アート三昧

今日は午後からお休みをいただき、こどもの夏休みの宿題をお手伝い・・・
なんでギリギリまで言わんのだ。

最後の最後で残ったのが美術鑑賞のレポートという事なので、まずは小田原清閑亭に参りました。







　　　　　　　　　　
丁度会期中だった「アートにタッチ」。
有形文化財に指定された、旧黒田別邸を会場としたグループ展です。

存じ上げている作家さんでは、飯室哲也さん、木下泰徳さんの作品が並んでおりました。
趣のある数寄屋造りの内装に、窓を切り取ったように透明感のある作品は木下さんの物です。








　　　　　　　　　
大磯に足を延ばして、大磯在住の画家「住谷重光・美知江」ご夫妻のアトリエに伺いました。

アトリエの改修工事をお手伝いさせていただいて七年近く経とうとしています。
良い意味で作りこまなかった空間は、作品と同居することでとてもいいバランスになっていると思います。

こちらでは、絵に取り組む姿勢、物事に対する視点と考え方など割と真剣に聞いている子の姿を見ることができました。
絵に限らず、大事なことの根底はみんな同じですから、いい勉強になったと思います。

立体造形作品まで一緒に作らせて頂きました。







　　　
さらに平塚美術館へ。

田澤茂さんと石井礼子さんの二人展が４日までの開催という事で鑑賞してまいりました。

妖怪や魑魅魍魎、風神雷神などが登場する作品が並ぶ田澤さんのブースに見入る息子。
たしかにこどもは喜ぶかもしれないです♪

私は魚眼レンズを通して見たかのような（それともちょっと違う）石井さんの作品がとても好きな雰囲気でした。
日常における自分の大好きな空間をできる限り欲張って詰め込んだような感じ。

日常の風景なのにねじ曲がって膨張した線が、非日常を感じさせる。
まだもう少し日にちがありますので、興味のある方は是非足を運んでください。

いや～ものすごい盛りだくさんな半日になりました。
今日と言う日が無ければ、テレビ番組の美の巨人についてのレポートになるところだったらしいので・・・

お父さんも仕事ばっかりじゃダメだな～

○○であって○○ではない。

また台風ですね

台風のたびに氣を使って養生、去って安心してまた養生の繰り返しです
それでも氣にかける現場があること自体有難いですから、出来る事からやっていきます。

さてさて、平屋の改修工事の最終段階。
屋根回りの残工事を板金屋と一緒に廻ります。

風雨の厳しい時こそ屋根や外壁と言った外部の重要性を感じますね。
暑い時期に一際頑張ってもらいましたが、もうすぐ終了。

お疲れ様でした。



　　　　　
内装は御客様が友達とセルフビルドを開始しています。

私が作成した家具も綺麗に塗装されていました
御客様とのコラボ♪




　　　　　　　　　　　　
今回、水回りも殆ど既存利用。

元々あったシステムキッチンの扉を建具屋さんに作り変えていただきました。
こちらも御客様が塗装を施しています

下駄箱も同様の仕上げ。
プロ並みですね～

とこんな具合で作業が進んでおりますが、残念ながら内部の完成した状態は見ることができないかもしれませんね～
御客様参加型の改修工事で、心残りが少しあるとしたらこの部分かな・・・。

工事の手を離れ、お引き渡しが済んで尚完成までのプロセスが残されている。
普段でしたら完成してからのお引き渡しですので、途中で手が離れているような錯覚に陥ります

でも、勘違いしてはいけない部分として、「はじめから御客様からお預かりしている御宅である」という事です。
工事現場であると同時に、御客様のお住まいである。

新築においても改修においても同じことです。
携わる職人さんはその部分を踏まえて作業に臨まなくてはね。

台風の被害が少しでも少なくあってほしいです。
ではまた明日♪



　　　　　

賜

　　　　　
　お世話になっている建具屋さんから頂戴した手道具。

新しい道具とか、最新の道具を手に入れれば勿論、気分が上がるものですが仲の良い人や親しい職人さんから貰う道具とかはちょっと違う嬉しさがあります。
大事に使います。

鮪の如し・・・

台風が過ぎて、忙しい一週間・・・。

朝早く出て、遅い時間に帰宅する毎日ですが疲れもなく、充実しています

平屋の改修工事は大詰め、新築物件の内部造作も着々と進んでおります♪
遅くまで一緒に作業してくれる水道屋さん、細部の納まりにアドバイスしてくれる建具屋さん、雨でも雨樋を吊り変えてくれる板金屋さん・・・板金屋さん？

台風がまた近づいているみたいですが、台風でも頑張るのか？板金屋さん
逸れてほしいね～

今週も有難うございました。
来週もがんばりま～す

一過

昨日の台風は物凄かったですね・・・。
あまりの雨量で、現在担当している現場を何度も行き来しました

他にも大雨のたびに心配になる御客様がチラホラ思い出されました。
ま、風雨のさなかに何ができるという訳でもないんですがね

とりあえず大きな被害もなくてよかったです。








　　　　　　
新築物件にはお風呂が入ります。

今、メーカーさんの受注状況は大変込み合っているという事で発注からかなりの時間がかかりました
この際ですから、ゆっくり的確に仕上げてくださいな♪

納品のトラックやら職人さんの車やらでいっぱいになってしまったので、改修工事の現場に移動






　　　　　　
大工工事も残り僅か。
御客様から支給されたオークの古材床を貼ってきました。

畳との相性が楽しみです

今日も現場には代わる代わる、建具屋さん、板金屋さん、サッシ屋さんが来てくれて賑やかに作業して行ってくれました。

楽しい現場ももうすぐ終わり。
厳しい暑さももう終わりかな～

二人三脚

今週は材料の揃わない新築物件は思い切って空けて、平屋の改修工事を進めていきます。

板金屋さん、建具屋さん、電気屋さん、水道屋さんと言った他業種の皆さんと一緒に作業します。
ある程度規模の大きな仕事にならないと、職人同士が顔を合わせることはあまりありません

