2023年4月30日(日曜日)午前6時:[ 13c/19c/100% ]{ Getup0500 } 雨のち曇りのち晴れ
早朝のこの時間、外は実に静かで薄暗く、本降りの雨が降っている。雨は次第に小降りになって、止む予報のゴールデンウイーク2日目の日曜日。
千葉県で行われているパナソニックレディースオープンという女子ゴルフは、東京テレビ系が一部放送しているらしいが、地上波はもちろん、BSもCSも全く中継も録画も放送がない。パナという企業に問題があるのだろうか? 昔の松下電器。大阪が本社のはず。
もっとも、薮田梨花は初日から最下位グループで2日目は、相性の悪い同年の稲見と回り、さらにスコアを落として+8では、真っ逆さまに予選落ち。川﨑春花も今年は冴えない。
薮田梨花のゴルフは、昨年より下手になっている印象を受ける。年齢は22歳から23歳になっただけだが、その他大勢の集団を構成する女子ゴルフの世界では、様々な知恵や練習や鍛錬を積んでも、頭ひとつ抜け出したり、成績をあげることは出来ない。逆にルーキーの若手がどんどん追い抜いていく。
ゴルフの技量は年々「うまく」なるのだが、それが不思議に成績に反映しない。「うまくなって、悪いか!」いやいや、悪くないが、プロは賞金を稼いで「なんぼ」の世界。成績を上げなきゃ、技量が上がっても意味はない。
億単位の賞金を稼ぐ若いおねーちゃんたちのごく一部が頂点となっている女子ゴルフの世界は、一円の賞金も稼げない大部分の大きな土台とその周りに、様々な職種の「専門家」や施設があれこれ、ウヨウヨ、うじゃうじゃある。うまくなる解説や技術指導や練習道具に事欠かない。
スイングもパターも、結局は素振りで、自分の持っている運動能力と感覚を磨く以外に道はないのだが、それを様々なパーツに分解して、聞けば納得。信奉者や信者が増え、ジムに通いトレーニングやマシンが売れる。明日を夢見る集団。
まあ、早い話が、頂点を目指そうとする大勢の夢溢れる集団とその家族を「かも」にしたビジネスが大流行している。それがまさにスポーツビジネスの世界なのだが、大いに盛り上がっているのだ。
こっちは、テレビに映る様々な選手のプレイぶりや姿を見ながら、「あ、これはダメ、将来性がない!」などと勝手に判断するのは、実に面白いのだ。何せ、趣味「女子ゴルフ観戦」なのだから。
ファンの期待に応えるだけの力のある選手は、やはり、少ない。「期待外れ」ばかりなのだ。期待外れを応援するバカはいない。期待以上の活躍をするから、大いに盛り上がる。大谷翔平を見ればわかるだろう。600億円? そんな数字を聞いた。専用ジェット機で帰国するのも肯ける。ゴリラこと松井秀喜が20億円で驚いていたのは、ついこの間。世界は様変わりしている。
さあ、そんな世界はウクライナ戦争同様にテレビの向こうの世界だから、後期高齢者の雨の今日は、何すっべ? 昨日は録画で「たそがれ清兵衛」を、ついつい最後まで見てしまった。
とりあえず、生き延びるとしよう。付近の集落の竹が枯れている。
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