安居楽業

神奈川県小田原市を中心に活動している工務店です。
 建築をはじめ、趣味のものなど紹介していきます。

休まるということ

2023-04-26 21:17:50 | 





先日、秦野のお菓子屋さん「丹澤講房」さんでお仕事させていただいた折、店主さんから一冊のフリーペーパーを頂きました。
「フリースタイルな僧侶たち」というタイトルで、宗教、宗派の垣根を超えたお坊さん?ご住職?達が刊行しているものだそうです。

しかもテーマが「休む」という回ということで、個人的にはタイムリーなテーマでした。

休むということが難しい経済情勢に反し、働きすぎはブラックな印象を与えてしまう世の中で、体裁上努めて休むように努力して見せているような気がして、それで本当に身も心休まっているのだろうかと疑問に思ってしまいます。

紙面冒頭では、「休む、または降りる」という表現を使っていて、読んでいてとても腑に落ちたところがあります。
日常を生きていて、ふと素の自分に戻る瞬間。

本を読んでいるときでもいい、ゲームをしているときでもいい、車内で音楽やラジオを聴くときでもいい。
瞬間的に生業から降りる場面を作ることを意識するようにしてみては、というような書き方をしていた。

実は私は、このいつでも降りることのできる瞬間を多々持ち合わせています。
なので、連勤が続くときであっても日常的に開放される瞬間を使ってリフレッシュしているのだと思います。

今ちょうどハライチのラジオでも、個人的なユートピアを紹介するコーナーがあるけれど同様の意を感じてとても共感できる。
忙しい毎日かもしれない、休日を返上しているかもしれない、ストレスの多い職業かもしれない。
でもそんな毎日のほんの少し息継ぎのする場所を作れる自分であれば、世間で思われるほど疲弊せずに済むように思います。

フリースタイルな僧侶たちを読んでみたい、応援したいという方はぜひ検索してみてくださいね。
それからハライチのターンも聴いてみてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再開

2023-04-23 18:09:09 | 
しばらく間が空いてしまいました。
理由があって更新しないようにしているというようなことは、以前にも書いていたかと思いますけれど。

「このまま更新しなくても特に何があるわけでもないな」というような気持になっているところに、息子から嬉しくなるような言葉を投げかけられまして。

子の成長は、親の思う数倍速いのです

まだ自分の父親がブログを書いているとは思いもしていない子が、数年後にその存在に気づき、父達の活動の記録や当時の思いみたいなものを遡って読むことができるというのも、ひとつの子育ての形かもしれないと仕切りなおしてやっていこうと思った次第です。

仕事自体は今年が始まってからずっと忙しくさせていただいてますので、ネタには事欠かないんでね。
また少し頻度を上げて更新していきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共感

2022-03-04 20:36:47 | 


   「私にとってSNSに載せる言葉は未来の自分に残している言葉なんです」

今日、会話の中でとてもいいことを話してくださった方がいて。
自分もあまりブログは読み返しませんが、時折ふと数年前に遡ると当時の自分がどんなことを考えていたのか、どんなことを感じていたのか未来の自分として見ることができるので、とても共感できる言葉でした。

じゃ未来の自分へ。
今日は携帯捨てたくなるような嫌な出来事があったぞ(実際見えないとこに置いて今日は見ないのだ)

それでも何年後かにはへっちゃらで忘れていますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理由は案外そんなこと

2021-06-27 21:24:10 | 




            
 日曜日も仕事で出ることが多いので、ちゃんと休みが取れる日曜のみ夕飯に私がカレーを作ることにしている。
少し多めに作っておけば、翌日の一食分ぐらいまでは妻もゆっくりできるだろう。

それ以外全く料理はしない。

たまに作る父親の料理というのは案外家族から評判が良いモノである。

家計を預かり、月ごとの生活費や献立を考えて買い物をする妻と違い、仕入れは金額を無視して吟味している。
その他の家事をこなしながら料理をする妻と違って、一食だけに思いのまま時間をかけることもできる訳だ。

これでそれなりに美味くなければ作る意味なんかないぐらいのもんです

でもたまには違う事に没頭する時間もなかなか大事な気がしているので、続けては行こうと思っている。
娘さんの食事を作り続けてきている先輩がいるけれど、あの人は流石に大したお父さんだな~

それでもカレー以外は今後も作るつもりはない。

料理が嫌いな訳でもなんでもないけれど、できれば1食でも多く妻が作った料理を食べておきたいと思うのだ。
子どもたちにとっても、母親の手料理の記憶というのは一生のものだと経験してきているので。

おうちで家事を手伝わないお父さんが居ても、理由はそんなところだと思ってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お便り

2021-05-27 22:34:53 | 




今朝、御客様からLINEが届いておりまして
暫くお会いしていないながらも「ブログ見ていますよ」と言って頂いたのでまた頑張って更新していかなくてはと思った次第です。

忙しい毎日は充実しているものの、それに反して色々なことを考えたり、感じたりする時間もないぐらい没頭し過ぎ去ってしまうのであります。

それでは少し勿体ないな~

一軒一軒のお住まいに心を込めて臨んでいる事を、もう少し深く濃く刻んでいかなくては。
という考えも御客様から教えていただくのだと感じましたね。

今日からまた少しだけ気楽に。
肩の力を抜ける時間を少しでも多く設けていきたいと思いますね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族会議

2021-01-14 07:51:38 | 
  


      
 友人から聞いた話。

彼の家では、年始に家族会議を開き、各々のその年一年の目標や他の家族への要望、意見などを発表し記録しているのだそうだ。
さらに月一で定期家族会議を設け、目標に対する進捗状況などをまた各々発表、記録しているのだという。

