安居楽業

神奈川県小田原市を中心に活動している工務店です。
 建築をはじめ、趣味のものなど紹介していきます。

オーバーワーク

2023-09-25 20:45:24 | 
また久しぶりの更新になってしまいました・・・

おかげさまでお仕事の依頼が立て続けにあり、多忙な毎日に相棒のパソコンが調子を崩していました
休みは大事ですね。






      
築100年近いお住まいの改修をさせていただいておりました。
昔は小便器と大便器が別のお住まいが珍しくなかったですが、最近ではあまり使っていないとのことでリニューアルしていました。




          
広々としたレストルームにまとめて、手洗いもつけました。
年を重ねた趣を極力崩さない方法で改修したかったのですが、上手くいったように思います。

何よりお客様が喜んでいたので嬉しかったですね





       
新築物件も無事に上棟しました。

重機が入らない立地でしたので、職方10人での建前。
お手伝いに快諾してくだった職人さん、有難うございました。

最近では職人さんの数が激減しているそうです。
仲間が来てくれるだけでありがたいことです。



       
冒頭でも申しあげましたが、仕事の依頼がかつてないぐらい重なっており、良縁であってもお断りさせていただいているお客様もいらっしゃいます。

今年から来年にかけてまだ新築が続く予定です。
物価の高い時期でも、必要なご家族にとっては関係のないもの。

高価であっても良いものをご提案できるように頑張りたいと思います。
そんなわけで更新頻度はたま~にですが、活動の記録はできるだけ残しておきたいなと思います。
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順応

2023-08-08 21:27:14 | 










毎日の暑さに体が慣れて、最近では全く苦にならないです。
序盤、苦しんだおかげか

平塚市の外装工事も着々と進んでいます。
できたら台風の影響が出る前に終わらせたいですが・・・難しいかな。







     
新築物件も外作業。

基礎工事の工程に入っています。
鋼製杭で地盤を補強した上に、強固な基礎を作っていきます

お盆休みをはさみながら、ゆっくり進めていく予定です。
台風来ないで~






      
今年もたいしたおやすみは取れそうにないので、その分休める日曜日はなるべく出かけていこうかと思います。

上野の国立西洋美術館に行ってきました。
展示作品ももちろんですが建物が素晴らしいので、是非お出かけください。

奇跡的に雨の影響がない毎日。
お盆まで持ってくれ!!
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夏休みの思い出

2023-08-02 20:49:19 | 




       
             
連投。

先日、友人から本の贈り物を頂きました。
金城一紀作品を2冊頂いたのですが、久しぶりに1日1冊ほどのペースで読み、数冊追加購入しました。

ドラマや映画化されていますし、今更感がある方もいらっしゃるかと思いますが、ものすごく良かった。
子供のころの長い長い夏休みを思い出した気分でした。


「対話篇」の中で、人生において会わなくなってしまった人は死んだのと同じ。
だから大切な人とは会い続けなくてならないというような節があり、ものすごく共感しました。

毎日のように会っていた人とも何かをきっかけに距離が生じると、面白いぐらいに会うことがなくなります。
というか視界に入らないんだろうな。
道を歩いていても車ですれ違っても、存在していないかのように気づかなくなる。
あんなに楽しく過ごしていたのがウソみたいに感じることがあります。

家族、友達、同性、異性に限らず、この人との関係は大切だと思ったら関係を切らないこと。
相手が切ってくる場合は致し方ないですがね


良い本との出会いをくれる大切な友達が居て良かった。
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夏のせい

2023-08-02 20:27:08 | 









全然更新できていないですが、元気に活動中。
市内では連日35度前後の日々が続きますが、序盤でしっかりバテたおかげで体が順応してきました。

さてさて、新築物件では地盤改良工事を行っています。
調査結果、軟弱地盤であると診断されました

「だからダメな土地」というレッテルを張られた訳ではなく、安心できるように改良を行えばいいということです。
もちろん費用は掛かってしまうので、お客様も影響はありますが適正な改良工事を行えば保証も付きますのでね







         
同時進行で平塚市で外装工事の為、足場を設置中。
この暑い最中に、さらに太陽に近づくとは・・・

外部工事の皆さんは休憩をはさみながら安全作業で頑張っていただきましょう。
宜しくお願いしま~す。





         

細かい仕事あれこれ。
親しい設計士さんからの依頼で、手すりの取り付けに横浜まで。

設計士さんが手掛けて10年目の御宅ということでしたが、素晴らしいお住まいでした。
良い年の取り方をしている家というのは、本当にイイ感じの佇まいで。

人もそうですが、変に若作りするでもなく、自分らしさがあって年相応の味わいを増した方というのは魅力的ですね。







       
最近知り合った若い工務店さんのサポートにも出かけてきました。

建築業界はとても厳しい状況です。
そこかしこで職人不足を耳にします。

そんな業界でも夢をもって起業する若い経営者の方には、頑張ってほしいと思います。
自分が独立するときは周りの先輩方の風当たりが冷たかったので、絶対そうはなりたくないと思ったなぁ

俺も頑張る!君も頑張れ!


