全文章を読みます。A4で4枚になる原稿です。皆さんとても上手なのですが、私の前に読む方が特に上手な方なのです。そしてとても優しい語り口でとてもいい声です。文書の中になる情景が、目の前に浮かぶような素敵な読み方です。前の方の発表に聞き入りながら、次は自分の番であるため、手のひらには汗がでてきました。

私の順番になりました。途中まで、細かいイントネーション、文章の立て方を意識していました。すると文章を読む流れが止まってしまいます。そこで、間違ってもいいから読みとおしてみようと心を決めました。読み終わると、
「指示後を読むときに、その指示後のさす言葉を想像して読んでください。」
と先生がおっしゃいました。そうか、それは頭にありませんでした。私の後の生徒さんの発表を聞いていると、指示後では感情をこめて読んでいます。全員の発表が終わると、何回くらい読む練習をしてきたかという質問をされました。みなさん3回から5回でした。私も先週5回くらい練習をしました。アナウンサー教室でもそうだったのですが、あまり自分の世界観で読みこんでしまうと、先生のご指摘を受け入れ慣れないくらい癖がついてしまうのです。すると、私と同じ意見の方がいました。私は深くうなずきました。

そして、クラスの中での緊張と、読むということに対する緊張が抜けず、授業が終わるとどっと疲れがでました。

こくごの塾では、生徒と一緒に朗読をする時間、また私が読む時間を持ちたいと思っています。その時の為に、沢山学んでいきたいと思っています。

来週は、童話です。とても可愛い文章です。朗読一年生、頑張ります。