抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

夫に服従っていうのも日本の古い考え

2006-01-29 00:42:22 | 子供はどうなってるって?

 


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

母の整体の先生に、「デニスを叱るときは、叩いたりするんじゃなくて、耳のここ(ツボ)を
刺激するといいのよ」と指導された。
耳のミスタースポックが尖ってる部分を指の先でつままれるとメチャー痛いのだ。

デニスは、先生のうちで金魚蜂に手をつっこもうとしたけど、先生の耳ピンチで
いた~~~い!と、顔をゆがめて、服従。
ツボがきいたのだった。

しかも、服従後もツボをおしただけなのでスッキリして
お仕置きされたなんて気にならず、相手を憎まないらしい。

信仰心のまったくない私もさすがに、このデニスが服従したのには驚き
耳ピンチを実践することにした。
叩くよりも、しつけには、耳ピンチ!これしかないと思ってたのだ。

で、母がきてる今日、デニスが悪いことをしたので、耳ピンチ。
しかしレイは、「耳が痛いよ~~~」と泣いて訴えるデニスに、
「ヒロエ、デニスに何したんだ!」と正義のヒーロー仮面ライダー状態。

「え?デニスが悪いこと(私にツバをはきかけたのだが)したから、
耳にピンチしたのよ」と答える。

「耳にピンチなんて、ダメだ。しつけは叩くべし!」とレイ。
「でも叩くってのは、身体のツボにもよくないし、耳ピンチのほうが
視力をよくするツボをついてるからいいらしいよ」と私。

「???」納得のいかないレイ。

たしかにマッサージとか、ツボとか、東洋医学で育ってないアメリカ人には
わからないだろうよ。
まさしく、それも宗教みたいなもんだからね。

日本で育ってる私たちは、子供のころから
「肩をもめば、肩こりが治る」っていう環境で育ってる
わけで。

私なんて、駄菓子屋のオバちゃんから、小学校6年生のときに
「ヒロエちゃん、肩こってるねぇ~」って、肩をモミながら言われたんだもん。
小学生なのに肩こり?ってマジでびびった。

もちろん、
それ以前にも、ジジババの肩をもんだり、父母の身体をもんだりして、
身体をもみをほぐすという作業を学んできてるわけだ。

だから肩こりするのは、年寄りで、肩をもめば
こりがほぐれるって信じて生きてきた。

つまり、
身体をマッサージ(ツボを刺激)すれば、悪いところがよくなるなんて、
基本的には、東洋の医学だもん。

(もちろんアメリカ人にも、マッサージや整体に通う人は、たくさんいて
東洋だけの医学でないのは事実)

しかし、

アメリカ人には、肩こりなんて、知らない人もいるのだ。
肩こりって状態になってないのじゃなくって、
肩がこってるって状況を知らない。

そりゃーアメリカ人に、そうした文化が、そもそもない。
だから、「耳をピンチするなんて、拷問だ!」と、レイは思ってるのだ。
24でバウアーが、拷問されてる状態みたいなノリ?

前置きが長くなってるけど、ここで母がデニスに耳ピンチ。
デニスがアヤやエリカをプライドのレスラーみたいに、マットの上へ投げたからだ。

レイが偶然、母がミスタースポックなデニスになってる、両耳ピンチの状態を
見てしまった。
レイは、無言でとおりすぎたが、母は「レイ、見ちゃったかな?」と心配していた。

「見てたとしても、関係ないでしょ」と私。
つまり、東洋医学をアメリカ人のすべてに理解しろってったって、不可能だと思う。
肩こり(って状況)の知識のないやつに教えようなんて、どうしようもないわけで。

ホリエモンの話が、母からはじまったので、この辺で・・・。

ランキング上位に入ってるってことだけが私の楽しみ。一日一回クリックよろしくお願いします。
NYフリーペーパーDaily Sunに隔週土曜日、私のコラムを執筆中です。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


最新の画像もっと見る