山口市の吉敷(よしき)に、天神山という、ごくごくちっちゃい小山があり、そこ、石のナニカだらけです。
登って反対側に下るのに、何も見ないで通れば3分とかからないんですが、見はじめると30分はかかるという。
この天神山は、吉敷招魂場でもあります。
このすぐ隣に館があった吉敷毛利家が、慶応2年11月に作ったもの。
幕末京都での戦死者から四境戦争、戊辰役、西南戦争、日清日露、太平洋戦争まで幅広くカバー . . . 本文を読む
お墓が好き、というのも妙なんですが、一人の人が存在した証という感じがして、私はお墓が好きです。
名の知れた人でなくても、なんかちょっとでも略歴が書いてあると、つい読み入ってしまいます。
こちらのお墓。
本藩騎士沓屋兵衛安倍勝之墓
沓屋源三郎安倍勝重 嫡子 兵衛勝之
明治元年戊辰 会津征伐之節 五月晦日
隊の名前は書いてなかった…。
「騎士」って呼び方は何を指すんですかね?
諸隊の兵士 . . . 本文を読む
去年の7月31日・8月1日のブログにも書いた、防府市の桑山(くわのやま)招魂場にまた行ってきました。
っつか、横通ったので上がって来たというか(小山なので「上がって」って感じ)。
八重桜満開で、おお~と言いつつ歩いてたら、
あらま、山田亦介の招魂墓。前に来た時気付かなかった気がする。
ここ桑山招魂場は、小山の中腹を平らにして拓いた、御楯隊(みたてたい=長州の幕末諸隊のうちの代表的なものの . . . 本文を読む
何回行ってもわからなかった史跡の場所がわかりましたぁぁ!
こちら で書いたとおり「地元人が探しときますよッ」と安請け合いしたものの、マジで見つからん…
そのまま年も越してしまいまして…。
困った時の、山口市文化財保護課様
いきなり行って
「スイマセン~、錦小路サンと広沢さんのお墓が、看板に従って行っても行き止まりで見つからないんですけど」
と聞いたら(内心、打てば響くように返答があるとは思っ . . . 本文を読む
見つからない史跡、というか、どこにあるのか、近くまで行ってもいまだにたどり着けない史跡があります。
この間、ももちぃさんとみんかさんが巡った時に「わからなくて挫折した」というので、「よしよしジモッティが探索しましょう」と軽く考えたのだが…。
3回行っても見つからんッッ
七卿落ちで山口にやってきてこの地で亡くなった錦小路頼徳(にしきこうじよりのり)の墓。招魂場でもあります(他の招魂場は戦死した諸 . . . 本文を読む
で、続いたりする。
桑山招魂場の招魂墓の一部。
桜山ほど整然としてなくて、しかもいくつかの塊で散在してるんですよ。なんでじゃ…
そして、ほえーーと見ていたら、所郁太郎の招魂墓を発見したのでした。
なぜか上がとがっていない これまた謎です。
最初に戻って、「櫻山招魂場」の歌
おくれてもおくれてもまた君たちに
ちかひしことをあにわすれめや
高杉東行晋作
あはれ . . . 本文を読む
たまにはマジメなことをだらだら書こう。←イヤ、整理して書けよと
「吾輩は猫である」の愛読者なら「招魂社」という言葉を知ってるでしょう。
国事のために戦死した人の霊を神として祀る場所です。
招魂社、招魂場などと言っていましたが、その後ほとんどが「靖国神社」や「護国神社」になりました。
そういうと、あまりいい印象を持たない人もいると思う。
でも幕末諸隊と太平洋戦争頃の大日本帝国軍とでは、軍のカラー . . . 本文を読む