![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/45/ace2499c01a9213bd70ac299315434bb.jpg)
またまた登場、90歳の家の台所。
今回システムキッチンに変更するにあたり、一つの問題が。
写真では分かりにくいですが、出窓のように突き出した部分にキッチンを収めてあります。
恐らくスペースを広く取るために計画されたかと思いますが、現在のシステムキッチンで必要不可欠なレンジフードが取り付けられません。
早い話が換気扇が着かないんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/1d/039c550c4ad665a01e2a8d01918fe617.jpg)
台所に面した所を外から見るとこんな感じ。
窓のすぐ上が屋根なので、目線より上の部分に取り付けられる換気扇と屋根がぶつかります。
こういった場合はキッチンそのもののプランを変え、窓に面した所とは別の場所にキッチンを計画したりすることがありますが、奥様の強い意向でキッチンの位置は変えられませんでした・・・。
じゃどうするかと言うと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ad/f95f9d276bc5cc644410a5b18974f930.jpg)
屋根の部分をなくして壁を本屋根まで延長します。
これでレンジフードも取り付けられ、排気用のダクトを抜くための壁も作ることができます。
元より出窓の関係で吊戸が取り付けられない予定でしたので、思い切ってサッシも大きなサイズをチョイス。
軒の深い造りの日本家屋では、雨や直射日光に対して効果的ですが、日差しが中まで届かないと言うデメリットも。
これで奥の広間まで明るくなってくれるといいのだけれど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c8/0716b5ed123b472c8d94a61c275c607a.jpg)
明るさと言えば、屋根に明かりとりを取り付けた家事室。
家事室にはこのドアから入りますが、ここもやはりより明るくしたいところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/94/5dbb8b4ce114f164dd78f0962d1c58ef.jpg)
サイズアップした通風ドアを取り付けます。
室内が明るくなるだけでなく、施錠したまま換気ができるので、こもりがちな小さな空間にはイイと思います。
ドアの上には砲弾を装備してありますので、不審者を迎撃します。(ま、ウソだよね♪)
薄暗さは時として重厚な高級感を醸し出すけれど、やっぱり人も家も明るくなくては。
明日からも皆さま御協力くださ~い
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