花嫁道具だった洋裁！

洋裁や編み物が、花嫁道具の一つとして出来るのが当たり前の様に言われていた時代に、娘として育った。
当然、洋裁も編み物も基礎だけは身につけたが、
本格的なものが、作れるほどの技術は無かった。
結婚して、子育てが一段落した頃から、
仕事帰りに、梅田で夜間の洋裁教室に通い、再び学び始めた。
教室オリジナルの定規で、基礎からコートまでのパターンや縫製を習った直後、震災が有り、通う事が出来無くなると、洋裁からは自然と遠ざかってしまった。
そして、自分で染めた生地で、洋服を縫うと言う夢も、夢のまま萎んでしまった。
それが最近、またまた洋裁に興味が湧いて来た。
振り返って思うと、洋裁を習ったはずなのに、大した服も作れない悔しさを、20年近く心の中に溜め込んでいた様で、
その悔しさが突然…否、必然的に吹き出した様だった。
再度、洋裁を始めたものの、市販の型紙や、本の型紙があれば作れるのだが、
自分の好きなデザインから型紙がおこせない。
そんな悩みを染色教室でMNさんに話したら「いい本が有るからプレゼントするよ」と言ってくれた。
それから4～5日もしない内に、郵便受けに本が届いた。
感激‼︎
一気に読んだ！
基本のパターンから、色々なデザイン展開が、写真入りで詳しく説明されている。
見頃のパターンに、襟や袖の好きなパターンを組み合わせれば、オリジナルのデザインが出来そうだ。
1回目は失敗してもいい！
失敗しても、一歩踏み出すことが、前進するには大切な事！
20年前に使っていた定規を出し、
縮小製図を思い出しながら書いて見た。
ところが、覚えていたはずの知識も、仕舞い放しでは、消費期限切れになる様だ。
20年の空白は大きい！
それは年月の長さだけでは無い。
記憶力の衰えや、重ねた歳に感じる。
20年前に帰りたい～‼︎‼︎

エプロンを作った！

4月のお稽古日 3回の内 2回がキャンセルになった。
急に暇な時間が出来た。
何もしなくても1日は過ぎてしまう…が
“時は金なり’’と言うことわざもある。
時間を無駄にするのは、もったいない！
それに、何もしないでじっとして居るのは、大の苦手の貧乏性！
そこで、その時間は洋裁をすることした。
最初に孫のキュロットスカートとお人形の服を作った。
これが意外に可愛く出来、
気を良くして、次は帽子を作った。
始めての帽子作りだったが、
以前から作りたかった物。
制作は楽しかった。
そして今日、エプロンが出来上がった。
もう10年以上も、タンスの中で眠っていた生地を引っ張り出して作った。
生地も、やっと日の目を見て、喜んで居るのでは…。

次回は、生地を染めて、作ってみよう。
2週間で、3点制作した。
結構やるねぇ～ 私