24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

我慢の限界!

2019年05月27日 | 気象
午前中は鯖江と武生に出かけ、お昼は八番ラーメンで冷やし中華。で、帰宅した頃から薄曇り空ながら、気温がピーク。窓全開で扇風機を天井向けて回しながら、お昼寝をしていたのだが、午後2時半には「おらあ、限界だ!」と飛び起きて、クーラーのスイッチを入れた。

熱風が吹き始めた。時折強く吹く。空は白一色で怪しい限り。目の前の田んぼは、1日で水が干上がる。常に水を入れていないと、水が抜けてしまうのだ。これは、畑にしたほうがいい。

まあ、そんなことはどうでもいいのだが、トランプはいつ帰るんだ?







インサイダー

2019年05月27日 | 日記
1999年に公開された、実録を元にした映画「インサイダー」を見ると、実に実に興味深い。巨大タバコ産業を相手に、首になった副社長とTVニュースのディレクターが戦い、その後タバコ産業は各地で敗訴して、天文学的な賠償金の支払いを命じられることになり、タバコは巨大産業の座を滑り落ちた。

ニコチンには麻薬と同じ「習慣性」「中毒性」があるという明白な科学的な結果を伏せて、連邦議会で巨大産業首脳7人が「ない」と偽証したことが最大の敗因となって、1千億円とか、巨額賠償命令が出るニュースが続いた。日本の新聞でも見た記憶があるが、それが20年以上も前のことだ。

そんな事件より、化学のドクターの学位を持ち、いくつか会社を渡り歩いて、給料の高さに魅せられて入ったタバコ会社の副社長になった「インサイダー」当事者、主人公の一人の暮らしぶり。3、5歳の娘二人と奥さんの4人家族で、高級住宅に住んでいる。ニコチンの害について熟知したレポートを出したので、経営陣から危険視されて突然の「ファイアー」。首だ! すると、奥さんはどういうか? 「家のローン、車のローン、子供の健康保険、どうすんのよ!」

この危機感のない生活感覚。これはグッドワイフでも同様だ。もらえるはずの給料をあてにして、家を買う決断をして、採用を断られ、慌てふためく。

あれほど頭脳明晰な法廷闘争を戦うだけの脳みそを抱えながら、多額のローンを抱えることに危機感がない。アホじゃない? アメリカも日本も同じで、高級住宅街に家を構えて、高級車を乗り回しているところに、高給取りは住んでいても、真の資産家が住んでいる割合は非常に少ない。収入より支出が多くなる傾向が非常に高い借金家族が住んでいる。

自由の国アメリカが抱える病巣は、まさに、金に縛られて他人の思惑に振り回される「不自由」を自ら選ぶ、ノータリンな脳みそにある。

狩猟民族の終焉

2019年05月27日 | 気象
2019年5月27日(月曜日):By Yahoo [ 17c/34c/20% 68K Feel 72P ] 晴れ、真夏日

薄雲に覆われているので、今朝はぐっと過ごしやすい。朝から、ガンガン日差しが照りつけるような「真夏日」とは少し違うようだ。お天気は変化に向かいつつある。もっとも、それでも34度予測。あてにはならないが、30度を超えるのは間違いあるまい。

「刑事フォイル」(Foyle’sWar)は、私の大好きな番組。NHKーBS3のプレミアム放送。最初の作品は戦時中のイギリス、ロンドン郊外を扱っていたが、今は、戦争直後の時代背景。第二次世界大戦のことで、イギリスはアメリカとの連合国であり、戦勝国。しかし、ナチ、ドイツが暴れまわっていた戦時中のイギリスの貧困、困窮は、日本よりひどいかもしれない。しかも、戦勝国でありながら、戦後の貧しさや混乱もひどい。

その中で、前回登場した過激な政治家が、ヨーロッパ連合を作って、それをイギリスが牛耳って、アフリカを搾取し、豊かになろう、という。ヒットラー同様に、裕福なユダヤ人が自分達から仕事や金を奪っている、ともいう。

今も同じことをアフリカの難民の流入阻止で言っているし、トランプだって、メキシコとの国境に巨大な塀を立てる理由の一つで言うし、貿易問題でも言う。

農耕民族は基本的に労働集約型だから、人が増えると労働力が増え、食料などの生産が増大し、みんなが分け合って豊かに食べられる、と昔のDNAに染み付いている。

狩猟民族のDNAには、それがない。武力で略奪、搾取、持ち帰って豊かになろうとする本能は、昔から変わらない。イギリス、スペイン、オランダなどの歴史を見れば、すでに歴史的にEUは限界であり、飛び地のアメリカにも歴史的な終焉が近づいている。あくまで、歴史的だけど。