11月に入り、朝晩がめっきり寒くなってきました。早起きがつらくなってきています。
前回の遠征で撮影したもう一枚のカットをようやく処理しましたので、アップします。
天体写真ばかりは撮影しっぱなしではどうしようもなく、画像処理が必須のため、
どうしても「絵」にするまでに時間がかかってしまいます。
今回も、1枚できたのでもう一つは後で・・・と思っているうちにずいぶんと時間がたってしまいました。
写真はアイリス星雲とおなじケフェウス座にあるNGC6939と6946です。
散開星団のほうがNGC6939で渦巻き銀河のほうはNGC6946になります。
散開星団はほとんどが天の川に沿って分布していますが、このNGC6939も例外ではありません。
天の川の近くですから、たくさんの微光星が写っています。
NGC6946の距離は天文年鑑によると1790万光年と銀河にしては近く、
わが天の川銀河やアンドロメダ銀河などとともにLocal group(局部銀河群)を形成しています。
散開星団はもちろん天の川銀河の中の天体ですので、距離は大きくてもせいぜい1~2万光年といったところですから
近いとはいえ、NGC6946のほうが1000倍も遠くにあることになります。
そんな目で見ると、一枚の写真にも少しは奥行きを感じることができるでしょうか。
実はこのカット、この日の撮影計画にはなかったのですが、同行した友人に勧められ、
「ついでだから・・・」と撮った写真でした。
意外にコントラストよく写せましたので、撮った本人も少し驚いています。
NGC6939-6946
12.5cm 屈折 直焦点 LPSP2フィルター
10分露光×4枚
キヤノン EOS 5D MkⅡ(赤外改造)
栃木県日光市
前回の遠征で撮影したもう一枚のカットをようやく処理しましたので、アップします。
天体写真ばかりは撮影しっぱなしではどうしようもなく、画像処理が必須のため、
どうしても「絵」にするまでに時間がかかってしまいます。
今回も、1枚できたのでもう一つは後で・・・と思っているうちにずいぶんと時間がたってしまいました。
写真はアイリス星雲とおなじケフェウス座にあるNGC6939と6946です。
散開星団のほうがNGC6939で渦巻き銀河のほうはNGC6946になります。
散開星団はほとんどが天の川に沿って分布していますが、このNGC6939も例外ではありません。
天の川の近くですから、たくさんの微光星が写っています。
NGC6946の距離は天文年鑑によると1790万光年と銀河にしては近く、
わが天の川銀河やアンドロメダ銀河などとともにLocal group(局部銀河群)を形成しています。
散開星団はもちろん天の川銀河の中の天体ですので、距離は大きくてもせいぜい1~2万光年といったところですから
近いとはいえ、NGC6946のほうが1000倍も遠くにあることになります。
そんな目で見ると、一枚の写真にも少しは奥行きを感じることができるでしょうか。
実はこのカット、この日の撮影計画にはなかったのですが、同行した友人に勧められ、
「ついでだから・・・」と撮った写真でした。
意外にコントラストよく写せましたので、撮った本人も少し驚いています。
NGC6939-6946
12.5cm 屈折 直焦点 LPSP2フィルター
10分露光×4枚
キヤノン EOS 5D MkⅡ(赤外改造)
栃木県日光市
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