先日も少し書きましたが、秦野に通っていました。
今回施工させて頂いたハダノ浪漫食堂さんなんですが、直接工事の依頼があった訳ではなく
弊社としても初めての展開で工事をさせて頂きました。
同じく秦野市内に、北欧の照明器具を中心に扱っているお店ノルディスクリィスさんがあります。
私も時折こちらのお店で照明器具の仕入れをさせて頂くのですが
浪漫食堂のオーナーさんから、照明器具をうまく計画することで店内のイメージを一新したいと相談を受けたノルディスクリィスさん。
照明器具のプランニングという目線で改修工事をスタートすることになり、パートナーとしてお声が掛かったという訳。
これは有難い事です。
面白そう
浪漫食堂さんは、大正ロマンをコンセプトに都内の建築デザイナーさんと一緒にお店を作られて5周年を迎えられたばかりなんだそうです。
そもそも秦野は丹沢山を行き来する旅人たちにとっての歓楽街だったそうで、美容院や貴金属店が軒を連ねている名残もそこに由来するのだとか。
オーナーさんは当時の和洋折衷の怪しい雰囲気を演出したかったという事なんです
なるほどな~
オーナーさんに薦められて、徒歩圏にある喫茶店モントレーさんにも出かけてきました。
趣のある店内で、読書しながら珈琲をゆっくり楽しみたくなるような抜群の雰囲気なんですが・・・。
かなりの人気店でお昼時は満席
めちゃくちゃ賑わってました。
次は1人で三時ごろ来よう・・・。
職人さんと一緒にハンバーグスパゲティを食べてきましたが、アルデンテ無視の柔らかいパスタはバターの効いた優しい塩味で(普通にナポリタンも選べますけど)懐かしい感じの味で最高でした
今まで秦野ノーマークだったな
少し足を運ばなくては
諸々、諸々頑張りましたが、仕上がりはこのような感じです。
工事の途中経過や、内容ははしょります(笑)
はじめに相談を受けて、ノルディスクリィスさんと協議したのは視界に入る情報量を少し抑え、照明の数を減らすこと。
照明器具の効果的な活用を考えるのに、器具自体を減らすという選択をするというのは驚きでした。
器具そのものもダウンライトですっきりとさせ、梁上の間接照明で雰囲気を演出しました。
お店で取り扱っている器具を全く使用しないことが、今回のベストなプランニングだと考えられたようです。
今回、カウンター周りに制限して改修を行いましたので、限られた範囲で効果的に照明を演出しなくてはならないという大変難しいテーマでした。
ただお店の商品を強引に提案するのではなく、本当に必要な照明の効果だけを考えられていることに感心しました。
コロナ禍で、大人数での宴会が少なくなっている今なので、一人でもゆっくり飲める雰囲気を作りたいという今回のコンセプトにうまく落とし込めたと思います。
オーナーさんも満足のご様子です
それが何よりうれしいですね。
1週間ほどのお休みを頂いての改修工事となりましたが、最後まで楽しく携わることができました。
皆さんも是非お近くにお越しの際はお立ち寄りください
ハダノ浪漫食堂の皆様、ノルディスクリィスさん有難うございました
また何かありましたら~