安居楽業

神奈川県小田原市を中心に活動している工務店です。
 建築をはじめ、趣味のものなど紹介していきます。

たのしい毎日

2021-05-31 20:11:47 | 




築年数の経過した集合住宅の改修工事。

鉄筋コンクリート造の建物に無垢材の床は相性が良いです。
その他の仕上げもラワンベニヤとモルタルと統一感が出るように計画されています。

先輩大工さんのおかげで作業はバンバン進むのだ。









         
丹沢アートフェスティバルに参加されていた丹沢講房さん。

お菓子屋さんでありながら本も常設にて販売されていますが、このイベント期間中は販売窓口になっているシトロンブックスさんも在店されていて本のセレクトも若干変わっていました。

という事で京都在住の画家「junaida」さんの絵本を購入しました。
始めは宮沢賢治をテーマにした絵本という事で1冊ジャケ買いしましたが、帰宅してその秀逸さに感動して最新作の怪物園を含む3冊を追加購入。

イイおっさんが絵本好きで困る。
でも困らない素晴らしい作品です。

興味のある方は是非。









       
で、昨日の日曜日。
またしても出勤だったので、作業終了後に国府津へ。

初めて出かけた、レンタルスペースの「BLEND」にて1日限定で出店されていた39ドーナツへ。

大人気だったそうで、開店1時間半ほどで完売という大盛況ぶり。

コロナ禍で何かと元気がなくなりそうな世の中ですが、エネルギーに満ち溢れた方々は精力的に活動しています。
BLENDさん自体がイイ感じのスペースでしたので、その効果も相乗したようすでしたね。

偶然お知り合いにも会ってしまったりで、不真面目大工さんぶりが露呈してしまった感じですがそれも私らしくてヨシです
やっぱり楽しく過ごせる毎日が一番だ。
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お便り

2021-05-27 22:34:53 | 




今朝、御客様からLINEが届いておりまして
暫くお会いしていないながらも「ブログ見ていますよ」と言って頂いたのでまた頑張って更新していかなくてはと思った次第です。

忙しい毎日は充実しているものの、それに反して色々なことを考えたり、感じたりする時間もないぐらい没頭し過ぎ去ってしまうのであります。

それでは少し勿体ないな~

一軒一軒のお住まいに心を込めて臨んでいる事を、もう少し深く濃く刻んでいかなくては。
という考えも御客様から教えていただくのだと感じましたね。

今日からまた少しだけ気楽に。
肩の力を抜ける時間を少しでも多く設けていきたいと思いますね
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牛の歩み

2021-05-19 07:45:47 | 





 集合住宅の改修工事は少しペースを落として進行しています。
あまりないケースですが、工事に着手してから施主さんが内容を熟考しているため、作業も少し足踏み状態。

仕上げ材の選定や生活動線の検討など悩む気持ちはわかりますし、最後までお付き合いすることに心労はありません。
ただし、施主さんがこだわって、悩み、決定を延ばす以上、そこに掛かる費用と待機する間の時間の延長は必ず発生することをお忘れなく。

という事でできることからやっていこうと一緒に作業している左官屋さんを一枚

のんびり進めてまいりま~す
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ドラえもん視点

2021-05-19 07:34:57 | 

 筆が遠いな~
今年の梅雨は例年より早く訪れそうで、その影響からか今週は雨の日が多くなりそうです。
見積もりが溜まっているので少し現場に行く日を削って、ゆっくり作業しようかな。




        
先週の話。

半畳ほどの収納を有効活用したいというご相談。

少し前のお宅ですとよくある収納です。
今ではクローゼットという使い方も定着していますが、この当時の収納は「押入れ」以外の選択肢がまだあまりないです。

半畳のサイズで中段を設けても、布団もまともに入らない横幅。
確かに使い勝手は悪いですよね~



   



         
という事で書斎スペースに作り変えました。
この当時の押入れは壁や天井、床の仕上げ材も薄いベニヤ板で仕上げてあるだけなので、杉板を貼り増してあります。

カウンター上の本棚は奥行きの浅いものとして、机上のスペースを確保。
下段は画集など大判な本も入れられる奥行きの深い本棚にしてあります。

蔵書の多い施主さんにとっては、全部の本が入らないので、ここに入る本は吟味して1軍を選抜するそうです

こういうスペース、個人的には結構好きです。
半畳、1畳のスペースでこじんまり過ごすのもなかなか乙ですよ。





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やすまない話

2021-05-10 17:38:25 | 




なんだか本当に日曜日の施工依頼が増えています
勿論平日も予定があるのでずっと休めていません。

ま、いいんだけどね。

先日の事。

作業場に残材を運んできて、道具の手入れを始めたころ。
後ろに立っていた年配の男性に声を掛けられました。

「大工さんの○○さんはおられますか?」

○○さんというのは私の作業場の大家さんで、少し前に他界されてしまった。
普通はこのタイミングで解約になるところを、御親族のご厚意で変わらず貸して頂いている。

「○○さんは亡くなりました。何か御用でしたら御親族の方にお伝えしますが?」と私。
「うちの家は大手のメーカーさんに建ててもらったんだけど、その時の大工さんが○○さんでね。いつも調子の悪いところは見てもらってたんだよ」とのこと。

コロナ渦だからか元請であるメーカーさんは一向に来てくれず、リフォーム屋さんに問い合わせても来てもらえず、作業場まで訪ねてこられたという事。

「大家さんの手掛けたお宅でしたら、私で良ければ見ますが?」とお答えすると、喜んで承諾頂けたので、即伺って直してきました。

大家さんと一緒に仕事をすることはありませんでしたが、施主さんに頼りにされる良い職人さんだったことがわかりました。
血の繋がりも無ければ、師弟関係でもないのですが本当の意味での「後を継ぐ」というのはこういう事ではないかと思いました。

ただただ名前を継ぐ、会社を継ぐことだけでは真の継承にはならないと思います。

休みもないけど良い出来事もあって、また頑張れますな
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