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きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

いけばなの造形美と自然美

2019-11-07 08:41:00 | 生涯学習大学
今日の生涯学習大学「宮水学園」
芸術コースの講座は、

「いけばなの造形美と自然美」

講師は生真流(しょうしんりゅう)
四世家元 川岸慎園さん

まだ若い48歳

「こんなにたくさんの大先輩の前で、
話をするのは初めてなので、大変緊張しています」…と。

でも、講義は時々笑い声も起こり、
楽しく、大変分かりやすかった。

花道には、たくさんの流派が有り、
花のいけ方も、それぞれ違う。

TVでよく観る仮屋崎省吾さんのいけ方とも、生真流のいけ方は違っていた。

生真流…
私は、初めて聞く流派だったが、
明治20年創流
今年で133年になる。

初代は未生流で、
それの流れを汲んでいるそうだ。

いけばなの歴史は、🌸🌹🌺🌼
奈良、飛鳥時代、仏教の伝来と共に、
仏様に備える「供花」が始まり。

「いけばなの基本.大切な二つの言葉」

*虚実等分…自然の姿を生かし、いけばなの型にいける。

*陰陽和合…陰(花の裏)陽(花の表)
陰陽和合を整えることが、美しさの本意、
美しさは「和合に尽きる」

講義の後は、いけばなのパフォーマンス

瓶花の基本等を解説しながら、
花器にいけて見せていただいた。

赤い実の付いた枝物に、(名前は忘れた)
赤や白やピンクの菊の花を、見事にいけていく。
見ていると、楽しそうで簡単そうだが…

いとも簡単そうに見せる…のが、
才能で有り、技術だと思う。

この後、「いけばなを体験しませんか」の呼びかけに、

受講生4人が舞台に上がって、
用意されていた、
いけばなの体験をされた。

それぞれ違う花器に、違う花をいけられたが、
それぞれの個性が出て、素敵だった。👏

いけばなの、造形美と自然美…
講義を聴きながら、染色にも、相通じるものがあると…感じた。

とても、勉強になった。









コメント
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