という感じであっちこっちで頑張ってま~す


       
          
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祝う

2023-07-17 09:00:36 | 



        
       










夏序盤で既に異常な暑さです。
毎年、夏の暑さで体が弱ることもなく食欲が落ちることもないのですが、今年はちょっと・・・

先週は明らかに不調でしたので休む時間を少し多くしました。
祝日の今日も打ち合わせが入っているので、この時間は少しお休み。

そんな暑い中、新築物件の地鎮祭を済ませてきました。
この日もとんでもなく暑かったですが、ご家族の皆さんが参加できとても良い催事となりました。

地鎮祭、個人的にとても好きです。
神棚がないお宅、仏壇がないお宅、最近ではお墓も持たないことが当たり前になっていますが、やはり人が手を合わせて祈願することというのは客観的に見ていてもとても良いものだと思います。

またここで一つの節目をもって、新築を前に進めることができる気がします。
おめでとうございます
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壊して作って直して

2023-06-24 19:20:09 | 





 

思い出のお客様宅が解体をはじめて約一週間。
作ったり直したりするのは大変な時間を要しますが、壊すとなるとあっという間だ

毎日進行具合を写真に収めてはお客様と共有しますが、やっぱり長く慣れ親しんだ家が壊れていくのはこみ上げるものがあるそうで。
そりゃそうですよね

大事に使ってきた50年間を思い返しながら、次の50年につなぐ家を作っていきましょうね
出番はまだかな~





      
天気がはっきりしないここ数週間でしたが、何とか外壁塗装を終えた物件。
海の近くらしい色味で仕上がりました。

ここから屋根工事に入ります。






      
アスベストの混入が禁止された直後のカラーベストは、一部の商品で塗装が困難な商材が存在します。
細かい層に分かれて剥離してしまうため、塗装後に屋根材そのものが剥がれ落ちてしまいます。

今回の屋根材が該当する商品であった為、既存屋根を温存し、カバー工法で葺き替えていきます。
写真はカラーベスト全体をゴムアス系粘着シートで覆っている様子です。
この後屋根材を葺き上げていきます。







            

少し前から濡れ縁の作成や、ウッドデッキの修繕、板塀の作成依頼が続いていました。
夏が近づいているのを感じますね。

窓を開けて、室内と自然の距離が近くなる季節。
ここ数年は夜でも暑い夏が続いているので、今年は少しでも過ごしやすいといいですね。

無垢材を使用した良いお仕事の依頼、ありがとうございました。





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軌跡

2023-06-15 09:24:28 | 
あんまりに忙しいと

「前まで一体何時ごろブログ書いてたんだ・・・」

と思いますけど、多分ちゃんと時間をとって記録していたんだろうなぁ
今日はちゃんと書いとこうと思います。






     
新築工事がいよいよ動き出します。
今回は建て替えなので、既存住宅の解体が始まります。

ここ数日はお客様と一緒に引っ越しを進めていました。

今回のお客様は、私が独立して最初にお客さんになってくれた、はじまりのお客さんです。
もう20年近く前になりますね。

当時は駆け出しなので、お客さんもどんなことなら頼んでよいのか、どの程度のことならできるのかと悩みながら相談してくれていたと思います。
傷んだ床の張替えから始まって、徐々に作業の内容に幅が広がっていったように思います。

写真の杉板も当時張り替えたもの。
この時はまだ父もいた気がする。

長年立ち寄らせていただいたお住まいですが、私も家も年を取り、もちろんお客様も年を重ねました。
そこへ息子さんが同居の話を切り出し、今回の建て替えの話が浮上してきました。

世代交代のタイミングで、ハウスメーカーに依頼する方も多いのですが、これまでの私たちの付き合いを息子さんも大切に思ってくださっていたようで、新居のほうも引き続き私たちが携わらせていただけることになったという訳です。

とはいえ、なかなか難航していました。

昨年にご相談いただいたものの、建築資材は月ごとに値上がりしていましたし、ここ最近の国の考えとしては新築物件の品質向上をテーマとしているため、「予算がない場合は無いなりの家を計画する」ということが難しくなってきたのです。

