きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

新緑の若宮神社

2014-05-05 21:49:59 | 田舎日記
朝から良いお天気!
洗濯や家事を済ませ、芝桜を見に行くと父に告げて家を出た。
若宮神社の前の道は、図書館に続く上り坂で、
その道の片側の側面に、今年も芝桜が咲いている頃だと思って来た…が、
目の前に見える芝桜にガッカリした。
もう花は終わったのか?
それにしても、花株の数もずいぶん少ない。
昨年は、側面のコンクリートが見えない程、一面芝桜の花が咲き誇っていたのだが、
今年は、格子になったコンクリートの隙間に小さな株が一株植えられているだけで、コンクリートが丸見えになっていた。
今年はどうしたのか?
市も財政難なのだろうか?
綺麗な花に似つかないリアルな事を考えると、芝桜は一層寂しく見えた。
道の反対側の若宮神社に入った。

先月来た時には、満開の花だった桜の木も、すっかり姿を変えていた。
その新緑の大きな枝は、初夏の様な暑さには、ちょうどいい木陰を作ってくれる。
人影の無い境内には、ザワザワと緑の葉を揺らして風が吹き、
遠くで「ホーホケキョ」と鳴く鳥の声が聞こえてくると、
自分が俗世界から遠く離れた場所にいる様な勘違いをしてしまう。
あぁ~ いいなぁ~‼︎
誰もいないのをいい事に、声に出して叫んだ。
このまま此処に座っていれば、身体中が緑色になるのでは…そんな妄想に耽っていたが、帰りの時間が気になり腰を上げた。
芝桜は残念だったが、
心も自転車のペダルも、やけに軽く感じていた。







コメント
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