テスト撮影

暖かいといっていたら天が怒ったのでしょうか。今朝はとても冷え込みました。
当地アメダスによると－８℃。この冬一番の寒さでした。

寒いのは苦手ですが、たまには天体写真を。
中古ですが望遠レンズを入手しましたので、テスト撮影です。

このレンズが登場したのは今から２０年も前です。
描写力が優れているのか、いまだにカタログ品でもあります。
最近ようやく値もこなれてきましたので（ということは新型が出るのかもしれないですが）、
ポチッとしてしまいまいました。

同様なスペックのレンズを持っていたのですが、
そちらのほうは銀塩時代のレンズですのでピントがやや甘いのと、
中間絞りが使えないのが欠点でした。

テスト撮影をしてみて評判通りの良いレンズであることが分かりました。
開放絞りからなかなか良い星像で、絞るにしたがってさらに向上します。
彗星を撮影するときのような短時間露光の必要な時は開放絞りが使えます。
ただ周辺減光が相当ありますのでフラットの補正が必要になるでしょう。

写真は開放から１段絞ったＦ４で撮影しました。
ブログ用に解像度を落とすとき、そのままでは星がノイズのように見えてしまいますので、
処理でわざと星像を大きくしてあります。
光害の中からの撮影ですので、写りはよくありません。


ふたごの足もと（トリミングあり）
キヤノン　EOS ５Ｄ　MkⅡ（赤外改造）
ＥＦ２００mm Ｆ２．８Ｌ（Ｆ４）
１分３０秒露光×８枚
埼玉県鳩山町