家自体のボリュームは限界まで縮小し、かつ生活しやすい環境、手入れをすれば長く使い続けられる住まいづくりを形にするまでに1年ほど掛かったということになります。

お客様自身が予算を増やしたり、打ち合わせに時間をかけたりという覚悟をしていただけたことが大前提です。
今後家を建てたいという方は、今まで以上に覚悟と予算が必要になる世の中だと痛感しましたね

我々にとっても今後は、より新築の機会は減っていくと思います。
毎現場ごとに「これで最後の新築」だと思いながら業務に打ち込んでいきたいと思いますね

そして20年後にまた、20年前の自分の仕事として振り返ることができるように。

また少しずつ工事の進捗状況も残していかなくては
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インスパイア

2023-04-28 18:02:38 | 





      




またしても少し前になりますが。

以前ベンチを作成させていただいた、松田町のフレンチレストラン「la table de rire 」(ラ・ターブル・ド・リール)さんからの依頼で背もたれをつけたいとのこと。
ボックス席のようにしつつ、背面にレコードなどやフライヤー、フリーペーパーなどをディスプレイできるようにという要望でした。






    
実はこのようなLP、CDをディスプレイできるような家具は20代のころからよく作っていて、そのきっかけは友人からの贈り物でした。

当時、大手のハウスメーカーの社員大工だった私は、社員寮に住んでおりました。
配属されて1年ほどだったので、仕事についていくのがやっと。

そんな時に同期の「つかちゃん」が、私の誕生日のプレゼントにとCD10枚ほどをディスプレイできる壁掛けを作ってくれたんです。
材料は現場の端材だと言っていましたが、仕事を覚えるので必死な中で昼休みを使って作ってくれたんだと、心を打たれた覚えがあります。
それから現在まで、同じようなデザインのものを変化させつつ取り入れているというわけです。

器用で細かい造作が得意だったつかちゃんも、私がメーカーを退職する前後に退社。
今では大工をやめて畑違いの仕事についているそうで、疎遠になりましたが。

社会人になって一番大変な時期を支えあった仲間の存在を、この種の家具を作るたびに思い出します

つかちゃん元気かな~

リールさんに出かけた際は「あ、これつかちゃんのね」と思ってください
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休まるということ

2023-04-26 21:17:50 | 





先日、秦野のお菓子屋さん「丹澤講房」さんでお仕事させていただいた折、店主さんから一冊のフリーペーパーを頂きました。
「フリースタイルな僧侶たち」というタイトルで、宗教、宗派の垣根を超えたお坊さん?ご住職?達が刊行しているものだそうです。

しかもテーマが「休む」という回ということで、個人的にはタイムリーなテーマでした。

休むということが難しい経済情勢に反し、働きすぎはブラックな印象を与えてしまう世の中で、体裁上努めて休むように努力して見せているような気がして、それで本当に身も心休まっているのだろうかと疑問に思ってしまいます。

紙面冒頭では、「休む、または降りる」という表現を使っていて、読んでいてとても腑に落ちたところがあります。
日常を生きていて、ふと素の自分に戻る瞬間。

本を読んでいるときでもいい、ゲームをしているときでもいい、車内で音楽やラジオを聴くときでもいい。
瞬間的に生業から降りる場面を作ることを意識するようにしてみては、というような書き方をしていた。

実は私は、このいつでも降りることのできる瞬間を多々持ち合わせています。
なので、連勤が続くときであっても日常的に開放される瞬間を使ってリフレッシュしているのだと思います。

今ちょうどハライチのラジオでも、個人的なユートピアを紹介するコーナーがあるけれど同様の意を感じてとても共感できる。
忙しい毎日かもしれない、休日を返上しているかもしれない、ストレスの多い職業かもしれない。
でもそんな毎日のほんの少し息継ぎのする場所を作れる自分であれば、世間で思われるほど疲弊せずに済むように思います。

フリースタイルな僧侶たちを読んでみたい、応援したいという方はぜひ検索してみてくださいね。
それからハライチのターンも聴いてみてください。
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再開

2023-04-23 18:09:09 | 
しばらく間が空いてしまいました。
理由があって更新しないようにしているというようなことは、以前にも書いていたかと思いますけれど。

「このまま更新しなくても特に何があるわけでもないな」というような気持になっているところに、息子から嬉しくなるような言葉を投げかけられまして。

子の成長は、親の思う数倍速いのです

まだ自分の父親がブログを書いているとは思いもしていない子が、数年後にその存在に気づき、父達の活動の記録や当時の思いみたいなものを遡って読むことができるというのも、ひとつの子育ての形かもしれないと仕切りなおしてやっていこうと思った次第です。

仕事自体は今年が始まってからずっと忙しくさせていただいてますので、ネタには事欠かないんでね。
また少し頻度を上げて更新していきたいと思います。
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