一軒の家を一緒に作り上げたもの同士、交流を持てるのはとてもいいことだと思います。
何より楽しいですね♪






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
　
今回の私たちの業務は、御客様がセルフビルドで仕上げる為の下地作りの段階まで。

ここ数年、こういった要望が増えてきていますし、可能な限り対応していきたいと考えています。
ただし、御客様にもご理解が必要だと思います。

料理などでいえば、下ごしらえの状態で御客様に提供するようなもの。

通常であれば、完成後も工事業者が１００％工事責任を負う部分ですが、工事の一部を御客様が担う以上、その責任の一部を御客様自体が負う事になります。
自分たちの家を自分たちで管理し、手を加え、維持していきたいという自主性を持った御客様が増えているという事かもしれませんね～。

御客様の在り方が多様化しているように見受けられるかもしれませんが、本来１００人１００様の考え方がありますし、私たちはその個々に対応する必要があるはず。
メーカーさんにマニュアル化された接客ではなく、ひとりひとりの方の考え方に合った接客と業務内容を検討していきたいと思います。

需要は少ないかもしれませんが、町場の工務店の在り方の一つだと思います。

あけてもくれても

お盆のお休みをいただきまして、今日から活動再開。

・・・と言うか、昨日も台風騒ぎで出勤していたんですがね
大風で足場が煽られないように、板金屋さんに付き合ってもらって足場の養生ネットをたたんでおりました。

で、台風来ないし

休みも休まらない性

実はまだまだお休みが継続しているメーカーさんが多いので、今週もスロースタートになりそうです。
がんばってまいりま～す

オーク

今日は朝から友人の大工さんにトラックを出してもらい、作業場から持ってきた床材を貼りました。

無垢の楢（なら）材です。
家具などに使用される広葉樹で、なかなか高級品です

これまでの新築物件でも、床材は無垢の床材をお勧めしてきました。
無垢は、貼りあがってからも湿気などで痩せたり伸びたりしますし、割れやきしみがあったりします。

これは木材として自然なことですし、無垢を使用することはそれ以上にメリットの部分が強いと思います。
そのあたりは、実際に仕上がってから御客様に肌で感じていただくとしましょう♪


さて、友人の協力で二階の半分以上の床が貼れた時点で、明日からお盆休み。

今日までお世話になったお仕事と御客様に感謝して、暫し休息を戴きます
チームの仲間は明日まで作業する方もいらっしゃいます。
怪我の無いように頑張って下さ～い

海より山かな・・・

今日が山の日であるという事を１０時近くになって初めて気づく・・・
世間はお休みなんですな～

新築物件の方は下地組みがほぼ終わり、造作材の到着を待つばかりなんですが
建材メーカーさんは夏季休暇に入っているところもあり、このお盆休みの前後は材料が入りにくくなります。

お休み中の渋滞も相まってそれはもう大変です。






　　　　　　
とは言え、先を見越した材木屋のナイスな判断で、とりあえずこんだけ納品♪

また明日から作業が進められます
御休み明けもちょっと気になるな～






　　　
　　　

　　　　　　　
午後からは平屋の改修工事の現場へ。

屋根の工事で汗を流している鈑金屋と一緒に大工工事を進めます。
一昨日の暑さはかなりのものでしたが、今日はまだいささか楽か・・・な？

中で作業している人が言う事じゃないですね
ま、やんなきゃ終わんないですから頑張って頂くしかないですね。

倒れないように～






　　　　　　　
という事で、私たちもお休みを頂戴いたします。
１３日から１６日まで。

何かと忙しい毎日であることを御先祖に報告しなくては♪
あと少し、怪我の無いよう努めま～す

古き良き

個人的にも古い家や古いものが好きなので、同じようにそれが好きだという御客様の気持ちがよくわかります。

しかし、住まいの場合はなかなか頭を悩ませますね。

長年の風雨や夏の暑さに耐えてきた住宅。
大幅に手を加えなくてはならない箇所は同時に傷んできます。

見た目のイイ感じのヤレ具合が、実は深刻な劣化だったり。
そもそもその雰囲気を壊して手を加えることは、古い家を楽しむことと逆行していくのでは・・・。

御客様が快適に住める環境と同時にちょっとした不便を両立させ、時代と共に古びた雰囲気は残し安全性を高める。
与えられた費用の中でこのあたりのバランスをとっていくことは、なかなかに難しいです。

プロに頼めば、「安心、安全、快適」の比重が強くなり過ぎて、「古く、不便で不安定な、趣」が弱くなってしまう。
この辺の観点からＤＩＹが急速に広まっているのかもしれない。

どっちも大事であるだけにこの辺のバランスをどう考えるか、今後も悩みそうである。