きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

木彫りのレリーフニス仕上げ

2016-04-19 19:50:51 | 木彫り
今日は、ニスを塗って仕上げる。
いよいよ、完成に近づいた。

◎ニスは、透明クリヤーと、つや消しクリヤーと、ペイント薄め液を
1対 1対 2で混ぜて塗る。

ニスのテカテカしたツヤが苦手なので、
いつも、つや消しで仕上げているが、
これは好みなので、透明クリヤーと、ペイント薄め液を
1対 1でもいいと思う。

ニス塗りは、充分乾かせて、木の表面に被膜が出来てから塗り重ねる。
(これ鉄則‼︎)


いつもは一晩置いて塗り重ねるのだが、
お天気もいいし、時間もないので、
2時間ほど置いて、3回塗り重ねた。

いよいよ最後の工程

ニス塗りが終わると、木工用ボンドで2枚のレリーフを貼り合わせ、

しっかり固着するまで、重石をして置く。

そして🎊
木彫りのレリーフ、HAPPY BIRTHDAY …完成



明日、荷造りして、島根に送ろう。







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木彫りのレリーフ着色

2016-04-19 00:39:17 | 木彫り
前回は、サンドペーパーをかけるところまで紹介した。

今回はとの粉塗り
との粉は、化粧下地クリームと同じ役目をしてくれ、
木の導管を埋め、着色やニスが乗りやすく、ムラ無く塗れる。
だが、との粉は土の粉なので、塗布後の後処理が大変なのだ。

省いてしまうことも出来る。
どうしようか?…と、迷ったが、
塗ることにした。

黄との粉と熱湯を1対1で解くのが基本だが、
私の場合は、導管の細い品材を使っているので、
熱湯を多めに入れ、濃度を薄めにして使用する。
ちょうど、ポタージュスープ位。

溶いたとの粉液に、少量に膠液を入れ、よく撹拌し、
刷毛でムラにならないように塗る。
半乾きに状態の時に、布で木肌に擦り込む。
板の側面は特に丁寧に擦り込む。

この状態で一晩置き、完全に乾燥させる。


今朝、乾いたとの粉を、刷毛で擦り落とした。
彫りが細かいので、力を入れて擦ると、欠けてしまうので、
優しく、丁寧にする必要がある。

細かい彫りの間は、楊枝で取り除く。
あぁ~しんど
地味で、手間のかかる作業だが、
この作業の手を抜くと、最後の仕上がりに、大きな差が出るので、
特に丁寧さが必要だ。

板の表面のとの粉を拭き取り、いよいよ着色‼︎

最初に、茶色のベースコートを薄め、全体を塗る。


着色には、トールペイント用の絵の具を使用。
今回は、透明感のある絵の具を使用して、
淡く着色をした。

2枚目の部屋の飾りにも、着色していたが、
重ねてみると、色がゴチャゴチャして、主役の少女がボヤけてしまった。

部屋の飾り部分の色を削り、やり直した。



これで、着色は完成。



いよいよ明日は仕上げのニス塗りだ‼︎





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木彫りのレリーフサンドペーパー掛け

2016-04-16 17:46:19 | 木彫り
熊本で大きな地震が発生して、その後も大きな揺れが頻繁に続いていた。
時間を追うごとに、被害は拡大し、
倒壊した家から救出される人もいるが、
不幸にも亡くなられた人の数も、増えていた。

20年前、私も大きな地震を経験している。

その時の恐怖が蘇ってきて、心の古傷が痛んだ。

避難所にいる人の食事もままならない状況を思うと、
申し訳なくて、食べかけていた朝食の箸も止まった。

災害後のライフラインが復旧するまでは、
不自由な生活を強いられるだろうが、

1日も早い復興と、
熊本の皆さんに笑顔が戻ることを願った。

朝から、昨日の木彫のレリーフの続きを始めた。
彫りを少し直し、サンドペーパーを掛けた。

これは、室外ですること!
マスクとエプロンも必須のアイテム!😷

サンドペーパーは240番を使用。

広い平らな所や、板の側面などは、四角い発泡スチロールに巻いて磨くが、
私の場合、彫りが細かいので、
細く切ったサンドペーパーを細かく折って、その角を使って、
細かい彫りの間を磨いている。

サンドペーパーは最後の彫刻刀…と昔教えられた。
それだけに、大切な作業だが、
私はこの作業が苦手‼︎

とにかく面倒くさいし、地味で根気のいる作業だ。

苦手を押し殺し、根気のいる作業に没頭すること4時間あまり…
3時過ぎから、風が強くなったのを機に、
磨きを終了した。


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木彫りのレリーフ少女の顔

2016-04-15 23:09:00 | 木彫り
お昼前に田舎から帰ってきた。

3週間振りにベランダに立つと、
海の色も、日差しの明るさも、随分違っていた。

暖かいので、ベランダにテーブルと椅子を出して、
昼食をとった。

テーブルの上には、パンとコーヒーとミルクだけ、
粗末極まりない食事だが、
誰にも気を使うことの無い食事は、
素直に胃袋の中で、あぁ~美味しい!…と感じられた。

サッサと食事を終え(これも1人だから、出来ること)
木彫りのレリーフを持ってきて、
彫り始めた。

今日は少女の顔を仕上げたい。





少女の顔が彫れた。

細かい作業に集中していたせいか?
思いの外、暖かかったせいか?
2時間近く彫っていると、頭がクラクラして来る。

休憩を取りながら、更に彫り続けると、
暖かかった風が、少しヒンヤリとしてきたのを感じ、
時計を見ると、ハヤ6時になっていた。

随分日が長くなったものだ。
6時でもまだまだ明るいが、
木彫りも1段落ついたので、ベランダを片付け部屋に入った。

3週間も留守にしていたので、冷蔵庫の中には何も無い。

うどんを湯がいただけの夕食、
昼食も夕食も、栄養不足になりそうな食事だが、
木彫りの作業が、順調に進んだこともあって、
心は充実感と幸せで満たされていた。

夕食後、
TVの音だけを聞きながら、また彫り始める…
一応彫りは完成‼︎




一晩置いてみて、明日の朝、納得がいけば、
サンドペーパーをかけて、仕上げに入る…が、

これで良し‼︎…と思っても、一晩置いて見ると、
気になるところがいっぱい出てきて、
これで良し‼︎とは、そう簡単にいかないのが、常である。

明日は、何処まで作業が進められるだろうか?
いつも、予定は未定。





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木彫りのレリーフ急がなきゃ‼︎

2016-04-14 22:37:55 | 木彫り
今、必死になって木彫りのレリーフを彫っている。

2日前、島根の木彫りのお教室から、
お稽古のサンプルを急いでほしい!と、連絡があった。

さぁー大変大変!急がなきゃ‼︎

サンプルは完成していないが、
材料だけでも、先に送ろうと思い、
昨日、電動のこぎりでカットして、今日、宅急便で送った。

昨日は、ここまで


今日1日頑張って彫って、ここまで



余り進んで無い様に見えるだろうが、
テーブルの上のお皿やグラスを彫り、
2枚目のレリーフは、ほぼ彫れた。


あとは細い修正をして、
少女の顔を彫って、彫りを完成させる。

その後、
との粉を塗り着色2枚の板の貼り合わせニス仕上げ…と
作業をする。

順調にいっても、1週間から10日は掛かりる。

サンプルが遅れて、お稽古に支障が出ては、申し訳ない。
1日も早く完成させたいが、手抜きはしたく無い。

今は頑張る事と、
作業が順調に行く事を、願っている。



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