へ~
こういう取り組みをきちんと実践している御家族があるものなんだなぁと感心しました。

自分以外の人間に対して、自分の考えを発表する癖がついていくのは今後もとても良いと思います。
自分がどう考えているかなんて他人にわざわざ伝える必要は無いし、公約を掲げなければそれが実行されようがされなかろうが他人から非難されることもない。

ただ、自分の考えを他人に伝えるというのは、単純に自分の意向を他人に伝えるだけの効果があるわけではないのです。
実際に口に出すことで、自分自身がどうありたいかという再確認に繋がります。
分かっているつもりで、自分のことが一番分かっていなかったりしますのでね

まだ一月なので、我が家も取り入れてみようかなと思います。

それにしても良い家族には良い習慣があるものだなぁ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぜんぶはむり

2020-09-07 23:05:11 | 



沖縄、九州地方で猛威を振るった台風9号、10号。
例年に比べて梅雨明けも遅れましたし、この時期に台風が10号となるとあと10個前後は台風が発生しそうな雰囲気ですね。

ここから勢力の強い台風が関東圏に来ることも十分考えられます。

ニュースを見ながら、少し前に読んだ中野義壽さんの「ぜんぶ、すてれば」を思い出しました。
中野さんは文中で、身軽でいることを薦めています。

持ち家も車も持たず、高級な物も持たない。
常にそこに帰るという概念が無ければ、いつどんな時でもどこへでも行けるのだと。

今回のような自然災害が起こるときも、守る家が無ければ影響のないところへすぐ旅たち、安全なところで仕事に従事することができる訳です。

ひとつの生き方としてとても共感しました。
・・・今の人生が無ければですけど

身軽ではないけれど、毎日家に帰りホッとする自分もまた幸せなのだ。
必死に守ろうとして失ったとしても、命があればまた作ればいいと思う。

命の危険が迫るような規模の自然災害は極力少なくあってほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5000日まであと少し

2020-05-11 21:43:52 | 
  ブログ開設から4776日

と書いてあることに気が付きましたので、キリ番でもなんでもないですが今日はこのブログについて少々。

今やSNSが浸透して、ブログなんていうものをどれだけの方が見てくれているのか・・・。
著名な方のものならまだしも、そこいらの工務店さんのブログですからねぇ

以前私のブログを見てくれた先輩の職人さんが「あんなブログなら私でも書けるって嫁さんが言ってたぞ」と言われて苦笑いした思い出があります。
別に特別なことをしているつもりもないですし、続けることで集客につながるとも思っていません

じゃ何なのよって話なんですけれど

過去の投稿を読んでいて、私自身が「ごく限られた場所でしか聞こえないラジオのごとく」と表現していたのを見つけました。

誰にでも聞いてもらえる番組でなく、誰にでもしっくりくる話題でもなく。
それでもどこかの誰かにひっかかるようであれば、自分に近いタイプの方とのコミュニケーションになるかもしれない。
ま、そんな気持ちで続けておるのかもしれないですね。

自分と波長の合う人を見つけること自体難しい世の中ですので、一方的に繋がりにくい周波数の番組を続けていきたいのであります。
誰も読んでないかもしれないけど読んでいる体で、細々続けていきたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想いを巡らす事で何もできなくなること

2020-04-17 21:32:23 | 
 先月の話になるけれど・・・。

いつもお世話になっている御客様から、お住まいの修繕依頼を戴いていた。
「時間のある時で構わないからいつでも来てくださいね」と言われたものの

外出自粛が求められる中で言われるがままに伺って良いモノなのか。
断りにくい状況で「今日伺ってよろしいですか?」とお伺いを立てるのも失礼ではないのか。
もし、このことがきっかけで感染させるようなことがあれば、お客様御家族だけでなく近隣の方々をも不安にさせるのではないか。

などなど考えだしたらどうにもできず、ご連絡をせずにおりました。

そして昨日。
お客様から再度ご連絡があり、事情を説明。

「外出できない時こそ、生活に必要な設備に不具合が出ては困る。というより既に不具合が出ているの。何かあっても受け入れられる信頼関係だと思っていたのは私だけかしら」と御客様。

なるほど

毎日目まぐるしく状況が変わっていく中で、「いつも通り」があってはならないのではないか?という錯覚にすら陥ります。

人命が第一。
そのうえで、私たちがお役に立てる事はいつも通り尽力する。
この時、自分に対して御客様に対して、周囲に対して出来得る限りの配慮をすることこそが大事だと思います。

明日にはまた葛藤が生まれるかもしれないけど(自粛なんだか委縮なんだか)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温度差

2020-04-09 19:51:37 | 





  緊急事態宣言が発令されて2日経ちます。

人がどう対応されているかは別として、私としては発令前から気にしていることを継続して行っています。

通常であれば、お見積もりの依頼や現地調査、相談等御客様との打ち合わせはできるだけ効率よく1日に詰め込むようにしています。
自粛要請が出たあたりからは、1日の打ち合わせ等は2件までに減らし接触する人数を減らしています。
在宅のリフォーム工事は、緊急性が無ければ先延ばしにさせて頂いているので、現場で作業する機会も大幅に減っています。(体重は増える一方)

国がどうのというより、不特定多数の方と会っている私が御客様のお宅に伺う事で、不安にさせてはいけないという理由が一番のところなんですが・・・。
新築物件の打ち合わせ等もご家族全員での話し合いは避け、お一人だけお呼び立てするようにしているので、何やら少し寂しいです

今日は二件目の打ち合わせが湯河原だったのですが、すれ違う車のナンバーを見ると都内や他県の車が多かったです。

このへんの温度差ってどこまで行っても消えない気がしますね~
1日も早く収束して、子どもたちが安心して外で遊べる日が来てほしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする