きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

美人画を彫るNO7

2016-10-19 08:29:24 | 木彫り
6️⃣着物を彫る

細い指や小さな顔に比べて、体はふっくらと丸い。

遠距離感の無い平面的で、簡素化された線なので、
どこが下がって、どこが上なのかよくわからなくて、
迷いながら彫った。

見直すたびに、ここはこうだろうと思っていたことが、
違うように見えてきたりもする。

大方は想像で彫った。

最初の段階で、奥と手前と、その中間と、
3段階に高さを荒彫りしていたので、
ここでは細かく掘り進めていく。

袖のドレープは、浅丸刀や印刀、三角刀で彫る。
ドレープの大きさで、使う丸刀や浅丸刀の大きさを変える。

襟の重なりや袖口の重なりも段差をつけて、印刀や平刀で彫り、
重なりの多いところの木端は、綺麗に印刀や平刀で、削って置く。

帯も、ヒダを寄せながら、丸刀や三角刀で彫る。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする