抱腹絶倒!NY育児日記

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アヤのことで先生に呼び出された

2010-02-04 13:15:33 | 子供はどうなってるって?
弘恵ベイリー「ハーレム日記復刻版」
またまたNY1page.comにアップしてます。
どうやって日系レストランで働いたのか?

NYで映画や舞台に活躍中の俳優、鈴木やすさんインタビュー第二弾もどうぞ。
インタビューさせていただくのはこの私、「弘恵の部屋」でございます。

NY1page.comでどうぞ

アヤのことで学校の先生に呼び出された。

アメリカっていうのは、ちょっとしたこと(学習の習得能力がおそいとか、集中力に欠ける)でも、
すぐに重大なことになって、特別な学校へ入れてしまう傾向にある。

「それはその子の適正にあわせた学校へ行けるので、いいことなのだ」っていう人と、
「まだ日本のように色々な子をまぜこぜで教えているっていうのは、おおらかでよい」と
いう人がおり両派に分かれる。

私は客観的に、おおらかな日本の環境がよいと思う。

とはいえ、トーマスエジソンは学校の先生から見放され、教師だった
母親に教育を受けたから天才になったわけで。

きっと大勢の中でなく、個人で学ぶっていうのは、大事なのだなぁ~。
つまり少人数制の特別な学校へ入れるのも悪くないってことだ。

エジソンのほかにも、偉人って飛び出たキャラな人が多い。
アヤもかなり飛び出たキャラなので、
偉人になって私にランボルギーニカウンタックを買ってくれ~~~。

(って、結論は親孝行の強要やね。。。)

ちなみにデニスにはポルシェをお願いしており。

エリカには、戦車でも買ってもらうかな。

話が果てしなく横道にそれてしまった。

先生とお話の時間まで、
もしかして、「特別な学校に入れたほうがよい」なんて言われたらどうしよう。。。と、
ハラハラドキドキしながら教室の前で待っていた。

「ベイリーさん、もうすぐ終わるので」と先生。
「バイバイ、アヤ」と男の子が手をふった。

「アヤ、ちゃんとバイバイ言いなさい。ところであの子は誰?」

「エドワードだよ」とアヤ。

「あぁ~あの子がいつも言ってる仲良しのエドワードね」

子供たちが帰ると、いよいよ先生との懇談。

先生が、すぐさま教室へ招き入れてくれた。そして
席についたとたん、ABCのフラッシュカードを渡された。

「アヤは、まだABCがわかってません。書けるのだけど、発音がダメ」

「私もダメですからねぇ~」

「その音に関連するものもわからないのです。DならDuckとか」と先生。
「最近は、夫がABCをホワイトボードに書かせて、覚えさせているのですがねぇ~」
「それはいいことです。アヤは、書くことには問題ないので、これからはもっと
発音に力を入れてください」

「わかりました。夫にそう伝えます。
私が間違った発音の英語を教えてしまうと、また混乱するので」

「そのほうが懸命でしょうね」

「それでアヤはLD(Learning Disorders,Learning Disabilities)
とかではないのですか?」

※LD(学習障害)・・・アメリカ連邦合同委員会が定めるLD(学習障害)とは、
聞き、話し、書き、推理する能力、算数の能力を取得したりするのが著しく困難な、
さまざまな問題群の呼び名である。そのような問題は、
生まれつきの中枢神経の働きの障害によるものと考えられる。

学習障害は、他のハンディキャップ(たとえば、感覚の障害、精神遅滞、
社会性や情緒の障害など)や不適切な環境(文化的な違い、望ましくない教育など)
からも生じるが、そのようなハンディキャップや環境から直接生じるものではない。」
(1981年 学習障害に関する連邦合同委員会報告)

「現時点では、なんとも言えません。この自宅で学習するっていう状態で、春まで続けてみて
まだ遅れるようなら、その時に考えましょう」と先生。

え?問題ありません。って返されるのだろうと、
軽く聞いたつもりが、なんとも言えないって。。。
マジですか。。。ちょっと引いてしまった。

やはり3人も子供がいると、どうしても一人くらいは微妙なキャラ
が出現するわけである。

だが微妙なキャラだからこそ、どう育っていくのかアヤに関して一番、
関心が深まる。ほかの子はできて当たり前のことが、アヤができると、
スゴイことができたみたいに喜びに変るのだ。

よく「できの悪い子ほどカワイイ」っていうけど、
それは本当だと母になって知った。

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NYジャピオン「35歳だった」を執筆中


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