つい最近の話ですが、こどもの学校の広報に「将来の夢」を書く欄がありました。
家族でもそういった話になったことはなかったのですが、息子の夢は「大工さんになること」だそうです。
今の世の大工さんがどういうものなのか勿論理解していないでしょうし、息子がさらに成長したそのころの大工さんがどうなるものなのかとなれば、私にも見当がつかないです。
ただ、自分の父親を見たこども達が「お父さんみたいになりたいな」、「お父さんの仕事楽しそうだな」と将来に希望を持てる存在として映っているなら、それは嬉しいですね。
大変なのはわかったうえでも笑って虚勢を張ることが、後に続くこどもたちの士気を上げることになるかもしれない。
つまらなそうに毎日出勤するお父さんじゃ憧れられないですからね♪
御彼岸の御中日に亡き父を想います。
父は「昔気質の職人はどんどん生きにくい世の中になるから」と跡を継がせてはくれませんでしたが(それでも別ルートで大工さんにはなりましたが・・・)、私は息子が一緒に働きたいと言ったとき、この仕事に活路を見いだせるような考えを齎すことができる人間となっていたいと思います。
さて、明日からも楽しく仕事に向かわなければ。