今日の生涯学習大学「宮水学園」
芸術コースの講座は、
「いけばなの造形美と自然美」
講師は生真流(しょうしんりゅう)
四世家元 川岸慎園さん
まだ若い48歳
「こんなにたくさんの大先輩の前で、
話をするのは初めてなので、大変緊張しています」…と。
でも、講義は時々笑い声も起こり、
楽しく、大変分かりやすかった。
花道には、たくさんの流派が有り、
花のいけ方も、それぞれ違う。
TVでよく観る仮屋崎省吾さんのいけ方とも、生真流のいけ方は違っていた。
生真流…
私は、初めて聞く流派だったが、
明治20年創流
今年で133年になる。
初代は未生流で、
それの流れを汲んでいるそうだ。
いけばなの歴史は、🌸🌹🌺🌼
奈良、飛鳥時代、仏教の伝来と共に、
仏様に備える「供花」が始まり。
「いけばなの基本.大切な二つの言葉」
*虚実等分…自然の姿を生かし、いけばなの型にいける。
*陰陽和合…陰(花の裏)陽(花の表)
陰陽和合を整えることが、美しさの本意、
美しさは「和合に尽きる」
講義の後は、いけばなのパフォーマンス
瓶花の基本等を解説しながら、
花器にいけて見せていただいた。
赤い実の付いた枝物に、(名前は忘れた)
赤や白やピンクの菊の花を、見事にいけていく。
見ていると、楽しそうで簡単そうだが…
いとも簡単そうに見せる…のが、
才能で有り、技術だと思う。
この後、「いけばなを体験しませんか」の呼びかけに、
受講生4人が舞台に上がって、
用意されていた、
いけばなの体験をされた。
それぞれ違う花器に、違う花をいけられたが、
それぞれの個性が出て、素敵だった。👏
いけばなの、造形美と自然美…
講義を聴きながら、染色にも、相通じるものがあると…感じた。
とても、勉強になった。