鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

センサー赤道儀のモータードライブ化(2)

2014-07-04 17:53:28 | 工作
EQ5用のモーターを赤道儀に取り付けるには、赤経軸のウォームギアに歯車を取り付けます。

セットにはクラッチ付のギアがついているのですが、軸径6ミリ用でした。
センサー赤道儀のウォームギアの軸径は8ミリなのでこのままでは取り付けられません。
穴径を広げればよいのですが、クラッチ機構のために余裕がありませんでした。

クラッチを分解してみますと、ボスのない歯車を締め付けて駆動力をオン/オフする機構になっています。
(モデルとなったビクセン社と同じ形式です。)

コントローラーに8倍速がついていますので、クラッチは必要ないと判断して、
付属の歯車を直接にギアシャフトに取り付けることにしました。


旋盤で歯車のボスを削りだします。

真鍮の丸材に8ミリの穴を開けます。


偏心を避けるために、アルミの丸棒をチャックにくわえ、8ミリΦに削ります。
この棒にボス材を止めて削ります。


ボス材は歯車の内径よりほんのちょっと(2/100ミリくらい)太く削ります。


ギアをガストーチで熱し、焼きばめして完成です。


コメント
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