昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」にはほんとに期待していました。
37年?38年?ぶりの幕末長州ということで(そう、あの「花神」は超名作です)。
でも、毎週楽しみにして見ていたのは松陰が生きてた間くらいで、だんだんお義理で見るくらいになって、禁門から後は本当にどうでもよくなってしまいました。
なんといったらいいのか、脚本に不快なことが多かったんです。
主人公があれにもこれにも首を突っ込む。当時の女性 . . . 本文を読む
私しかうひょうひょしないネタ。
「あさが来た」でお馴染みの五代才助(友厚・薩摩藩)、日赤作った佐野常民(佐賀藩)、アタシの(←ヤメロ)松岡磐吉(幕臣)は、みんな長崎海軍伝習所同期生(二期)である。
まあ箱館戦争で松岡が沈めちゃった朝陽艦長、中牟田倉之助(佐賀藩)もそう。
ちょっと面白いのは、当時は幕臣と諸藩士の間には大きな身分差があったのに、伝習所では仲良しとまではいかなくても、普通に知り合 . . . 本文を読む
年末から、ふとした拍子に幕府艦船「奇捷丸(きしょうまる)」の原名を調べていました。伝わってるのは「タパンニョー(ta-pang-nyo)」。
当時英国から買った船には、中国絡みの名前がついているのがけっこうあった。太江(ターキャン。日本では大江丸)とか仁記(ジンキー。日本では順動丸)みたいに。
でも彼女たちには漢字表記が併記されているのに、奇捷丸だけはそれを見た記憶がないんです。
そこでFaceb . . . 本文を読む
「柴草を刈りに行った若いし(衆)が、オウコウ(棒)の先にふんどしをつけて、わあーっといって、涼山の東、長尾から山をおりて来て、「敵が来たーあ」 と、の者をたまがした(脅かした)そうです。
ちょうど、そのときゃ、前原騒動の残党、町田一味が萩で反乱を起こしていて、山口からも討伐隊が出動したりして、みんなびくびくしていた矢先だったので、そりゃたまげたでしょういのう(びっくりしたことでしょうね)。 . . . 本文を読む