24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

スローの極意

2020年02月10日 | 日記

まあ、あまり書いたことはないけれど、スポーツ選手が成績を伸ばそうと体力の限界まで挑んで練習を重ねるのは、大きな間違いではないかと、思っている。

中学生の頃か、全校一斉のマラソン大会などがあって、日頃走らない者でも一斉に走らされる。途中で息が上がるし、脇腹が痛くなったりすると、私は、すぐに歩いてしまって、自転車で監督している先生に「こら、歩くな、走らんか!」などと叱られたが、少し走る真似をして、ある程度体が楽になったら、また走る。苦しいのを我慢して、最後まで走り切ったものが、当然上位になるから、私は「遅い」のである。駅伝でも、マラソンとはそういう競技だが、あの「ヒーヒー、はあはあ」の限界を超えて、体に無理をさせるのは、多分百害あって一利なしだと思っていたら、それをスロートレーニングの本で発見した。心拍数が上がり始めたら、それが落ちるまで休む、スロートレーニングを続けたほうが、はるかに、故障や怪我が少なく、成績が伸びる話。

限界型のトレーニングは自己満足に過ぎない。身体の故障や怪我が多く、かつ成績は伸びない。限界挑戦は筋肉繊維を破壊させるばかりで、物理的な運動能力を育成するとは思えない。肺機能や心臓機能、そして循環機能や筋肉機能を育て、発達させるには時間がかかるし、激しい限界型は、効率的ではないし、逆になる気がする。多分、あれは精神論に過ぎない。もちろん、精神面を鍛えることで自分の能力を遺憾なく発揮できるタイプには、それが有効だし、大勢が信じているから、限界挑戦型トレーニングも結構だけど、その人が本来持っている運動能力を100%育てられない気がする。

ちなみに、高校の時、一斉マラソンがあって、同級生のハンドボール部の部長をしていた男に「ついていこう」と決めて、苦しいのを我慢して走ったら、七百人の同級生中、15番くらいだった。

まあ、でも、「痛い」「苦しい」「辛い」「しんどい」は嫌だね? 100%避けて通ろう!(どうやって? 知恵だよ、知恵)



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