このところ度々御紹介している、「シセロシスコ」さんに友人夫婦の出産祝いをオーダーしていました。
春に生まれたお嬢の為にと、桜の花びらをモチーフにした物をお願いしましたが、夫婦二枚の花びらで桜の舞う姿を表現するため真鍮製の花びらを中にあしらうとは驚きました♪
まぁ、春に生まれた子供の御祝いを何故今頃?と思われるかもしれません。
最近ではお母さんのおなかの中に居るうちに性別も分かるようになり、出産前に産着やおもちゃの贈り物をするのも珍しくないですが、実は出産のお祝いを早くに贈るのは縁起が悪いと言う言い伝えもあるんです。
と言うのも、最近では出産そのものがかなり安全な物と思われていますが、実際のところ今も昔もそのリスクは何ら変わりありません。
縁起云々でなく、子供が産まれて無事に育つかどうかと言う事が、手放しには喜べないと言う事を昔の人は理解していたのかも・・・。
以前も書いたかと思いますが、「一姫二太郎」の言葉が今も残っていることがそれを裏付けているのではないでしょうか?
病弱で育てるのが難しい男の子より、先に娘が産まれた方が二子の男の子は育てやすいと言うのが本来の意味。
嫡男を重要視していた時代背景が伺えますね。
・・・とは言え。
あんまり慎重になりすぎても、お祝いしたいと言う気持ちは伝わらないですからね。
また来年も元気に春が来るように、血の繋がりはないけれど、大工のおじさんと彫金師のおじさんが御祈願いたしましたよ。
遅れたけれど、おめでとう。
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